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Birth of new myself

Halo at 四畳半の音楽が私にくれたクリスマスプレゼント

9月に部活を辞めた。
それまでは、吹奏楽部でコントラバス、エレキベースを弾いていた。楽器を弾くのは好きだったが、体調とメンタルを崩してしまってから、楽器を弾くことはおろか、音楽を聴くことすら出来なくなった。
そんな私が半ば強引に、友達に連れて行かれたクラスメイトの文化祭のステージで、Halo at 四畳半の「春が終わる前に」のコピーを聴いた。

『生まれ落ちた瞬間に この未来も決まったろうか』

文化祭が終わった後もこの言葉がずっと頭の中に残っていた。部活を辞めてから初めて音楽を、Halo at 四畳半の音楽をもっと聴きたいと感じた。
たくさん聴いてみて、全曲素敵だ、と感じた。そんな風に感じるアーティストに久しぶりに出会った。部活もやらず、勉強も大してしていない、何の取り柄もない私のことまでも励ましてくれているような気がした。

そんなHalo at 四畳半を、12月20日に初めて見ることが出来た。12月2日には渋谷O-EASTでワンマンを行った彼らの追加公演。同じ建物5階のO-Crest。Halo at 四畳半にとってはもちろん、私にとってもそれは大きな意味があるライブだった。
先月末、初めてアルバイトして自分で稼いだ金で自分で申し込んで取ったチケット。1人で渋谷にライブを見に行くのも初めて。色々な初めてをHalo at 四畳半に捧げた。初めてを捧げる相手が彼らなら、一生残る素敵な思い出になるのではないかと考えた。

メンバーが登場し、楽器の音が鳴る。渡井さんがマイクの前で息を吸って、The Birth of Animaplotと銘打たれた追加公演が始まる。そこからの2時間は今まで感じたことのないほど一瞬で終わった。CDで聴いていた曲達も生で聴くと違った印象を受ける。

『あなたがいないならば意味が無いと知った』(発明家として)

『この声ならば 君とならば行ける』(モールス)

(ライブでは「行ける」の所を「ここまで来れた」と歌ってくれた。その言葉にさらに感動した。)

熱を帯びるバンドの演奏に渡井さんの言葉、歌声の強さ。
こんなに心を打たれた経験は初めてで、気づけば私は服の袖で目を拭っていた。
音楽で壊れかけてしまった心が、音楽で包まれて癒されていることを実感した。
今日伝えてくれた「自分の心に正直であること」。難しいなぁと思う。でも、私はHalo at 四畳半のライブで、不甲斐なくて情けなくて何も出来なかった自分が少し変われるチャンスを得られたと思う。

Animaplotの誕生。彼らにとってとても特別なライブハウス、O-Crestの誕生日。新しい私も生まれた。

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