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2017年11月29日

りりー (26歳)
60
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私の音楽観を変えたトリビュートアルバム「PAUSE」

ストレイテナーへの多大なるリスペクト

『トリビュートアルバム?
彼らがやるから、彼らの曲が好きだから聴いてるのであって他のアーティストがするなら興味ない。』
そんな私の偏屈な考えを変えたのが「PAUSE」。それは、ストレイテナー結成20周年の記念としてリリースされたトリビュートアルバム。初めはそれほど興味がなく買うつもりもなかった。しかし、アーティストが発表されると好きなアーティストが名を連ね『それなら聴いてみようかな。』なんて軽い気持ちでアルバムを予約した。

特に今回は、どのアーティストがどの曲をするのかは明らかにはされておらず『あのアーティストはあの曲だろう』、『あのアーティストにはこの曲をして欲しいな』と考える過程も楽しかった。

2017年10月8日
LINE LIVEでの視聴会で私は度肝を抜かれた。
『彼らがこの曲をするの!』といった予想とは違う組み合わせはもちろん、原曲に沿ったアレンジもあれば、オリジナリティ溢れるアレンジも目立つではないか。
中でも、1番印象的だったのはACIDMANの「SIX DAY WONDER」だった。クライマックスに差し掛かるとストレイテナーの代名詞とも言える「Melodic Storm」のメロディーが聴こえてきたのだ。一瞬曲が変わったのかと思ったが、やはり「SIX DAY WONDER」であった。その時私は、ACIDMANのストレイテナーへの敬愛を強く感じた。
そして何より楽しみにしていたのは、ストレイテナーのセルフカバー曲「SAD AND BEAUTIFUL WORLD」。私がテナーを聴き始めて間もない頃、ライブで初めて耳にしたこの曲はライブの後も忘れられず、居ても立ってもいられず急いで検索したことを今でも思い出す。また、この曲は2013年の武道館公演前の投票でぶっちぎりの1位を獲得している。今回収録されているのは、その当時のリアレンジバージョンでありリスナーとしては感慨深いものがあった。
視聴会を終え、『テナーの曲だけどテナーじゃない』、『○○っぽいけどテナーの曲』、けれどどの曲も違和感はない。かといって全く別の曲という訳ではなくやはりストレイテナーの曲なのだ。私が勝手に作り上げていたトリビュートアルバムのイメージは覆され、なんと言い表せばよいのか言葉が見つからなかった。ただ一つ言えるのは、どの曲もストレイテナーの生み出した原曲の良さを残しつつアーティストの個性が程よく滲み出てその曲のもつ魅力を最大限に引き出しているということだ。

そもそも、トリビュートには『称賛・賛辞・尊敬・感謝』といった意味がある。「PAUSE」は、ストレイテナーに対する後輩からの敬意、同志からの賛辞や感謝、先輩からの称賛で溢れていたのだ。

大前提として、ストレイテナーの作り出した原曲が好きだ。しかし、私はトリビュート版の魅力を知ってしまったのだ。CDを手にしたその日から、気がつけば何度も何度も繰り返し「PAUSE」聴いていた。
私にトリビュートアルバムの真意に気づかせてくれたのは、魅力を教えてくれたのは「PAUSE」でありストレイテナーだ。
これからは、そのアーティストが好きだからこそトリビュートアルバムを聴いていきたい。

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