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悔し涙の夜を越えて

Amelieがくれたビューティフルライフ

いつだって好きなアーティストが新譜を発売する日はワクワクする。配信さえされていればインターネットで簡単にダウンロード出来てしまう世の中で、わざわざCDショップに足を運び、CDを買いに行くなんて面倒なことなのかもしれない。それでも私は今日という日を待ち望んで浮かれ足でCDを迎えに行った。

全11曲のフルアルバム。今までのAmelie、これからのAmelieが詰まりに詰まったボリュームたっぷりのアルバムだった。新曲からバンドを組む前に弾き語りていた曲まで、過去と未来のAmelieを今のAmelieが繋いでいるような、そんな感覚を抱いた。お世辞でも贔屓でもなく、全曲違って、全曲良い。それぞれ1曲としての完成度が高い多彩なアルバムだと思う。
『当たり前みたいな今日のこと/当たり前になってた君のコト/当たり前じゃないって気付けたなら/日々は輝くだろう(キセキ)』
日常を特別だと、そして私の日常を彩ってくれているのは紛れもなくAmelieだと改めて思った。新譜をリリースする度に名盤を更新してしまうんだからファンにとったら嬉しくて仕方ない。ジャケットや歌詞カードのこだわりもすごい。だから私はCDを買うことをやめられないのだ。

もともと女性ボーカルバンドを聴いてこなかった私がAmelieと出会ったのはたまたまだった。なんとなくYouTubeで音楽を自動再生してる時に流れてきたAmelieのメグリメグルを聴いて、耳に残るメロディと、なによりVo.mickちゃんの力強い歌声に惹かれた。女性ボーカルの声にひと聴き惚れしたのは初めてだった。

Amelieの魅力は等身大さ、人間臭さ、純粋さだと思う。前にいて手を引っ張るわけでも、後ろから背中を押すわけでもなく、いつだって隣にいてくれる、そんな音楽。順風満帆じゃない、Amelieが進んできたこれまでの活動の中の悔しさや焦燥感を隠すことなく、音楽でぶつけてきてくれる。カッコつけるわけじゃなく、ありのままを真っ直ぐにぶつけてきてくれる。だから私も真っ直ぐAmelieの音楽に向き合える。Amelieのライブを観てる時が1番感情をさらけだしてるんじゃないかとさえ思うほどだ。

Amelieはこれまで1st mini album ドラマチック、1st full single ステップ×ステップのリリースツアーでファイナルに渋谷 CLUB QUATTROを会場にしてきた。2回目のクアトロワンマンは正直ソールドアウトすると思ってたし、実際フロアはパンパンだった。でもソールドアウト出来なかった。いちファンながらも、すごく悔しかった。悔しさを滲ませながらも前を見据えるメンバー達の表情は今になっても忘れられない。
MCでmickちゃんが
『ここで諦めるようなAmelieじゃないよ。もしかしたら(ファンのみんなに)ハラハラさせちゃってるかもしれないし、もしかしたらギリギリなのかもしれない。それでも挑戦し続けるのがAmelieなんだ!(ライブレポートより引用)』
と言った。その言葉通り、Amelieはこのビューティフルライフという名盤を掲げて全国を回る。そのツアーファイナルは恵比寿LIQUIDROOMだ。バンド史上最大キャパの会場で、Amelieはどんなライブをしてくれるのだろう。2回目のクアトロで『可能性はゼロじゃない(ゼロじゃない)』と力強く歌った。LIQUIDROOMをソールドアウトさせて、『悔し涙の夜を越えて(ゼロじゃない)』『僕たちに朝は来る(朝は来る)』と笑うAmelieが見たい。

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