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渋谷すばると関ジャニ∞が教えてくれたロック

感謝の気持ちを言の葉にのせて

 

「eighter」
彼が叫ぶその言葉は今も私の中にある
※eighter=関ジャニ∞のファンのこと
 

2018年の桜が満開の頃
電撃発表

そこから数ヶ月経ち
一部地域で梅雨明けが発表されても尚
私は心の整理がつかなかった

そう
ジャニーズの関ジャニ∞というグループから
メインボーカルの渋谷すばるという男が脱退するというニュース

正直、未だにあの日のことは
思い出すと苦い記憶が蘇る
 
 

「eighter」の名付け親とも言われてる関ジャニ∞のボーカリスト渋谷すばるにわたしが出逢ったのは、とあるライブDVDだった

私はランドセルを背負ってた頃、RCサクセションやTHE BLUE HEARTSに衝撃をうけ

部活動を始めた頃、Hi-STANDARDやGOING STEADYに出逢い

義務教育が終わった後、ELLEGARDENやRADWIMPSに出逢った

上記に上げてきたバンド達は、今となればドーム規模でも現実的な話だが、当時は専らライブハウスで音楽を奏でていた
そんなわけでその頃の私はライブハウスにこそたくさん出入りしていたが、野球の熱血的なファンでもないので東京ドームや京セラドームとは無縁な世界にいた
 
 

友人が会社の人に借りてきた関ジャニ∞のDVDを見ようと言い出し、私もカッコ良いなと思うメンバーがいた為、一緒にそのDVDをみた
当たり前のように自分のタイプのメンバーを見ていたが、気づけば終わる頃には元々見ようとしていたメンバーではなく、渋谷すばるを目で追っていた
渋谷すばるのライブパフォーマンスに完全に魅了された瞬間だった

アイドルのキラキラした笑顔とは無縁のとても真剣な顔で、決して大きいとはいえない体全身で、マイクを持つ彼は、歌うことで自分という人間を表しているように、私にはみえた

渋谷すばるに惹かれ、着々とそれまでのライブDVDを見てゆくうちにふと気付く
テレビで見ていた彼らは関ジャニ∞というグループの魅力の一部分に過ぎなかった

テレビで披露する楽曲はどれも「元気が出る」という言葉で表せるほど、一貫して明るい楽曲が多かった
しかし、ライブDVDを見ているとテレビで披露する常連曲に加え、エモーショナルな楽曲、ハードな楽曲、切ないバラード曲こんな歌も歌えるのか、こんな演奏もできるのかと目から鱗だった

また、彼ら自身もたくさんの音楽を聴き音楽を愛してる
それが関ジャニ∞の音楽にとても良く影響してる

渋谷すばるは甲本ヒロトさん率いるザ・クロマニヨンズが好きで、途中からヒロトさんと同じようにハーモニカを取り入れ、音楽の幅を広げた

錦戸亮は斉藤和義さんに楽曲提供を頼み
安田章大は高橋優さんに楽曲提供を頼んだ

丸山隆平はハマ・オカモトさんにベースの指導を受け
大倉忠義もYOSHIKIさんにドラムの話を聞いていた

村上信五は多忙の中、ピアノの精度を上げてゆき
横山裕は新しくトランペットに挑戦するなど

一人一人の音楽に対する姿勢が足し算され掛け算されて、関ジャニ∞の音楽は深くそして幅が広い音楽になってきた
恐らくこれらも進化をしてゆくのではないか

また音楽の繋がりということでも
知ったことがある

関ジャニ∞のテレビでもお馴染みの『無責任ヒーロー』が私が当時聴いていたTHEイナズマ戦隊の上中丈弥さんが作ってたと知った時は、とてもびっくりした、そして嬉しかった

こんな形で音楽は繋がったりもするのかと

更に嬉しかったことは『言ったじゃないか』という楽曲である
宮藤官九郎さん脚本のドラマ主題歌で、なんと作曲に大好きな峯田和伸
東京ドームで『言ったじゃないか』を聴いた瞬間に思ったことは、峯田和伸の作った曲が5万人に聴かれてると嬉しくなった

きっと音楽の楽しみ方は人それぞれ
私は関ジャニ∞のおかげでこんなにも音楽を楽しめた

つい最近では丸山隆平がテレビでお勧めしていた、『女王蜂』というバンドにハマりライブに行ってきた
私にとっては新鮮なバンドで、出逢えたことに感謝した

音楽面ではないが、彼ら関ジャニ∞はメンバー同士が仲が良くとてもメンバー愛が強い
見ているこちら側が照れてしまう
仲が良すぎて、私も来世は関ジャニ∞のメンバーになりたいと思ったほどだ

そんな中の渋谷すばるの脱退
耳にした当初は全く受け入れられなかった
しかし、メンバー同席での会見を見て、eighterの意見をメンバーが代弁してくれ
泣いている者もいた
あーそうだ
こんなに仲の良いグループで
ましてやメインボーカルが抜ける
きっと1番辛いのは、ファンではなく本人達なんだ
その彼らが渋谷すばるの脱退を受け止め、応援してるなら、私も応援したいと思った

最後の生放送3日間までにそう思える自分になりたい

そして、出来れば来ないで欲しかった7月
それぞれ音楽番組の生放送に出た彼ら

涙目でそれでもいつも通り、いやいつも以上に力強く歌を歌う渋谷すばる
全ての想いを一曲入魂するかのように歌いきった
涙を流して歌えなくなるメンバー
それをカバーしながら気丈に歌うメンバー
優しい顔で歌うメンバー
アイドル全開の笑顔で歌うメンバー

7人全員、最大限のパワーで
どの音楽番組でも
確かな彼ららしい音楽を奏でてくれた

この三日間常にメンバーは
演奏後に
「良い演奏を届けられた」
と言っていた

最後まで音楽を届けることを1番に考えていた

メンバー同士の無限大の愛
テレビスタッフへの愛
そして私達eighterへの愛

大好きな彼らは常に愛で溢れてる

そっか

ロックて愛なんだ

それを教えてくれた
渋谷すばると関ジャニ∞

「関ジャニ∞のメンバーで居れたことは
自分の人生の中で何よりの誇りだ」と
彼は言った

私も渋谷すばると関ジャニ∞の音楽に出逢えたことは何よりの誇り
 

残念ながら、関ジャニ∞を辞めてしまうけど
音楽は辞めないのだから

音楽を好きでいたら
またいつか
きっといつか
音の場で逢える
 
 

最後は彼らの曲を2曲ほど
紹介して終わりたい
 

デビューまでの長い道のり
デビューしてからの険しい道
常にトントン拍子には行かず
全員でもがきながら
ここまでたどり着いた彼らにこの曲を

『いつも夢に 選ばれないまま
陽が登り 沈んでゆく 日々
そこに僕の姿がなくても
世界は簡単にまわった

でもこうして繋いだ手
ひとりじゃないね

胸にHeavenly Psycho
今は未来に向かう道の途中だ
泪にさえも戸惑うことなく 願いを歌う

Heavenly Psycho /関ジャニ∞』
 

7人最後の生演奏で歌い
ライブの定番曲
初めてバンド体制でCDとして出した曲
これからの渋谷すばると6人の関ジャニ∞にこの曲を

『もう一切、もう一切
振り返らずに歩み続けたい
まだまだ終わらないから

今日は泣いたって、泣いたって
「いつか笑えるはず」そう言って
空見上げて、手を広げて
明日の自分を準備して
せめてもう一回、もう一回
君がくれた笑顔で笑いたい
まだまだ終わらないから

何か失って、失って
かけがえのないもの手に入れて
また守って、ただ守って
明日へと一歩踏み出すよ
だからもう一切、もう一切
振り返らずに歩み続けたい
僕は一人じゃないから

あの日交わした約束をずっと覚えているから 涙堪えて

もっと頑張って、頑張って
駆け抜けた光を追い越して
もう一切、金輪際 弱音や不安を閉じ込めて
せめてもう一回、もう一回
君がくれた笑顔で笑いたい
まだまだ終わらないから

LIFE〜目の前の向こうへ〜/関ジャニ∞』
 
 

最後の最後
「eighter」
と叫んでくれたその言葉に
彼の全ての想いを私は感じた

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