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2017年12月4日

スウィートスター (46歳)
88
この数字はTwitterやFacebookでのリツイート・いいねなどの反応数を合算して算出しています。

人生は何度でもRESTART、間違いだらけさ

エレファントカシマシを、あなたは聞いたことがありますか。

さあ、人生のRESTARTだ。

あなたは、人生を楽しんでいますか?どんな人になりたいですか?
毎日が楽しくて、仕方がないなんて言う人にこそ、白々しさと、うそぶいた腹黒さを感じてしまうのは、私の腹黒さからか。

宮本浩次という人は、世の中に噛みつき、自分を理解してくれない人や、出来ない人を挑発した。自分のありのままを、さらけ出し生きてきた。これは、よく考えれば、恐ろしくて出来ないものだが、彼の感情を自分自身もコントーロール出来ないまま、デビューから突っ走った。宮本の才能を、誰もが認め、そして自分自身も、自信に満ち満ちスターの道が開かれていると、信じていた。自分を信じて進まなければ、この世界で生き残れるはずもない。自分に正直に生きてきた。不変の真理、人間とは何ぞやを、突き止めようと。誰の共感を得ずとも、自分の信じた感性のままに。また、それを支えるマニアックな人たちにも恵まれた。
しかし、セールスは伸びない。また、売り方の媒体にも偏りがあり、一部のファンから広がりを見せない。私自信も、若い頃にテレビで噛みつく、宮本に対し、心配になるような鋭さを感じた。尖ったデーデにも、奴隷天国にも、それは言っちゃいけないと教え込まれた幼少のしつけが、私にブレーキをかけていた感情が、解放された。
「ばかやろう」人には言わないそんな感情が誰にでもあるはずだ。なぜ、言わないんだ。そう、幼稚園児に聞いてみるがいい。「人を傷つけることは、言っちゃダメなんだよ。自分が言われて嫌なことを言っちゃダメなんだよ。」
なるほど、なのだが、これが人間の感情をどれだけ押さえつけ、自由を奪ってきたのか。愛想笑いして、へらへらと嫌いな人にもおべんちゃらを言って、人と争わず、自分の心を傷つけて、どれだけの人が自分を殺して生きているのか?
会社に行きたくない人、学校に行きたくない人、人間関係に疲れた人、もう何もかもがいやだ、自分すらもいやになったなんて思っているあなた、「エレファントカシマシ」を聴いたことがありますか。エレファントカシマシ、宮本浩次に触れたことは事はありますか。いいこちゃんの、あなたにこそエレファントカシマシが扉をあけてくれるはずです。もし、悪い子ちゃんのあなただとしても、あなたの奥底に潜むいい子ちゃんを呼び起こしてくれるはずです。
さぁ、少しの行動を起こしてください。それが、あなたのRESTARTになるのです。
あなたの、やってやろうぜという気持ちを呼び起こすのです。
デビュー時の、尖った、俺の歌をわからない奴が悪いんだというような、若さとどこか間違えてしまったような売り方と、それに嫌悪感を露わにする宮本浩次。真剣であれば、あるほど普通人とはかけ離れていく。しかし、間違っちゃいない。自分を信じること、あきらめることをしなかった宮本浩次。中学1年からの同級生、石森敏行、富永義之、富永の高校の同級生、高緑成治。この3人を引き連れ、「絶対売れるから」と、曲を作り、デモテープを持って回る宮本。自宅に引きこもり、すずめや、からすを眺める。どぶの夕日を見つめていた。昔の東京に憧れ、文明の利器を嫌い、火鉢生活の20代。世は、バブル真っ只中のこの時代、時代に逆行していく、宮本。軽いPOPMUSICを毛嫌いしていた宮本が、事務所を解雇されてから変わっていく。人に受け入られてこその音楽。それを、自分も実は望んでいたということに気付き、ライブハウスで実験しながら、次の機会を視野に「悲しみの果てに」「四月の風」を作っていくのである。ピンチは、チャンス。間違いない。ピンチにこそ、人間の計り知れない力を発揮できるのである。決して、自分の人生、投げやりになってはいけない。宮本はライブでこう言う、「お互い様だぜ、エブリバディ」「さぁ、頑張ろうぜ」「歩くのはいいいぜ、後ろに行ったっていいんだぜ、時間がない、走れー」。
苦しい人ほど、「頑張って」という言葉を嫌う。しかし、宮本の「さぁ、頑張ろうぜ」には、一緒に頑張ろうぜが感じられる。俺も苦しんでる。俺も苦しかった。でも、今年のエレファントカシマシは違う。30周年の記念の47都道府県ツアーも3月から始まり、5月の北海道からは、全てでソールドアウト、手に入りにくいプレミアムチケットとなった。51歳のメンバーの毎週末の全身全霊の舞台も、12月9日富山で終了だ。

ツアーの間には、宮本自身の心境の変化により、セットリストを変えたりしながら、自分自身に折り合いをつけながら進んできた経緯もある。宮本自身が言っているように、ツアーをしながら、新曲を作り、MVを撮り、リハーサルもやるということは、メンバー全員、ヘロヘロだったようだ。しかし、この一年、メンバーもファンのエビバデ達も充実した素晴らしい一年となったに違いない。
私自身も、今までにない心の充実感を貰い、ファン同士の交流を通じて、何にも代えがたい友人達に出会えた。特に、毎年恒例、日比谷野外音楽堂ライブは最高だった。
台風直撃かと思われ、決行か中止か、当日の朝発表と言う、ギリギリの選択であった。まさしく、チケットは手に入りづらく、会場内に入りきれないファンが外聴きの為に集結すると言う、大変な盛り上がり、天気も台風一過で暑くなり、天候の心配もどこ吹く風だった。こちらの野音ライブ模様はRESTART/今を歌え、シングル初回盤のボーナスCDとなって販売となったが、素晴らしすぎるのだ。全身全霊、魂の叫びがそのまま取り込まれた、このCDを私は自信を持ってお勧めしたい。
シングルCDは、発売されてきたが、前回のアルバム「RAINBOW」から、2年が過ぎた。ツアーが終わったら、アルバム制作にも取り掛かるようなので、おのずと期待は高まる。幸せに包まれ、ファンの信頼と愛情を受けている今、明るい夢が詰め込まれたアルバムになること間違いなしと思われる。楽しみだ。新しいエレファントカシマシが現れそうな予感がする。
今後、冬フェスを経て、12月31日、NHK紅白歌合戦、初出場となる。
ファンは歓喜である。
尚且つ、ファンに向かって「ばかやろう、このやろう」と怒りをまき散らしていた男が、「メンバーとファンともども、きょうは喜びをかみしめたい」なんて言っちゃうわけですよ。やさしさにあふれる男になったのです。
そして、10歳の時にNHKみんなのうたで「はじめての僕デス」を歌った宮本が、40年ぶりにまた、みんなのうたで「風と共に」を歌った。
これが、素晴らしい応援歌で、やさしさに溢れている。年代問わずの語りかけるメッセージソングだ。

宮本曰く、「紅白はデビューしたころからの夢だった」。
年末、とうとう珍奇男、30年目の夢の舞台が花開く。
と、共に、あなたの人生のRESTARTになるかもしれない、この一瞬を逃さないでほしい。
いい子ちゃん、わかったわね。

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