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オメ道楽2018 ~鯛獲るレコ発編~ 本店

オメでたい頭でなによりという居場所

幸せな余韻。

昨日のライブが楽しかった。
そう思ったことは今まで何度もあった。
でも「昨日のライブが楽しかったから今日も幸せだ」と思えたのはこのライブが初めてだった。

オメでたい頭でなにより 全国ツアー オメ道楽2018 ~鯛獲るレコ発編~
4月4日 渋谷 O-WESTの“開店記念”から全10公演。
ツアーファイナルは7月16日Zepp DiverCity。

ツアーの途中で新曲も発表された。
タイトルは
「We will luck you」
タイトルが”鯛獲る”のメジャーデビューシングルに続いてふざけた、もとい素敵な新曲タイトルだなと思いながら配信を待った。
しかし、7月7日に配信された「We will luck you」にはおふざけ一切なしのストレートな愛が詰まっていた。愛と言ってもラブソングではない。
聞いてくれる人の幸せを願う曲。
この曲をZeppで聴けることを想像するだけで胸が熱くなった。

7月16日 
Zepp DiverCityには多くの愛と幸せが溢れていた。
ロビーには様々なアーティストやファンからのフラワースタンド。
四星球のまさやんが作成したサイリウムの無人直売所。紅白幕の前でまさやんが微笑んでいる無人直売所には赤と白の使用禁止と書かれたサイリウムが一本100円で販売されている。
そしてオメでたの等身大パネル。
ロビーだけでも涙腺が緩むのに、どこかクスッとさせてくれるところにオメでたらしさを感じる。

開演時間も近づき会場に入るとフロアはすでに大勢の人で溢れていた。
前方は特に人が多く行けそうになかったがZeppという大きな会場で前に行けないくらい多くの人がオメでたを見に来ている。
それがとても嬉しかった。
中程の柵のそばで開演を待つ。
いよいよ暗くなり、ライブが始まる高揚感と緊張の中ステージを見つめる。
ステージ中程に設置されたスクリーンにオメ道楽で対バンしたアーティストたちが順に映し出されカウントダウンをしていった。
みんながこの日の成功を願っている。

そして幕が開いた。

感極まって目頭が熱くなったが、全部この目に焼き付けたい。
そう思って涙をこらえた。
鯛獲るから始まったライブ。
一曲一曲を思いっきり楽しんだ。
大きなサークルは作れないから、小さなサークルで回る。サークルが小さいとお互いの笑顔がよくわかる。だから必然的に思いやりのあるモッシュになる。

はじめてオメでたのライブに参戦した時もフロアには思いやりがあふれていた。
規模が大きくなっても思いやりは揺るがずフロアにある。

ライブ終盤。
赤飯がMCで
「俺に居場所をくれてありがとう。」
と言った。
「幸せになる意志を掴んで欲しい。」
と伝えた。
一瞬たりとも見逃したくはないのに溢れる涙で前が霞んでしまう。
居場所をくれたのはオメでたの方だ。
オメでたは自分がどれだけ幸せか気づかせてくれた。

11月の川崎クラブチッタでのワンマンの時はぼっち参戦だった。
それでもいいからオメでたが見たかった。
そしてこの先もぼっちでもいいからオメでたを応援しようと思った。
それが今日は8人で参戦した。
オメでたのおかげで出会えた場所がある。
オメでたのおかげで出会えた人がいる。
オメでたが繋いでくれた縁。
フロア以外に居場所ができた。
たくさんの大切な人たちに巡り合わせてくれた。
オメでたを知ったこと。
オメでたを好きになったこと。
全てが奇跡としか言いようがない。

泣きながら「We will luck you」を歌った。
泣きながら「オメでたい頭でなにより」を歌った。
泣きながらヘドバンをしたのは初めてだったし泣きながら笑うのはすごく疲れることを知った。

この場所で大切な人達と
「オメでたい頭でなによりです」
とダブルピース掲げて叫べることが心の底から幸せだった。

アンコール。
「オメでた」と呼んでいた声の中からWe will luck youの歌詞が聞こえた。
その声に合わせてWe will luck youを歌う。
会場がどんどんWe will luck youになっていく。
合間合間にいろんな人がいろんな想いを叫ぶ。
「ありがとう」「大好き」「最高」
オープニングのカウントダウン。
Zeppワンマンの成功を願った応援動画。
Twitterを開けば今日会場に来ることができない他バンドからの応援メッセージがタイムラインに流れてくる。
終演後の記念撮影では多くのファンがメッセージを寄せた紅白の横断幕が掲げられた。
いろんなバンドに、人に愛されているオメでた。
縁を大事にし、嘘偽りなくオメでたい。
人の幸せを願うバンド。
そこには愛しかない。

小さなきっかけで人生は大きく変わる。
“暗い玄関で”泣いていた人が、一年後には“無邪気に笑ってる”。
8月にはロッキン。ライジングサン。モンバス。
秋には2ndシングルが発売され東名阪ツアーも行われる。
対バンやフェス出演もどんどん発表されていく。
オメでたはまた誰かの“幸せになるための”小さなきっかけになるのだろう。

オメでたい頭でなによりは奇跡を生み出す最高で最幸のバンドだ。
 

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