1317 件掲載中 月間賞発表 毎月10日
この数字はTwitterやFacebookでのリツイート・いいねなどの反応数を合算して算出しています。

君はロックを聴くけれど

あいみょんと男の感情と

年甲斐もなく,フラれた痛みから立ち直ることが出来ていない。
“なーにやってんのよ,おれ”ばかり思っている。
本当に年甲斐もない。
でも,毎週月曜日って奴はきっちりお迎えに来て,日常が過ぎていき,時間が積もっていく。

あの人はロックを聴く人だった。
あの人はロックを教えてくれた人だった。

そんなときにYouTubeで遭遇したのが,あいみょんの「君はロックを聴かない」だった。

「君はロックなんか聴かないと思いながら
少しでも僕に近づいてほしくて」
「ロックなんか聴かないと思うけれども
僕はこんな歌であんな歌で
また胸が痛いんだ」

男性がカラオケで歌っている動画だったり,男性が弾き語りをしている動画で溢れているから,共感している男性は僕だけではないのだろう。
女性ボーカルの歌だけど,男性の支持も得ている。そんな歌だった。
そこから貪るように他の楽曲も聴いてみたが,やはりそうだった。
葛藤,欲望,上手くいかないことへの苛立ち,そして,そんな感情を巡らせる自身への嫌悪感。男性が好きな異性に対して抱く感情のあれこれを表現していた。
だから,男性からの支持も得ているのだろう。

だから,僕は,素直に,やっぱり貪るように聴き続けることにした。
中学高校時代に,ゴイステだったり,銀杏だったり,モンパチだったりにハマったんだから,そりゃ夢中になるよなと思いながら。

“君はロックを聴くけれど”
“少しでも君に近づきたくて”
と思いながら。

そうこうしているうちに,金曜日が訪れ,休日が過ぎ,そしてまた月曜日がお迎えに来る。

今は,通勤・退勤の度に,あの人が教えてくれたロックがイヤホンから流れ,色々なものが自分に跳ね返ってきて,“なーにやってんのよ,おれ”って思うけれど。

でも,僕という人間を作ってくれたあんな歌やこんな歌に,「君はロックを聴かない」が加わった。

そんな素敵な歌です。

  • 投稿作品の情報を、当該著作者の同意なくして転載する行為は著作権侵害にあたります。著作権侵害は犯罪です。
  • 利用規約を必ずご確認ください。
  • ハートの数字はTwitterやFacebookでのリツイート・いいねなどの反応数を合算して算出しています。
音楽について書きたい、読みたい