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間違いはない、可能性はどこまでも

ORANGE RANGEと旅に出たあの日

21歳の7月、夏の始まりの日に私はひとり旅に出た。
沖縄の八重山諸島にある 小浜島 という小さな島。

何も目的は無かった。
ただのんびりと沖縄の風を感じたり、真夏のじりじりと肌を焦がす太陽の下、自転車でシュガーロードをまっすぐと駆け抜ける。
完全に行き当たりばったりで、だけど私にとってかけがえのない思い出ができた旅であった。
 
 

それまで沖縄本島には3度行った事があったけれど、飛行機を乗り継いで一緒に離島へ行ってくれる沖縄好きの知人はなかなかいない。ひとりで行く以外、考えられなかった。

そこでひとつ問題点。
その頃はまだ極度の人見知りで、離島に行きたい、でもひとりで本当に行けるのだろ
うか?という葛藤があった。
 
 

そんな時に奇跡とも思えるタイミングで出会った歌詞がある。

「右に進もうか 左に進もうか どっち選んでも間違いなんてないんだよ
 ノープランなまま 飛び出したから 超不安だけど どうにか
 なるでしょう 高鳴る鼓動」(Backpack)

2012年4月18日、
6年前のまさに今日発売されたORANGE RANGEのアルバム
「NEO POP STANDARD」に収録されているこの曲。

とんっ、と背中を押された気分だった。
どこへ進んでも間違いではない、不安があったって飛び出してみればなんとかなる
そう思ったら突然世界が広がった気がして怖いものが無くなったのだ。
今なら何でもできるのではないか、そんな気持ちになってあっという間に旅の手続きをしていた。

ノープランで出たひとり旅は、ひとりで行ったからこそ素敵な人達に出会えて、たくさんの温もりが身に染みる時間だった。

空は広くて青くて、ひとりでいたって自然に包み込まれてる様な感覚。
日常の中で窮屈に感じてしまう出来事も人見知りしてしまう性格も、ちっぽけに感じてしまう自分自身さえも何てことなかった。
最初に感じていた不安は何だったの?とさえ思えてしまう程。一歩、踏み出すきっかけがあれば人間その気になれば何でも出来るのだと感じた。
 
 

あれから月日が流れて27歳になった私は、あの頃よりも怖いものが増えてしまった。

「不安や恐怖悲しみを乗り越えて
だから強くなれる 前向きになれると心に言い聞かす」(Backpack)

今の私にも突き刺さる歌詞。
あの頃よりも大人になって色々な経験をして様々な感情を知った。
ひとりになることが怖いと、世界を広げることが怖いと思ってしまうこともある。
けれども本当はまだ、どこかで期待している。

あの頃の様にもっともっと知らない世界に飛び込めるのでは無いか、と。

「ほら ほら Imagination
 飾り方 so 色々
 過去 未来 今に愛を 君は明日へ歩いてゆく」(Backpack)

生きている限り、この先だって可能性は果てない。
自分の世界観をガラリと変える出会いは、いつどこに転がっているか分からない。
14歳からORANGE RANGEを好きになり、21歳でこの曲と出会った様に。
 
 

彼らと出会って自分の生きる糧を見つけた。
ORANGE RANGEのライブは何よりも私が私でいられる場所。
そんな彼らのおかげで私はかけがえのないキラキラとした時間を見つけることが出来た。そしてまだ知らない、出会いたい世界がある。

旅を続けよう、ORANGE RANGEと共に。

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