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サンボマスター 放課後の性春レコ発

このぬくもりに用がありました

これはライブハウス渋谷ラママという名のタイムマシンで15年前に行った時の話

その日は15年前に発売されたアルバムのレコ発だった。今までやってなかったんかい!という話だけれど、当時ちゃんとやってたらしい。なので2度目のレコ発。何それ?やけど、1回目に参加しなかった私には朗報!てなわけである

ライブハウスは当券が出るぐらいで、スカスカとは言わずとも8割ぐらい。
久しぶりの顔に挨拶をしつつ、辺りを見るとあまり若い感じがしない(失礼)。アツいところをギュッと絞った液体みたいな濃度。10年ほど前に参加した神戸スタークラブでのサンボマスターを思い出す。あの時はなんもわかんなかったし、ぼっちやったなぁとか考えながら。

オナマシのイノマーさんから前説があって、ちょっとしていつものSE。ぐわっと昂りつつも、ここまではいつものサンボマスターと私。

一曲目。‪待ってました!!な感じと、一曲目、所謂定番と化したあれやこれやからの逸脱。今日が2018年7月2日じゃなくて15年前のあの日なんじゃないかと錯覚するやつ。オイ!オイ!と最早歓声というよりは咆哮にも似たそれは会場を揺らして、身体中から汗が吹き出す。もうそこでテンションはMAX。ボリュームは全開。‬

‪『愛しても愛しても 消えますよ 消えますよ‬』

‪聞こえるのは引き続き観客の歌声。普段なら大人しく聞き入る観客…となるだろうが、そんなの1人もいなかった。1vs300。まぁサンボマスターが3人なので3vs300だとしても300だぞ300!10倍だぞ!ってなもんで、まずそこでの山口隆の満足そうな顔。こちらも自然と笑みがこぼれる。

やってやるぞ。やってやるぞ。やってやるぞ!
そんなガチンコ勝負がライブハウスを揺らす

MCで『武道館ソールドして、男どアホウも即完したってのに、今日はチケット残ってるっていうの。それがたまらない』と満足そうに話す山口隆。

15年前もそうだったんだろうか
あの頃より客が増えたとはいえ、満員にならなかったライブハウスで15年前を思い出したのかもしれない。ただそれはいっぱいにならなかった悔しい…ではなくて、目の前の聴きに来てくれた人にやってやんぜ。かかってこいよ。という気持ち。

新曲が鳴ると、気持ちは一旦現代へ
決してガンバレとは言わず『負けないで。胸張っていけ』と励ますような応援ソング。ついガンバレって言いがちやけど、それ以外の言葉を使われると自分の内側から湧き上がる気持ちってあるよね。それが多分頑張ろうという気持ちなんだよなーという。一歩踏み出すための背中を押すような新曲だった。

そして次の曲で、意識はまた15年前へ
しっとり刻まれるドラムのリズムに呼応するように、がっちり握手する山口隆と近藤洋一。ライブハウスでこの曲を演るときにやってたのに、そもそもこの曲やんなくなったから見なくなったやつ。こっちも見ててすごい気合いが入るというか、なんかこうグッとくるんです。

んでまたMCへ
『2人は親友です』と。感極まりながら言う山口隆。
いつも『泣くんじゃねぇ!』と言う男が流す涙は悲しみからくるんじゃないよな。私ももれなくもらい泣きしましたけども。

なんかそれは15年経ってもここに立てる。ここに立ってライブができる。そして隣には近藤洋一がいて、少し後ろに木内泰史がいること。それが15年経っても1つも変わってない事が嬉しかったのかもな
15年の間には震災もあって、身の回りで死んでしまった誰かや、震災とか関係なく居なくなったあの人もいたけれども、今こうして変わらず立っている。って事が男の涙腺を緩ませたのかもしれない。

そういう悲しい時とか以外にも流れるんだぜ、涙って…のを山口隆に伝えたくて幾星霜…
生きててくれ。大丈夫。またライブハウスで会おうでねぇか。そう言ってくれる事が本当に嬉しくて、支えで、次また辛い事があったらどこかのライブハウスでサンボマスターに会って『大丈夫だ』って言ってもらいたい

生きていて良かったと改めて感じさせてくれた

私も15年後どうなってる?なんてわからない。
ライブハウスに行かなくなってるかもしれないし、病気になって死んでるかもしれない。
でもまた15年、15年ってめっちゃ長いけど、15年経った時にまたサンボマスター見ながら笑ってたいなと思えるライブだった

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