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ずっと

大好きなAqua Timezへ、感謝と愛を込めて

《 辛い時 辛いと言えたらいいのになぁ 》
(「決意の朝に」)

テレビを見ていた小学生の私の耳に飛び込んできた、このワンフレーズは忘れられないものとなった。

当時、言えないほど辛いことがあったのかなんて忘れたけれど、この曲と出合った衝撃だけは覚えている。親に借りてもらったCDをMDに焼いて、何度も何度も聴いた。歌詞の世界や言葉の選び方、多様で個性的な彩りの楽曲たちにとても驚き、すぐに大好きになった。そして少し経って自分のお金ができてから、ちゃんとCDを買った。とても嬉しかった。

私は、長さで言ったら人生の半分くらい、Aqua Timezと歩んできた。誰の声よりもたくさん、太志さんの声を聴いたかもしれない。

子どもの私がどこまで彼の歌詞を理解していたのか、何に感動したのか、もう覚えていないけれど、ちょうど大人になっていくそのとき、間違いなく彼の言葉が必要だった。

子どもの気持ちのままで、でもしっかり大人でいて、またはどちらともつかないあの頃の心を、こんなにも鮮やかに歌える人がいるんだ。その矛盾しているようで当たり前のことを「きらきら」にしてくれるのはいつもAqua Timezの音楽でした。

辛い時も幸せな時もAqua Timezの歌を聴けば今の気持ちを見つけられた。名前を探していた曖昧な感情をそっと教えてくれた。

この先も、どこまでもファンタジックでリアリティのある世界へ、連れて行ってくれると信じていた。
 
 

解散。

ファンクラブからのメールを、全部しっかり読んで理解するのにとても時間がかかった。頭が真っ白になった。涙があふれた。彼らの事でこんなに泣いたのは、感動が止まらなかった初めてのライブ以来かもしれない。5月なのに寒い、雨の夜だった。
永遠の儚さを教えてくれたのは彼らだったのに、それがAqua Timezにも言えることだったなんて、気付けなかった自分がいた。
 

その直前に購入したアルバム、「二重螺旋のまさゆめ」を聴いた時、これまでのAqua Timezを超越した、なんというか、いつもと違う感覚に陥った。いつもと同じにちゃんとAqua Timezだし、どの楽曲も大好きになったけれど、何かが違う。

「二重螺旋のまさゆめ」は最高傑作だ、という5人の話を後で聞いて、ああ、そうか。だからあんなに悟ったような、いつにも増してぎっしりと言葉があって、寄り添ってくれるAqua Timezというよりは、どこか少し遠くから俯瞰しているAqua Timez、というような。あのいつもと違う感覚は、彼らが登りつめた、燃え尽きた証だったんだ。
 

本当に悲しくて、泣いてしまうから聴けないと、iPodを仕舞った。でも、いつも私の気持ちを代弁してくれるAqua Timezを聴かないと、この、今の切ない気持ちをうまく飲み込むことができない。聴きたいのに聴けないもどかしさが、更に悲しくさせた。

だけど。
今までだって悲しい気持ちはAqua Timezが消し去ってくれたのだから、この解散の淋しさもAqua Timezが消し去ってくれる。ライブにはもう二度と行けなくても、音楽はずっとそばに居てくれる。だからやっぱり、Aqua Timezを聴かずに生きるなんてできない。
 
 

私はAqua Timezが大好きです。音楽は量も種類もたくさん聴いてきたほうだと自負しているけれど、その中のどんなアーティストよりもAqua Timezがいちばん好き。もうこんなに、彼ら以上に大好きなバンドに、他に出逢えなくたっていい。Aqua Timezは私にとって「一生青春」です。これからもずっと。

まだ、解散まであと少しあるけれど、ここまで私を育ててくれた、一緒に楽しんだり立ち止まったりしてくれた、彼ら5人の新しい未来を(それがどんなかたちであれ)今までと変わらず応援しています。
大好きなAqua Timez、太志くん、おけぴっぴ、だいちゃん、まゆちゃん、たっしーに伝えたい言葉はたくさんあるけれどやっぱり、

《 言葉じゃ足りない きっと追いつけないよ
言葉じゃ足りないけど、ありがとう。 》
(「小さな掌」)
 

最後に。
大好きなAqua Timezのために私が恩返しできることは、太志さんの「いつか歳を重ねてもみんなの口ずさむ曲がAqua Timezの曲だったらいいなぁ」(公式ブログより)という、たったひとつのワガママを叶えることくらいです。

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