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ライバルはエレファントカシマシ

「大スターになりたい」と語った宮本さんの"ココロをノック”してみた

9月19日Eテレで放送された

SWITCHインタビュー達人達「宮本浩次×挾土秀平」より

「大スターになりたい。」の宮本さんの言葉。

私なりに少し紐解きたくなり、ノートに書きこんだことを整理ついでに書き綴ってみようと思う。

それは、東京は赤羽、宮本さんがかつてエレファントカシマシのメンバーと共に過ごした今は廃業している行きつけの店にて。
宮本さんはソロ活動についてこころのうちを精査して語っていた場面である。

この撮影は緊急事態前の2020年1月。その頃の宮本さんの状況を思い出してみると、エレファントカシマシ新春ライブ2020が無事終わり正に、「宮本、独歩。」ソロツアーが着々と形づいていった頃。
会報の情報では1月にはソロツアーの舞台衣装の撮影が行なわれていたと記してあった。

想像するに気持ちは3月の自身初のソロアルバム発売とソロツアーで気持ちはいっぱいだっただろうか。

「仲間がいるから帰る場所もある。」の挾土さんの言葉は、根っこには宮本さんは思っているに違いない。と、私も思っている。
でも、この時期はついこの間の新春ツアーで「一時帰宅」したばかりだったし、本当にソロとしての第一歩が大きな塊として身を結びつつある意気込みの時期ではなかったろうか。

この時期発売の雑誌インタビューでもソロを成功させたい強い強い気持ちを語っているし時期がリンクしている。

そんな気持ちを回想していくと「大スターになりたい」は目立ちたがり屋さんのみやじさんらしい言葉だなあと微笑ましくもあるし、2020年1月の時期なら納得も出来る。

そして、宮本さんの拠点は「宮本浩次」であるという・・・。
挾土さんが「バンドが拠点」と言われたのを制してソロの光とバンドの光の違いをおっしゃったのが印象的だった。

そこで、次は「拠点・宮本浩次」を紐解いていこう。

同じ日放送された“SONGS”大泉洋さんとの対談にて。
自粛期間の過ごし方について(時期でいえば2020年4~5月頃か)、有難いことにInstagram「写真日記」を連日更新してくれていた頃の同時進行で、昭和の歌謡曲を1日1曲カバーすることを課していた(確か、雑誌インタビューでもカバーしていることは言っておられましたね。)。

耳で覚えてギターで奏でる。
時間がたっぷりあったから、たくさん聴きこんだだろう。

そう、宮本浩次の原点のひとつは“歌謡曲”。

幼い時から耳慣れしてきたメロディと歌詞。多分小さい宮本さんは意味も分からず「音(おん)」で覚えた歌詞に、改めて大人になった(しかもおじさんになった)宮本さんが歌謡曲の歌詞に触れて彼自身のピュアなココロを震わせたのだろう。
歌詞の主人公になって歌の中に入り込んでいったみやじさん。
感受性の豊かな宮本さんを号泣させた昭和の名曲達。

昨年もNHKの番組でこれらの一部を披露してきているが、自粛期間でやるべきことがまたひとつ新たに定まったのかな。
それが後に「ROMANCE」というソロカバーアルバムとして形づけられたのであろうか。

おそらく、バンドの頃からぼんやりと思っていたことが、徒手空拳で動き出したソロプロジェクトに徐々に宮本色に彩られて今や、「独歩」から進化しつつあるかとも。そう、次のステップへと歩み出しているように思える。

この時点でもう一度この言葉を置いてみよう。

「ソロ活動をどんなことがあっても絶対に成功させたい」
「どんなことがあってもバンドよりは売りたい」
「大スターになりたい」

もうひとつ置こう。
宮本さんが何度も口にしている。

「エレファントカシマシも大切」

目下、宮本さんの最大のライバルはエレファントカシマシ?
とてつもなく大きな壁だ・・・。

本当に素直な人だと改めて思う。

大人になればそんな真っ直ぐな想いも社会の見えない掟に阻まれ、いつの間にか遠慮が美徳化されていく中で宮本さんは忘れてはいなかった。長い間封印していたのかもしれないけれども、宮本さんは埋もれさせてはいなかった。
 

♪ハレルヤ
大人になった俺たちゃあ夢なんて口にするも野暮だけど
今だからこそ追いかけられる夢もあるのさ

大人になった俺たちゃあ夢なんて口にするも照れるけど
今だからこそめざすべき 明日があるんだぜ
 

埋もれさせていなかったから「拠点は宮本浩次」と言えたのだろう。

バンドに出会う前の赤羽台団地の1室と渋谷の合唱団の幼き宮本さんの拠点がなければ、バンドもなかったかもしれないし、エレファントカシマシで紆余曲折しながら曲を作っていなかったら今の宮本さんもなかったかもしれない。

その両方があるから、宮本さんの半生に去来したソロへの想いが結びついているはず。
 

話をSWITCHインタビュー達人達「宮本浩次×挾土秀平」に戻そう。

そういう自粛期間を経て前回の収録から半年後、2020年7月挾土さんの倉庫に招かれた。
目をキラキラ輝かせてもてなす挾土さんの壁たちを目の当たりにして、同じく目をキラキラ輝かせていた宮本さんが、「挾土さんの作品には優しさがある。作品にお題はあれど、みんなに元気をしたい幸せになってほしい気持ちが伝わってくる。」と、感想を述べていた。

いや、いや、宮本さんにも同じことがある。ドラマの主題歌等のタイアップという課題から己を表現し、人々に元気を与えてくれている。

コロナ渦で奪われた歓喜・情熱や汗から静かな感動や綺麗なもの、鳥肌が立つほどの想いを発信させることを挾土さんは言っておられた。

宮本さんはファンを熱意と汗とゾクッとするほどの狂気と色気で魅了してきた。これからは50代の視点から自然体から宮本さんの個性から鳥肌が立つほどの想いを発信してくれるかな(挾土さんのお言葉をお借りいたしました。)。

50代から動き出したソロ活動に挾土さんが1月に代弁してくださったあたたかい言葉

「今、本当に自分の声で自分の歌を届けたいんだね。」に、宮本さんはこころの中で首を何度も縦に振っていただろう。

40代後半で耳の病を患い(今は完治されています)、人間としての体力の限界や老いを実感し、自身も残された時間を丁寧に考えるようになったであろう宮本さん。

挾土さんは人生の逆算をするようになり、宮本さんは『冬の花』で
「わたしという名の物語は 最終章」と表現した。

挾土さん「出来ていないことをやることが、自分を知ることになる。」

改めて、今しかないのだ。

自分が死ぬその日まで(長生きしたいといわれております!)やりたいことをやりつくす。
 

♪パワー・イン・ザ・ワールド
ここは一体何処だ?
21世紀の ここは東京だ

気に入った場所は何処だ
何度も探し辿り着いた
やっぱり飽き足らない
やれやれ俺また探すんだ
全部使い尽くせ
おのれの全部使い果たせ
やっぱり飽き足らない
死ぬまで俺走るんだ

枯れ果てた大地の一輪の花
 

私のココロにも何度も問うてみた。
宮本さんには今それは何?

正しくソロである。

小さい時からの原点に戻り、立ち返って昭和の名曲を歌い
それと持って生まれた才能とエレファントカシマシで培ったキャリアと。
今まさに花咲くとき。

もちろん、エレファントカシマシを忘れてはいなくて、
自分がソロを経験することで最近ではソロでエレカシを歌ったりすることで、新たな境地を見出しているところなのか。エレファントカシマシの宣伝にもなるのなら、

それは、エレファントカシマシを超えること。

宮本さんの壮大な目標値が今ここにあるんだ。
54歳宮本浩次さんは大きな夢の実現に歩み出している。

そんなことを考えていたら、「SONGS」で初披露されたあの曲がキュンと効いてきた。
 

♪夜明けのうた
夢見る人 わたしはそうdreamer
明日の旅人さ
月の夜も 強い日差しの日も
歩みを止めない
 

50代でも輝いていたいというみやじさん。
 

♪P.S.I love you
雨の日傘をさすように 歩いてゆこう
ゆこう ゆこう 大人の本気で さあ 立ち上がろう

立ち上がれ がんばろぜ
バカらしくも愛しき ああこの世界
I love you I love youいつまでも輝きもとめて
ああ 愛してるぜ日々を
P.S.I love you

晴れた日 自然に足どり軽くなるように
ゆこう ゆこう 大人の旅路は着の身着のままがいい

立ち上がれ がんばろぜ
はかなくもうるわしき ああこの世界
I love you I love youいつの日も喜びもとめて
ああ 愛してるぜ日々を
P.S.I love you
 

人生の応援歌に宮本さんも挾土さんも重ね合わせられる
扱う品は違えども根っこは宮本さんと似た者同士。
こころがまっすぐでピュアでカッコいいお二人にこれからも幸あれ!

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