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「無音の世界」に生まれた私が出会った神のような存在

Da-iCEがもたらした奇跡

私は生まれつき聴覚障害を持っている。
イヤホンから流れる音楽も
好きなアーティストがMCとして出ているラジオも
全く聞こえないまま過ごしてきている。
でも、私は胸を張って言えるくらい音楽が好きである。

好きなアーティストはたくさんいるが、
その中で一番好きなアーティストについて書いていこうと思う。
私が一番好きなアーティストは男性5人組ダンス&ボーカルグループの「Da-iCE(ダイス)」だ。
まず、Da-iCEを簡単に説明していきたいと思う。

ここでは、画像を載せることが出来ないため
文字だけでのメンバー紹介になる。
多少わかりにくい点もあると思うが大目に見てほしいと思う。

岩岡 徹(パフォーマー)
千葉県出身。法政大学卒業。
「画伯」と呼ばれるくらい絵のセンスがない。
自身で香水をセルフプロデュースするぐらい香水が大好きである。

工藤 大輝(パフォーマー、リーダー)
北海道出身。Da-iCEのリーダー。
自他共に認めるドルヲタ。
TBSラジオで毎週土曜22:00からOAされる
「TALK ABOUT」のメインMCを務めている。

大野 雄大(ボーカル)
愛知県出身。Da-iCEのムードメーカー。
念の為言っておくが、同姓同名のプロ野球選手がいるらしいが、別人である。
釣り人のモノマネができるくらい釣りが大好きである。
「Da-iCE」という名前を考えたのも彼。

花村 想太(ボーカル)
兵庫県出身。Da-iCEのいじられキャラ。
赤い髪が特徴でメンバーやファンにも「赤いヤツ」 「赤髪」と呼ばれるくらいのいじられキャラ。
MARVELやバイクが大好物。

和田 颯(パフォーマー)
群馬県出身。Da-iCEの最年少メンバー。
最年少ながらもダンス歴がメンバー中で一番長く
彼のダンスは「歌うように踊るダンス」?とも言われているとか。
ペットで飼っている猫のシエルにメロメロ中。

ちなみにDa-iCEは
メンバー5人の5面、残り1面はファンで
サイコロができるということから
「Da-iCE」という名前がつけられたらしい。
(そうではなかったらごめんなさい、、)

では、
Da-iCEの魅力を箇条書きでまとめてみたいと思う。
①迫力のあるダンスパフォーマンス
②パフォーマンスとMCのギャップ
③5人の絶妙なチームワーク
④歌詞を視覚化したようなダンス
など、、数えきれないくらい魅力があるがここで一旦終わりにしたいと思う。

ここまで読んでDa-iCEが気になった方はYouTubeでDa-iCEのMVが多数公開されているので見に行ってほしい。
おすすめは5/30に発売されたばかりの新曲の「FAKESHOW」で、この曲のMVはカットなし一発勝負となっている。
サビが頭の中でリピートしてしまうくらい頭に残るので見てほしいと思う。

では、聴覚障害を持っている私が一体どうやってDa-iCEに出会ったのかを説明していこう。
今から遡って2015年6月。
私はとあるグループに出会った。
そのグループの名は「Da-iCE(ダイス)」だった。
音楽が好きだけど、音が聞こえない私にとって「YouTube」が音楽を聴くためのツールだった。そのYouTubeが私が「Da-iCE」に出会うきっかけになってくれたのだ。わかりやすく例えると「恋のキューピット」みたいなものだ。

私はYouTubeで「BILLION DREAMS」のMVを見て、一瞬に沼に落ちていった。あれから色んな曲のMVを見て、ダンスを覚えてしまうくらい好きになっていった。

「今すぐDa-iCEに会いに行きたい。」

そんな気持ちが強くなっていくのだが、現実はそう上手くいかなかった。Da-iCEを好きになったのが当時高3。受験生活真っ最中だった私はそう決めた。

「受験に受かったらDa-iCEに会いに行く!!」

その決意がモチベーションにもなった。
受験は無事合格し、地元を離れて県外に進学することにした。
2016年1月。
Da-iCEが地元新潟でライブをする日がやってきた。
私は絶好のチャンスだと思い、チケットを譲ってもらい、初めて、Da-iCEのライブに参戦してきた。
初めて見た感想はただひたすら言葉を失って「Da-iCEってすごい、、」しか思えないくらい迫力のあるダンスパフォーマンスを生で見て衝撃を受けてしまった。と同時にこれからもついていきたい!と思えるようになってきた。
終演後にアルバム購入者に握手会が開かれることを知った私はすぐ「行こう!」と決めていたのだが、聴覚障害を持っていることもあってメンバーにどんな表情されるのかわからなくて不安なまま参加した。でも、私の予想を裏切ってメンバー全員は「ああ、この人は耳が聞こえないファンだ。」と理解してくれたからなのかゆっくりと「ありがとう」と言っていただいた。
列から出た瞬間、私は手が震えながらも嬉しくなった。
そして、「ああ、障害を理解してくれるアーティストもいるんだ…」と素直に思ってしまった。
あの時の感動は今でも忘れることが出来ない。

高等部を卒業した私は千葉にある学校に進学した。
入学当初は大丈夫だったが、数ヶ月経ってから私は人間関係や検定のプレッシャーで悩むようになってしまった。
私がDa-iCEのファンであることを同級生に悪く言われたこともあった。
辛くて一人になった瞬間、泣いた時もあった。
それでも、諦めずに学校に行くことが出来た。
なぜなら、Da-iCEの曲にいつも勇気をくれたからである。
そして、その時に気づいた。
辛いとき。悲しいとき。泣きたいとき。
どうすることも出来なかった私にいつも勇気をくれたのはDa-iCEだった。

今は私にとって、Da-iCEは「いなくてはいけない神のような存在」になっている。

Da-iCEも「神のような存在」だが、
実はもう1つ「神のような存在」がいる。

それは、Da-iCEがきっかけで出来た数多くの友達の存在だ。
耳が聞こえないDa-iCEファンは私だけと気づいた私はすぐTwitterでDa-iCE用のなんというかヲタ垢を作った。
そこで、友達を作って現場がある度に会うようになっていった。
今は昔と比べて大分良くなったが、障害に対する偏見が完全にはなくなったわけじゃない。今でも多少だがある。
もしかしたら、、と思って、私は不安だった。

でも、友人のほとんどは私が障害を持っているにも関わらず平等に接してくれている。もしかしたら、Da-iCEメンバーの人柄がファンにも影響されているのだろうか。
とにかく、感謝の気持ちでいっぱいだ。
その反面、助けられてばかりだと申し訳ないと思っている自分もいる。
だから、「耳が聞こえなくてもできることはやる。相手が困ったら支えてあげる。」ということを常に心掛けている。

消極的だった私は積極的になる大切さ、コミュニケーションの楽しさ、音楽の楽しさ など、、
学校では学べなかったことを全部Da-iCE、Da-iCEのファンの友達から教えてくれた。
そして、私はDa-iCEのおかげで少しだけだが自分を変えることが出来た。

今は現場に通い始めてから約2年が経つが、
今でもメンバーとファンは聴覚障害持ちの私を
差別せず平等に接してくれている。
これからもメンバーとファンとのコミュニケーションを大切にしていきたいと改めて強く感じた。

この記事を書いている時、もしもDa-iCEに出会ってなかったら私はどう人生を過ごしてきたんだろう?とふと考えてみた。
Da-iCEに出会う前と変わらずに「根暗」なままだったのかもしれない。
そう考えると、少しだけだが積極的になれた自分を褒めてあげたいと思ってきた。
こんな自分を成長してくれたDa-iCEに感謝の気持ちでいっぱいだ。

最後にせっかくだからこの場を借りてこれからのDa-iCEを宣伝したいと思う。
8/8には4th album「BET」が発売される。
2017年以降に発売した「トニカクHEY」、「君色」、「TOKYO MERRY GO ROUND」、「FAKESHOW」を含む全12曲が収録される。
9月から前回のツアーファイナル会場だった千葉県の幕張メッセ イベントホールを皮切りにアルバムを引っ提げてのライブツアーが行われる予定だ。
2018年は5周年イヤーということで過去最大規模のライブツアーになっており、2019年1月に行われるファイナル公演は大阪府の大阪城ホールで行われる。
私はもちろん参加する予定だ。
今からとても楽しみでしょうがない。

さて、そろそろこの辺で終わりにする前に
最後に1つ言わせて欲しい。
「Da-iCEに出会ってよかった!!!」
今の私なら、胸を張って言える。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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