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BLAZE UP NAGASAKI 2018を終えて。

"長崎SHANK、始めます!"

2018年6月9日。長崎県佐世保市。晴れ。

「今日東京から来たんやろ?晴れてよかったね。ほんとに。」────1ファンである私にニコニコしながら話す、
SHANK Gt. 松崎の顔はとても清々しく見えた。

2011年から始まったこのイベントは今年で6回目。
SHANKの人気と共に大きくなっていき、メジャーデビューを果たした2015年にはメンバーの地元・神の島での野外フェスに変貌を遂げた。
「田舎だからってナメられたくない」
────そんな彼らの想いが形になった瞬間であった。

この野外開催も彼らにとっては大きな壁との戦いであったと思う。Twitterでわざわざアカウントを作成し「地元民は迷惑している」などと抗議をする人間も私は見た。色んな障壁に立ち向かいながらも2017年に開催出来なかったのは、きっとSHANKにとっては苦しかったのだろうと感じた。

そして今年、満を持して開催されたBLAZE UP NAGASAKI 2018。メンバーも、スタッフも、誘われたバンドマンたちも、そして我々ファンも、本当に心待ちにしていた。その日がやってきたのだ。

この日はどのバンドも気合いが入っていた。
“続けていこう” “繋いでいこう” ────
そんな演者たちの熱いメッセージがひしひしと伝わる。
オーディエンスもそれに応えるかのように熱くなる。初夏のハウステンボスが完全にライブハウスと化した。

日も沈みきった頃、大トリのSHANKが現れた。

「長崎SHANK始めます!」
Ba. Vo. 庵原がオーディエンスに向けて放つ、いつもと同じ始まり。
なのに、Gt. 松崎、Dr. 池本も、顔はすごく真剣であったように思う。きっとプレッシャーが凄かったのだろう。

「お涙頂戴なライブをするつもりはございません。」
「バンドらしく歌いっぱい歌って帰ります。」

そんなプレッシャーを消し飛ばすかのように繰り広げられた14曲。本当に一瞬だった。
オーディエンスからのアンコールにも素直に「時間がないです」と伝えた庵原の顔には、どこかやりきった感じが見えた。

「また来年に繋げていきたいと思います。ありがとうございました。」
深々と頭を下げ去っていく庵原。
きっと観ていたオーディエンスも同じ気持ちだろう。

来年も再来年も、BLAZE UP NAGASAKI、ひいてはSHANKの
“その先”を、私はこれからも追っていきたい。

長崎のヒーローは、さらに前へ。
日本を席巻する日はもう、近い。

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