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2017年10月12日

Rinrin (16歳)
46
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彩色された世界

おいしくるメロンパンに出会ってから

世界の見え方が突然 何かの影響で変わるなんて事を経験したことはないだろうか。まるで違う道を歩いているかのように、普段の見慣れた景色が変わって見えたのは私がおいしくるメロンパンに出会ってからである。

私は幼い頃から音楽が好きで、よく動画サイトやCDなどで暇さえあれば音楽を聴いていた。動画サイトで新しいバンドを探索していたら、おいしくるメロンパンに出会ったのだった。

私が初めに聴いたのはおいしくるメロンパンの代表曲でもある『色水』であった。

「色水になってく 甘い甘いそれは」

と始まっていくこの曲は 夏の爽やかさを感じさせる軽やかなテンポでありながら、どこか切なさを感じさせる曲であった。
私個人は夏といえば出会いの季節であり、青春する イベント盛り沢山なイメージがあったため、夏の曲で切なさを感じるのは不思議な感覚があった。

また「流し込んだ空の味」「夏の終わりは通り雨の香り」「茜色に溶けだした」

などの歌詞は色や香りなど実際に想像しやすく、いろいろな情景が思い浮かび自然と自分と重ねて聴いていた。

またMVを見るとバンドメンバーのバックには色とりどりの風車が沢山ある。風が吹くと廻る風車から、風のように去っていったあの夏のことをふと思い出してしまう。

おいしくるメロンパンの歌詞はわかりやすい詞で表されている訳ではないのだがスっと心に染みていく部分が多いと感じる。まるで文学作品の様だとも思った。

この『色水』を聴いてからあんなに苛立っていた夏の暑さも愛おしく感じていた。

また9月27日に発売された2ndミニアルバムの『indoor』に収録されている「look at the sea」ではまた雰囲気の違う夏を味わうことができる。
この曲の中に何度も出てくる
「醒めないでいてね」
という歌詞からは夏の暑さと一緒に今の気持ちが冷めて欲しくないという思いが感じられる、切ない曲ではあるがまた「色水」とは違った切なさを感じさせる曲である。

自分が思いを寄せている相手には汚れて欲しくないし 他の誰にも触れてほしくないものだ。その素直な思いを真っ直ぐに歌っている。恋の相手に求める欲求や願いの様なものを改めて感じさせてくれた。

これが決め手!という何かがあるわけではないが、自然と価値観が変わっていったのは自分でも不思議であるが心地よい気もした。

このようなおいしくるメロンパンの曲を聴くようになったから 私に世界の色をより鮮明に見せてくれている。
空、水、植物、服などがより鮮やかになり毎日外に出かけるのが楽しくなった。

私のように見える世界が変わるなんて凄い力を持っている音楽はやっぱり大好きで、私の人生には絶対に欠かせないものである。
これからもおいしくるメロンパンを含める音楽の影響を受けならがら、少しずつ自分の世界が彩られていくことがとても楽しみで仕方がない。

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