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新しい風が吹いた

back numberはロックバンドだ

「このルナフェスに出られて本当に光栄ですし……嬉しいです!」

涙目で嬉しそうに話していたのはback numberのボーカル清水依与吏。
 

4月16日
LUNA SEA主催フェス LUNATIC FEST 2018にback numberの出演が決まった。本当に嬉しかった。
私たちファンはベースの小島和也がLUNA SEAのJさんがきっかけでベースを始めたことを知っているから、出演が決まった時1つの夢が叶ったんだと本当に嬉しかった。

しかし、他の出演バンドのファンの方々から見ると「なんでback numberが?」と思うのがほとんどだったと思う。
同じバンドでもジャンルが違う。LUNA SEAと繋がりあるの?
とたくさんの声があった。
疑問に思う人も多かったし、大丈夫なの?と言う声もあった。

私もいつもと違うフェスだから、と多少なりとも不安を感じていた。
不安を感じながらも、もちろんそれ以上の楽しみがあって自分の目で見たいと思いチケットを取り足を運んだ。

6月23日 ルナフェス当日
back numberはいつもライブが始まる直前、ステージ袖で円陣を組むのだがこの日ももちろん円陣を組んでいた。
気合の入った大きな声と、大きな足音。
その声と音に拍手が巻き起こった。
もうすぐで始まると思うとだんだんと緊張してきた。

和也さん、寿さん、サポートメンバーと順番に出てきて最後に依与吏さん。
始まる前に3人で顔を見合わせて少し笑顔を見せたかと思えば、マイクを持つなり表情が一気に変わり
1曲目 青い春 でback numberのライブが始まった。
続く2曲目 MOTTO もアップテンポで依与吏さんの気合の入った声に鳥肌が立った。
なんとなくなのだが、音が楽しいと言わんばかりに跳ねている気がした。
3曲目 クリスマスソング、4曲目 瞬き のバラードで一気にback numberの世界観へと惹き込まれているのがわかった。特に 瞬き は歌い出しの「幸せとは」から優しさの中に力強さがあり、瞬きするのがもったいないくらい目線を外すことが出来なかった。
5曲目 SISTER で爽やか雰囲気に変え、冒頭にも書いたあの言葉。

「このルナフェスに出られて本当に光栄ですし……嬉しいです!」

言葉を少し詰まらせ、嬉しいです!と言った依与吏さんの目には何が映っていたのだろうか。
私は前の方で見ていたのでモニター越しの景色だが、後ろの方までたくさんの人が手を挙げているのが分かった。
こんなにも見ている人がいるのだと感動した。

そして最後、6曲目 高嶺の花子さん では「いいねー!」と叫んでいた。
ここでback numberのライブは終わったのだが、嬉しいことがあった。

今までback numberのライブを見たことがない人や初めて聞いた人たちが「いいね」とか「かっこよかった」とか「感動した」と言っていたのだ。
ジャンルは違うけど、今まで聞いたことがない人たちにそれぞれ「何か」が届いたのだなと思うと

back numberかっこいいでしょ?
すごいでしょ?
と思わず自慢したくなる。

いつも通りのライブと言えばそうかもしれないが、でもこの日のことは絶対に忘れないし、忘れたくないなと思った最高のライブだった。
 

そしてフェスも最後のLUNA SEAだけとなり本編は大歓声で終わり、アンコールでその日出演したバンドと一緒にセッションするという豪華な締め方。
司会の方が「back numberからはベース小島和也!」
といい、笑顔で登場した和也さん。
演奏中、本当に幸せそうで、少年のような笑顔だった。
最初は嬉しくて手を挙げて見ていたのだが、Jさんと並んでベースを弾いている姿を見て、私は手を挙げるのをやめた。感動しすぎて上手く言葉に出来ないけど、忘れないようにちゃんと焼き付けようと目で追っていた。
 

バンドマンは夢がある
確かにバンドをしているからこその繋がりとか出会いとか、あると思う。
でもバンドマンだから夢が叶うのではなくて、和也さんがラジオや雑誌、様々な場所でLUNA SEAが好きでJさんがきっかけでベースを始めた、と語っていたから届いたのだと思うし、何よりも努力あっての今日だと思う。

ただのファンである私は嬉しいとか感動したとか、そんなありふれた言葉しか出てこない。
出てこないけど、悩んでいたことを前向きに明日から頑張ろうと思わせてくれたこの日も私のスーパースターはback numberだった。
 

ライブに行くたび、見るたび、聞くたび、私の中でどんどん好きが更新される。
その時に欲しい言葉だったり、前を向いて歩く勇気だったり。その時にしか気づけない気持ちを教えてくれる。
そんな彼らがこの夏、ドームツアーを開催する。
ドームで見る景色は想像出来ないし、当日どうなるかなんて誰もわからないけれど、ルナフェスで確かに新しい風を吹かせたback numberを見れることが楽しみだ。

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