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アジカンとKANA-BOONと私の「君という花」

東京「Let's go TAI-BAAN!!」にて

 
生きている間に絶対見たいと願っていた
No.1のライブ
KANA-BOON主催でのASIAN KUNG-FU GENERATION(以下、アジカン)との対バン。KANA-BOONメジャーデビュー5周年記念の節目に行われた。楽しみすぎてライブ1週間前ぐらいから当日まで謎の緊張を抱えたまま過ごした。

私はアジカンが大好きだ。
高校生の頃、たまたまつけていたCDランキングの番組で流れていた「君という花」が頭から離れなくなりいつの間にか好きになっていた。そして、この曲が私にとって大切な思い入れのあるアジカンの曲になった。
そして、「君という花」と出会ってから約10年後、私と同じようにアジカンを大好きになって組んでいたバンドでアジカンのコピーをしまくり、のちにアジカンと同じレーベルからデビューするKANA-BOONに出会った。
KANA-BOONに出会った時はアジカンの事を好きだという事を知らなかった。
彼らの創る体に気持ち良く馴染んでくるリズム、歌詞、ボーカールである鮪さんの声に惹かれて大好きになった。
KANA-BOONを大好きになった後、色々な過去の雑誌やSNSでアジカンが好きで高校生の頃は軽音学部でアジカンのコピーばかりしていたこと、よく演奏していたのは「君という花」だと知った。私の大切な大好きな曲を彼らも大切に思っているのだと知って凄く嬉しくなった。

初めて自分が好きなバンドに憧れているバンドを好きになった。
それ以来、私には叶えたい夢が出来た。
いつかアジカンとKANA-BOONが対バンするライブに行きたい。
そして、KANA-BOONが歌う「君という花」が聴きたい。
でも、この夢が叶うなんてないと思っていた。あったとしてもずっーと先の未来の話だと思っていた。けど、違った。
私の夢はすぐそこまでやってきていた。

2016年11月ラジオ局主催で行われた札幌でのオープニングアクトがあっての初めてアジカンとの対バン。鮪さんの日記などから、彼らのアジカンに対する想いが伝わってきて凄く嬉しかった。アンコールでアジカンのボーカル後藤さんが「ゲストを呼びます。KANA-BOON 谷口鮪」と鮪さんを呼び、アジカンに入って鮪さんが後藤さんのギターで「君という花」を演奏した。あの光景は今でも忘れられない。緊張しつつもとても楽しそうに演奏する鮪さんの姿とその鮪さんを見守っていたKANA-BOONベースの飯田さん、ギターの古賀さん、ドラムの小泉さんの事を想像したら、とても胸が熱くなり自然と泣けてきた。

それから2ヶ月後、アジカンのトリビュートアルバムの発売が決まりKANA-BOONが「君という花」で参加する事が決まった時はあまりの嬉しさに電車の中で泣いて喜んだ。アルバムが発売されてから、トリビュートに参加したアーティストがライブで披露した事があるなか、KANA-BOONはまだなのかと、どうしても期待してしまっていた。

その期待は消え失せつつ2017年が終わる頃、初めて参加したCDJで奇跡は起きた。
ライブ終盤のMCで「2017年嬉しい事もありまして、」という話が始まりそこからアジカンのトリビュートの話になり、KANA-BOONの「君という花」が始まった瞬間、涙でメンバーがぼやけてしまった。ずっと聞きたいと願っていた曲。鮪さんの声でラッセーラッセーという掛け声が出来る日が来るなんて思わなかった。演奏が終わった後「KANA-BOONに戻ります」という言葉がなんだかこそばゆく気持ちよく響いた。そして、更に感動したのがKANA-BOONと同じステージのトリを務めたアジカンも「君という花」を演奏してくれた。その際に後藤さんが「あいつら、黙ってやりやがって」と、笑顔で言ってくれた。
2回も大好きな曲を聞けたのとお互いのバンドの事に触れてくれたのとKANA-BOONのセットリストに「君という花」が入っていて、とても嬉しくて感情が爆発した。
次の日に大阪で行われたイベントではアジカンのアンコールに鮪さんが呼ばれアジカンと一緒に「君という花」を歌ったと知り、観た人の感想やメンバーの呟きできっとKANA-BOONにとって、鮪さんにとって最高な2日間だったんだろうなと思ったらとても嬉しくて感動した。

そして、KANA-BOONメジャーデビュー5周年企画の1つとして初の対バンが発表された。
この企画を知った時にお祝い事だから、どうかアジカンが出てくれないかなとずっと願っていたら、それが現実となった。
初対バンツアーの初日がアジカン。
何がなんでも行こう!行かなきゃ!!という想いだけが募り当日を迎えた。

開場して待っている間に流れてるBGMからもアジカンへの好きな気持ちが伝わってきてライブ始まる前から目が潤ってきた。

KANA-BOONのロゴが入ったフラグを背にアジカンがいつも通りカッコよく、楽しそうに演奏している姿が私の目頭を熱くさせた。そして、周りに居た人が「アジカン、カッコいいね。」と言ってくれているのが聞こえて嬉しかった。今回は2バンドのみという事とアジカンがゲストという事もあり、MCではKANA-BOONに対しての愛あるいじりや普段あまり聞けないKANA-BOONへの想いを後藤さんからいっぱい聞けた。その中でも特に心に突き刺さったのが「だいたい、いつも中学生の時に聞いてましたとか言われるんだよね。俺もユニコーンとかに会うと中学生の時に好きでしたとか失礼な事言っちゃうけど(笑)でも、鮪くんは『Wonder Future』の事をカッコいいと言ってくれて嬉しいです。」というエピソードがとても嬉しくて、私の胸を心地よく締めつけた。楽しかった故にすぐ終わったアジカン。
次はKANA-BOON

KANA-BOONのライブも何度も見ているのに始まる前はドキドキが止まらなかった。そして、会場のライトが消えライブが始まり最初から勢いよくカッコよく演奏する彼らの姿がとても眩しく輝いていた。
MCでは鮪さんが自分達から誘ってアジカンが出てくれた事に対して両手を突き上げて喜んでいた姿がとても微笑ましかったと同時に最大のおめでとうを込めて私は精一杯拍手を送った。
そして、鮪さんのMCで話してくれたアジカンファンあるあるに共感したり、袖で爆泣きした話を聞いて、あぁ、私と同じもしくは私よりもアジカンの事が大好きなんだという気持ちがストレートに伝わってきてとても幸せな気持ちになった。
鮪さんが言っていたように私もアジカンの好きな曲を聞かれたら初期の曲を答えてしまう。けど、新しい曲が出る度にドキドキワクワクさせられてカッコいい!好きだ!という気持ちが強くなる。

MC全般でアジカンに対してただ憧れだけで終わらせるのではなくアジカンに負けないように、アジカンを越えれるようにと音楽と向き合いつつもずっとアジカンを好きで居るという想いを聞けて、この場に居れた幸せを噛み締めた。

KANA-BOON本編も終わりアンコール。
とても嬉しそうに、でも、どこかまだ緊張しているような感じで鮪さんが「じゃあゲストを呼びます。ゴッチさん。」と呼びかけ、笑顔で出てきた後藤さん。鮪さんの横にマイクスタンドが置かれ、「俺も魚の名前にすれば良かったな~鰯とか(笑)」に対して鮪さんが笑って後藤さんに突っ込むという、自分が大好きな人達の微笑ましいやり取りを見届けた後に始まった「君という花」

10年以上前からアジカンのライブで何度も何度も聞いてきた
「君という花」
札幌でアジカンと対バンした時にアンコールで共演して後藤さんからマグロクションと名付けられて後藤さんのギターで一緒に演奏した
「君という花」
CDJメインステージでアジカンメンバーも袖で見てる中、KANA-BOONだけで演奏された「君という花」
そして、今回はKANA-BOONとして後藤さんをゲストとして呼び一緒に演奏して歌った
「君という花」

今まで聞いてきた「君という花」が頭の中で映像化されつつも、今、自分の居る目の前で
後藤さんが歌うパートを鮪さんが歌い、普段歌わないパートを後藤さんが歌い、サビは2人同時に歌う。飯田さん、古賀さん、小泉さんもデビュー前の事を思い出し今この瞬間を噛みしめるように楽しそうに演奏している。そして、最後らへんにさしかかった時、後藤さんと鮪さんがお互い向かい合って近づきギターを演奏し、後藤さんが高くギターを上げると、とても幸せそうな顔で一緒にギターを上げる鮪さんの姿を見て嬉しさで胸がとてもキュッと苦しくなり涙が溢れてきた。

アジカンと出会って私は色んな音楽に出会えた。そして、今日のKANA-BOONと同じようにアジカンも学生時代に好きだと言っていたバンド達を自分達が主催するNANO-MUGEN FES.に呼んで共演したり、その時の気持ちを嬉しそうに話す姿も見てきた。なので、アジカンが憧れ続けられる存在になりそのバンドに呼ばれて対バンするという場に居れたこともとても嬉しかったし、改めてアジカンの凄さも感じた。
そして、私と同じようにアジカンが好きになり、それだけで終わることなくアジカンのオープニングアクトとして出れるオーディションに見事、優勝。更に、アジカンと同じレーベル所属になって同じバンドマンとして歌で色んな人を魅了する達場になり、私もその魅了されるうちの1人になり、今こうしてその2組が同じステージに立ちお互いにとって、私にとっても大切な曲が演奏された。
この感情を上手く言葉にする事が出来ないけども、そんな素敵な最高なライブを見て、こうやって年月を経て音楽はどんどん世代を越えて繋がっていくんだなと心から思った。

またきっと、こういうライブを見れる機会は訪れるかもしれない。しかし、きっと今日のライブの事を忘れることはないだろう。
KANA-BOONの5周年というおめでたい年に行われたとても大切なライブの場に居れた事を何度も思い出しては凄く心地よくドキドキと胸が高鳴り泣いてしまうだろう。

いつかKANA-BOONに憧れバンドを始めたバンドとの対バンが来て今回のようなアジカンの立場でKANA-BOONが出演する日が来るその日を楽しみにこれからも色んな音楽に出会いたい。そんな日々の中で落ち込んだりした時は「君という花」を聞いて元気を出そう。
ドラマのような運命のようなけどそうではない、自分達の力で叶えた素晴らしい日の事を思い出して。

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