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2017年4月27日

よーこ (49歳)

岡崎体育が見せてくれるもの

言霊って本当にあるの?(SNS世代の音楽とは)

「ちょっとでいいから翔んでくれ!」

その言葉に引っ張られるように、私の体は弾んで少しだけ浮いた。
何年ぶりかのライブハウスで、その日、私の心は確実に軽くなっていた。

ある日、いつものようにベッドに入ってツイッターをチェックしていた。
セカオワの深瀬さんが「元気になった」と呟いている。調子悪かったのかな?
何気なくその下のYouTubeをクリック。
その瞬間、私は声を上げて笑ってしまった。

何コレー!確かに元気出る!!!
この人、誰?

世の中便利になったな。
その日の内に、その人物のアウトラインがわかった。
まだスーパーでバイトしてるって。
事務所には所属してない?
フム。
事務所に所属してないって、大変なんだろうな。
早速ツイッターをフォローしてみた。

私は以前、仕事柄ミュージシャンに会う機会が多かった。バブル期前後の話だ。
雑誌もCDも売れていたあの頃。
魅力的な人は個人的に応援していたが、いつの間にか勢いがなくなり消えていくミュージシャンが切なかった。

事務所を持たない彼はツイッターで呟く。
その言葉は、生々しい。
反面、細心の注意を払ってセルフプロデュースをして自分を伝えている。
ツイッターは彼の体温をリアルタイム感じられるファンにとって欠かせないアイテムだ。

沢山の人に自分の音楽を聞いてほしい、、、
彼の熱が直に伝わってくる。
その熱を受け取り、全国、いや、世界のファンが突き動かされる。
しかも、ものすごい速さで!
バブル期にSNSがあったら、一体どうなっていたんだろう?

SNSをチェックして彼の魅力が徐々にわかってきた。
とても真っ直ぐだ、と言うこと。
スマホの中で呟く、ちょっとツンデレな言葉や発言からは一見わからない。
しかし、しっかりとメッセージを伝えたい時に彼は真剣だ。

そして、サービス精神旺盛でメロディアスな曲はキャッチーで美しく、余韻を残す。
そして、深瀬さんのように私は今日も元気付けられる。

言霊を大切にしている、と彼は言う。

小学校の卒業文集にも、ミュージシャンになりたいと書いたそうだ。
夢をツイッターに語り、形にしていく。
 

「この言霊を置いて行かせて下さい。30歳になるまでに、さいたまスーパーアリーナでライブやります!」
ライブの最後にこう言った。

見届けようじゃないの!
岡崎体育!

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