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2017年10月20日

chihiro (25歳)
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ひとりぼっちの私と銀杏BOYZと

峯田和伸に抱きしめてもらった日

2017年10月13日金曜日17時すぎ。九段下駅から武道館まで銀杏BOYZ「骨」を聴きながら、下を向いたまま一人歩く。有給までとり、この日に備えていたのに、高ぶりとか、興奮とかまで感情が到達できず、正直、緊張していた。

物販のスタッフは開演までには間に合わないから、並ぶなと案内するほど、会場自体は、ファンの熱量で埋め尽くされていた。

開演前の武道館内には、忌野清志郎やら森高千里やら、峯田がリスペクトする人たちの曲が流れていて、峯田が近くにいることがより感じられ、さらに緊張感が増した。

ほぼ定刻で峯田とサポートメンバーが現れる。

「hello my friend そこにいるんだろ」

新曲「エンジェルベイビー」の歌詞を使い私たちに呼びかける峯田。

峯田がそこにいるように、私もここにいて、クソみたいな毎日を必死に生きてきたこと、自然と出てしまう涙で気づく。

銀杏BOYZを好きになった10代のあの頃とは違い、社会の理不尽さとか、人付き合いとかにも、上手く適応していける大人になっているはずだ。

だが、峯田はそんな私を、まだ10代の頃の純粋な私に連れ戻そうとしてくる。
日々の中で、自然としている我慢とか無理とか、惰性とかから、ぶわぁーっと解き放たれていく。

古くからのファンの中には、最近の銀杏BOYZや峯田に対しての厳しい言葉も最近は目にする。

そんな人たちに、私は言ってやりたい。

「もう、一度、銀杏BOYZ、峯田に会いに行け。身体中に打ち付けられるような爆音の音楽と、峯田の歌に激しく心を揺さぶられた後に、峯田が抱きしめてくれるから。」と。
 

21時すぎ、武道館を後にする。
武道館から九段下駅まで、銀杏BOYZ「骨」を聴きながら、上を向いて一人歩く。

星こそは見えなが、雨は止んでいた。

ライブ帰りの人達の顔は、好きな人に会った後のような、愛おしさとか、充実感とか、優しさが滲み出ていた。

みんな峯田に抱きしめてもらったんだ。

クソみたいな毎日を生きていかなくてはいけないけど、峯田の言葉もを借りるなら

「生れてきて良かったと思った日はないけど、生きて良かったなと思う日はあって。」のように、
これからも生きてて良かったと思う日に出会うために、銀杏BOYZの音楽と共に生きていこう。
 
 

本当に本当にありがとう。
また会おうね、銀杏BOYZ 峯田和伸さん。

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