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2017年11月29日

みく (15歳)
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ありがとうチャットモンチー

チャットモンチーに支えられた日々

私に前を向かせてくれたチャットモンチーは解散発表でさえ前向きだった。本当にどこまでもかっこいい。

チャットモンチー、「完結」を発表。

二人のコメントを読んだら、チャットモンチーに助けられた今までの出来事がたくさん浮かんで自分にとってのチャットモンチーの偉大さを再確認した。無性に寂しくなって涙が溢れて心の底からチャットモンチーに感謝した。チャットモンチーに出会えていなかったら私はどうなっていたのか想像もつかないほど、チャットモンチーは私の生活の支えだった。

『ここだけの話』を聴いてスキップをした、『CAT WALK』を聴いて明日も頑張ろうと思った、『ミカヅキ』を聴いて泣いた日々を忘れる事は無いだろう。

私が小学校三年生のとき父が家で『シャングリラ』をかけた。覚えやすくて口ずさみたくなるフレーズ。キラキラしたハイトーンボイス。すごい説得力。貴方の曲を聴いている私は幸せだって叫びたくなった。それからずっと頭の中でリピートして離れない。その日は一日中ルンルンだった。

あるとき母がパートを始めた。小学校から帰っても誰もいない。部屋が無音なのが寂しくて、父の持っているアルバムの中から『シャングリラ』が入っているという理由だけで『生命力』を選び、流した。はじめは漫画を読みながら聴いていたが途中で漫画を閉じた。歌詞がストレートに伝わりすぎて漫画のセリフなんて全く頭に入ってこない。初めて聴いた曲なのに一言一言が脳に直接伝わってくる。耳で聴いているのか疑った。

「ミカヅキになりたかった 広い夜空の中で たったひとつ 星よりも大きく輝く光 しゃべらなくても 誰かが見上げてくれる」『ミカヅキ』

ミカヅキになりたいと思える人なんて素敵だと思った。私なら太陽になりたいと言ってしまう。明るく照らす光になりたいと思ってしまう。そうではなく、“無条件に自分の存在を認めてほしい”というあまりにもわがままで誰でも思ってしまう率直な気持ちに心惹かれた。太陽は眩し過ぎて何も見えない。まずは自分の輪郭をはっきり見てもらおう。私は見栄を張るのを辞めた。小さな成長だった。

それから毎日のようにチャットモンチーの曲をかけた。誰もいない部屋で。そして母が帰ってきた音がしたら慌ててCDを元の場所に戻す。私がチャットモンチーを好きなことは“ここだけの話”にしておこうと思った。

中学校一年生のとき合唱の伴奏のオーディションを受けた。チャットモンチーのように今の自分の全てを弾いた。“ミカヅキ”になりたくて。大好きな担任の先生が私の演奏を聴いていた。そして泣いた。チャットモンチーのように音楽で心を動かす事ができたなんて信じられなくて嬉しくて嬉しくてたまらなかった。ミカヅキに一歩近づいた。

その恩師が亡くなった時も私はチャットモンチーを聴いていた。私を見上げてくれた人がいた事を胸にこれからも頑張ろうと思えた。

高校に入学し私は軽音部でドラムを始めた。そして大好きな二人のバンドメンバーに出会えた。これからも音楽をしたい。一生懸命練習して上手くなって誰かを支えられるようになりたい。ミカヅキに近づいたあの日のように誰かの心に響く演奏をしたい。

そう思えたのもチャットモンチーのお陰です。本当にありがとうございました。そしてこれからもチャットモンチーは私の人生の支えです。
「でも誰かに残った思い出は 生き続けるよ でも誰かに残った思い出は きっと生き続けるよ」『CAT WALK』

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