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生きる強さ、生きる喜びを教えてくれる音楽。

エレファントカシマシ/Spitz/Mr.Children ド・ド・ドーンと集結!!~夢の競演~にのせて

物凄い事が起こった!
2018年1月1日、とんでもないニュースが舞い込んできた。3月18日、さいたまスーパーアリーナでスペシャルライブが行われるという。年明けからの3ヶ月間はあっという間で、もうその日は数日後に迫っている。

昨年、エレファントカシマシはデビュー30周年を迎え、初の全国47都道府県ツアーを行い、年末には紅白歌合戦にも出場した。全国47都道府県ツアーの締めくくりとなる30th ANNIVERSARY TOUR “THE FIGHTING MAN” FINALの翌日、一夜限りのスペシャルライブに、エレファントカシマシ、Spitz、Mr.Childrenの3バンドが競演する。共演ではなく、競演。この言葉に、デビュー以来一度もメンバーチェンジすることなく長年バンドとして活動してきた各々の誇りや力強さ、歴史、そして更なる野望を感じざるを得ない。

昨年、Spitzは結成30周年を迎え 30TH ANNIVERSARY TOUR “THIRTY30FIFTY50″ツアーを行い、自身最大動員数を記録した。
Mr.Childrenはデビュー25周年を迎え Mr.Children DOME & STADIUM TOUR 2017 Thanksgiving 25を行い史上最大規模の70万人を動員したライブツアーを行った。

私は、エレファントカシマシ、Spitz、Mr.Childrenが大好きです。ひとつのバンド一筋、長年のファンから見れば懐疑的かもしれません。ファン歴も短いのに、若いのに、世代じゃないのに、何がわかるの?と、中学生の頃に言われたことがあります。バンドにとっても、同世代からの支持や応援がいちばん嬉しいのかもわかりません。だけど、私も彼らの音楽に惹かれ敬愛し、大好きな曲がたくさんあります。
彼らの音楽に出逢い、彼らの音楽に魅了されてからの私は、怖いものが減り、前よりもずっと強くなれました。生きる意味そのもの、なんて言ったら気障で未熟で、緊張感がないと言われてしまうかもしれません…。
 

だけど、彼らは私の生きる希望です。
 

4年前、私は大切な人をなくしました。その翌年もまた、まるで後を追うみたいに、大切な人をなくしました。辛い時期でした。病室に行くたび、死へと向かい、弱っていく姿を見るのが怖かった。それ以上に何も出来ない自分への嫌悪感に苛まれて苦しかった。「いくつになっても死ぬのが怖い」という呟きに、私は何も応えられませんでした。自然の摂理、生と死、病、家族、仕事、生きる意味なんかを皆んなどんな風に捉えて生きているのだろうと真剣に考えました。この時、そろそろ将来の事についても決めなくてはいけない時期でもあり、普通の日常がこんなにも変わることに驚きました。幼い頃から大好きだった音楽も聴くことができませんでした。
さらに悲劇は続いた。今度は自分自身、死への恐怖に怯えた。心身が腐ってゆくみたいで、このまま永遠と眠り続け、直面している恐怖から逃げたかった。性別や年齢、生まれた環境を超えて、世の中には自分よりも悲惨な現実を突きつけられ苦しんでいる人がいる、私達は私達の苦しみや悲しみにさえ声に出してはいけないような事も言われる。しかし、大袈裟ではなく、当時の私は本当に辛く生きてる感覚がまるでなかった。
 

前置きが長くなってしまったけど、伝えたいのはここからです。私は悲しみを知りたかった訳でも、誰かを傷つけたかった訳でもなく、彼らの音楽にどれほど救われ、暗闇の中で如何に光へ向かって前に歩み出せたかということです。心のモヤモヤや言葉にできない感情に音楽が寄り添ってくれました。宮本さん、草野さん、桜井さんの声は、言葉を超えて何かもっと大きくあたたかいもので、背中を撫でてくれました。私は彼らの音楽にとっても感謝しています。「ありがとう」を伝えたいのです。ここでまず、当時の私が特に救われた曲の一部を紹介しますね。
 

雨が降り続き けだるさが残った
はやく時間よ過ぎてくれ 力も出てこない
too fine life この先何がおこるやら
悪いようにはならないと
疲れた身体(からだ)無理矢理に 何かいいことを探し
(too fine life/エレファントカシマシ)
 

君へと続く登り坂を すりへったカカトでふみしめて
こんなして 再び会えたから 笑おうとしたけれど どうしたんだ?
ぎこちなく おどけてる 情けなき命
(P/Spitz)
 

信じたい 信じたい 人の心にあるあたたかな奇跡を信じたい
信じたい 信じたい 誰の命もまた誰かを輝かす為の光
“永遠のさよなら”をしても あなたの呼吸が私には聞こえてる
別の姿で 同じ微笑で あなたはきっとまた会いに来てくれる
(花の匂い/Mr.Children)
 

挙げだしたら切りがないのだけれど、各バンドからそれぞれ1曲を選んでみました。聴き手が100人いれば100通りの捉え方や思い、考えなどが有ると思います。一方で、こういうことを伝えたかったのに、リスナーや世間は全然わかっていないと言うこともあるかもしれません。しかし、私はこれらの声、詩、メロディーに救われました。彼らの音楽に出逢っていなかったら、自分は今頃どうなっていたかを考えるとゾッとします。家族、友人、先生、社会、いろんなものに絶望して悪いようになっていたかもしれません。少なくとも、季節が巡ることの素晴らしさ、日常の彩り、音楽がある暮らしの心強さには無頓着だったと思います。楽しいとき、嬉しいとき、あらゆる場面で、音楽は私達の気分をあげたり心を自由に軽くしてくれたります。
 

夢の競演のちょうど1週間後、私は大学を卒業する。この4年間、何かの研究に没頭したわけでも、燃えるような恋をしたわけでも、友達と何かを成し遂げたわけでも、世界中を旅したわけでもなく、ひたすら大好きな音楽を聴いて、ライブに通った日々だった。
彼らの音楽なしに私の青春は語れません。恥ずかしくて不恰好な日々だったかもしれないけど、私は彼らのお陰で夢や希望を持てたし、毎日を歩んでいけています。そして、これからも彼らの音楽が必要不可欠です。新しい曲も、待っています。まだ人生の最も大きな喜びも悲しみも訪れていませんが、彼らの音楽を知っている自分は強い、なんてことも幾度と感じます。
学校に同じ音楽の趣味を持つ子は少なかったけど、興味を持って話を聞いてくれる子もいた。恋愛をしている友達にスピッツのCDを貸したり、部活動に励んでいる友達にミスチルのCDを貸したり、バンドを組んでる子にエレカシのアルバムを貸したりしました。押しつけがましくならないように努めたけど、みんな良い音楽だと言ってくれました。すっかりハマった女の子からは、こんな素敵な音楽を教えてくれてありがとう、通学時間に聴くようになって毎朝が楽しいと言ってくれた。なぜか私まで嬉しく温かい気持ちになって、作り手に届いて欲しいなぁと素直に思った。
私は高校生まで関東圏のライブに行くのがやっとで、大学生になってからアルバイトができるようになり、初めて自分で稼いだお金で地方のライブへ出かけました。私にとって最大のイベントであり冒険でした。ライブ会場や音楽を通して出逢った人達もたくさんいます。友達と言ったらおこがましいかもしれないけど、天気予報の日本列島を見て、思い出す大切な人たちが増えました。好きなものに年齢は関係なく、ずっと音楽の話をしていられる。みんな、本当に音楽が好きなのだ。好きで好きでしょうがない!しかし、何故彼らなのか、自分でもよくわからない。でも、ずっとずっと大好きで、私の人生に光を与えてくれる大切なバンドです。
 

彼らに共通することは、バンドのボーカルである宮本さん、草野さん、桜井さんへ於けるメンバー間での絶対的な信頼関係があるということ。誰一人として欠けてはならない、この4人でなければ彼らの音楽は成立しないと感じます。みんな音楽を愛し、真剣に向き合い、死ぬ気で音楽を作っているということが伝わってきます。
彼らのライブに行くと、酸いも甘いも、いろんなもの全部、生きていることは素晴らしいことだと感じます。そう思わせてくれるのが音楽、そんな風に思います。大袈裟に聞こえてしまうかもしれませんが、音楽って素晴らしい!今を、生きている!と、身をもって、生きる喜びを感じられるのが私にとっては彼らのライブです。しかし、残念なことに、その感覚は日に日に日常の出来事に埋もれ薄れていってしまう。そして、またこの瞬間を生で味わいたいと強く思うのです。
ライブ後に私は、また会える日まで頑張ろうと有余るパワーに満たされます。そして、彼らに1日でも長くステージに立ち、歌い続けて欲しいと願います。こんなこと言ってはいけないかもしれませんが、自分の寿命を分けてでも、彼らには生きて、歌い続けて欲しいです。いつももう少し早く生まれたかったと思うけど、同じ時代を生きていられること、私は今、とても幸せに感じています。
彼らを見ていると、人生はまだまだこれから、50代も60代も一花咲かせようとしている姿は、本当にかっこいいと思います。とても鼓舞され、刺激を受けます。男の人は背中で語ると言うけれど、彼らの背中を見ただけで伝わるものが有ります。音楽に命をかけている、生き様。職業や年齢、男女を問わず、自分の仕事に誇りを持ち、命をかけられる人はかっこいいと思います。私もそうありたい。先生から散々あなたのロールモデルを探しなさいと言われてきたけど、私の頭に浮かぶのはいつも彼らのような好きなことに真っ直ぐで、自分の仕事に一生懸命な人です。
 
 

3月18日にさいたまスーパーアリーナで行われるスペシャルライブは、エレファントカシマシのデビュー30周年を祝うものです。なので、最後はエレカシを贔屓目に書いておわろうと思います。

去年の野音(1990年より続く毎年恒例の日比谷野外音楽堂で行われているライブ)で、宮本さんがMCでこんなことを仰ってました。
 

「エレファントカシマシを愛してくれて、、、ありがとう!」
 

こちらこそ、ありがとう。本当にありがとう。宮本さんらしくて素敵な言葉でした。
こんなに優しさと強さに溢れて、直向きに真っ直ぐで、かっこいい人を私は知りません。
とても照れくさいのだけど、なんというか、、愛しています!
エレファントカシマシを愛しています!
音楽を愛しています!
 

まだまだ書きたいことは有るのですが、ここまで読んでくれた方々ありがとうございます。拝借、ドーンとゆこう!
 

エレファントカシマシ、Spitz、Mr.Childrenに敬意と愛を込めて。

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