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徒然なるままに溢るる愛

チャットモンチー解散に寄せて

昨年11月、突然目にした衝撃の事実。
チャットモンチー、完結。。

わたしがチャットモンチーに出会った頃
あの頃は暇さえあれば繰り返しCD聞いてDVD見て、
どんどんのめり込んでいって、
この3人は「可愛いガールズバンド」じゃなくて「格好良いロックバンド」なんだなって思って、
そのスタンスも含めて本当に魅力的だった。

高校生になって初めてライブを見にいって、
それから大きい箱も小さい箱もフェスも、
いろんな場所でチャットのライブを見て。
あんな華奢な体でギターかき鳴らして、楽しそうに、格好良く弾くえっちゃんに憧れて私もギターを始めて、
高校の軽音部に入って、卒業したらすぐにチャットのコピーバンドを組んで。
ドキドキしながらバイト代つぎ込んでえっちゃんの代名詞でもあるテレキャスを買って、同じようなエフェクターも揃えていって、
何度も何度も、あらゆるライブ映像を見て、えっちゃんの弾き方や弾きグセ、エフェクターを踏むタイミング、ギターの音作り、恥ずかしいくらいに研究して。

悲しかった時も嬉しかった時も不安だった時もちょっと頑張った時も一歩を踏み出した時も、私のこの10年の節々には必ず、それぞれに思い出すチャットモンチーの曲がある。
それくらい、大袈裟だけど一緒に生きてきた。もちろん今も。

そうして曲はもちろんだけれど、いつだってその筋の通ったまっすぐな姿勢に惹かれていて。
3人だった時も、久美子さんが脱退して2人になってからも。

今でも鮮明に覚えている。
2人体制になって初めて観たライブ、2011年のCDJ、EARTH STAGE。
あれほどシンプルに歌とギターに拘ってきたえっちゃんが、ハンドマイクで、叫ぶように歌っていて。ずっとプロとしてベースを弾いてきたあっこさんはその横でドラムを叩いていて。そんな2人を見て、全身に鳥肌が立って、只々涙がぽろぽろおちた。
「ああ、今すごいものを見ているかもしれない。」って本気で思った。
守るべきものの為に今までの自分を変えてでも、何が何でも続けるんだっていう気迫みたいなものが痛いほど伝わったから。
セットリストの一番最後に歌った曲は、最新シングルのカップリングでもようやく収録された「ほとんどチョコレート」だった。
あの時、この曲に込められた気迫と、それとは裏腹なシンプルで力強い演奏に度肝を抜かれたのだ。

2人になってからは特に、音楽性もスタイルもプレイする楽器も沢山変身していろんな挑戦をしていたけれど、そのどれもがやっぱり「チャットモンチー」だった。それはもはや曲がどうだとかを通り越して、そういう生き様を見て思うのかもしれない。その姿にどれだけ勇気をもらったか。

まだ正直胸のあたりがザワザワしていて、心にぽっかり穴が空いたようだけれど、でも、それも全部受け止めて純粋に悲しんで、一回りして思ったほど涙が出ないのは、「解散」じゃなくて「完結」って言ってくれたからだと思う。
コメントもポジティブで音楽に対する愛に溢れていてこの先も不思議と楽しみになるような、本当にチャットらしい終わり方。

「涙が枯れた朝でさえ やっぱりお腹は 空くのだから」

とりあえずラストアルバムを楽しみに待つことにしよう。

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