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I LOVE CHATMONCHY FOREVER

光を失くした日に

どうやら自分はとても臆病で、そのせいでずいぶんと「何もない」生き方をしてるようだ。たいした恋愛もしてないし、学生時代から今まで、親友というような人付き合いをしたこともない。人との別れだって卒業やらなんやらの、いわば「用意された」タイミングで予定通りの別れがやってくる。自分に限って言えばそこに涙なんてないし、もっと言えば感傷もなかった。

そんな自分にとって、チャットモンチーの曲たちで描かれた世界は自分が通らなかった、だからこそ憧れや想像できらきらになったものだ。そして、そんなきらきらは永遠に続くものだと思っていた、少し考えればそんなわけないのはわかりきってるのに。
昨日、そのチャットが完結を迎えた。きらきらした世界はきらきらしたままで(えっちゃんの言葉を借りれば)真空パックされて。
バンドが選んだ完結の形は主催のフェスを地元の徳島で行い、最後はみんなで阿波おどりを踊るというもの。
どの出演者の言葉にも演奏にもチャットへの愛に溢れていた。正直こんな風に直接愛を伝えられるのが羨ましくなるくらいに。
元メンバーのくみこんや出演のバンドのドラマーたちを背に自分たちのステージで、もうなん度もライブハウスで聞いた曲たちを演奏するえっちゃんとあっこは紛れもなくチャットモンチーだった。会場のアスティはそのときライブハウスになっていた。跳ねたし叫んだし腕振って拳突き上げた。みんなで歌いもした。終わって欲しくないと思った。

今はとても寂しい。チャットのことを考えるだけで涙が出るほど寂しい。でもいつか、何年かかるかわからないけれど、あの時は楽しかったって素直に言える日が来るかもしれない。

えっちゃん、あっこ、くみこん、チャットモンチーでいてくれてありがとう。

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