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THE ORAL CIGARETTESに教えてもらった嫌い

彼らの嫌いには深い愛と苦しみがあった

自分が嫌いな人に「嫌い」とはっきり言ったらこの世界どうなってしまうのだろう。

考え方は人それぞれだが大抵の人が傷つく。

それでいい。今の世界、人のことを考えすぎだ。常識とか思いやりとかもちろん大切である。

だが、なぜ、自分が伝えたいことをはっきり言える世界じゃないのか。自分に素直になれ。
 

音楽はその常識を覆してくれる。
 
 

私はTHE ORAL CIGARETTESの 嫌い という曲が大好きだ。

ここまでの話を聞いたらただの怖い奴なのかもしれない。でもこの曲に秘められた想いはとても深かった。

まずこの曲のMVを見た方、驚いたはずだ。
部屋の全てのものをめちゃくちゃにする美女がいる。机の上の料理を薙ぎ払い、物を投げる。

実はこの曲はただ単に 嫌い ということだけを伝えたいのとは違う。
 

〔私をかばって死んだんだもん〕
 

この曲には深い愛情が描かれている。
 

〔体感的に感じるメッセージなんてクソ食らえ/もう私の前から早く消えてよ 喋らないで〕
 

早く消えてほしいと願っている。それほど辛い過去があったのだろう。
 

〔Not you but I should have died〕
 

和訳は 私が死ねば良かった というなんとも意味深い歌詞。女性の 嫌い は、ただの
嫌い という意味ではないのかもしれないと思ったのは私だけではないはず。
 

〔嫌い 嫌い 嫌い 嫌い 嫌い/あなたのこと/嫌い 嫌い 嫌い 嫌い 嫌い/あなたのその死に方も/教えてよ 答えてよ/私のこれからなんてどうでも良かったの/こんなにも憎らしく思うのは/嫌いな私のせい〕
 

あなたの死に方も嫌い ということからもう亡くなってしまった人ということがわかる。
死んだあなたに求める答え。返ってこない返答。

死んだ人の気持ちと生き残った人の気持ち。なんとも切ない感情に溢れてしまう。
大好きだった彼の記憶が離れないのではないだろうか。それが自分を苦しめ考えることが
辛いから、頭から消えて欲しい。大好きだったからこそ 私が死ねば良かった って思っ
ている。
 

〔その握ったナイフ離してよ/その手に滲む血を止めて/『ごめんなさい』を連呼する私の気持ちにもなって/あなたの笑顔もう一度見せてほしいと願っても/私をかばって死んだんだもん/そんなあなた本当に「嫌い」〕
 

この死は女性をかばったことが原因だった。女性の 嫌い は「大好き」「哀しい」「愛している」「寂しい」「会いたい」「辛い」など様々な気持ちが込められていたのではないか。

そんな深い意味が込められている曲だ。そんなことを歌詞を見ながら思ったが、それと同時にもう一つ単純に思った話をしたい。
 

一番最初に少し書いたが 嫌い という言葉を伝えることについて。この曲は死んでしまった人に向けているから直接は 嫌い とは言っていない。

色々なことを最近考えるが、今の日本は相手に気を遣って、相手の気持ちを感じ取って、怒
られないように生活している。少なくとも相手のことを考えているだろう。でも、その中
には嫌いな人、裏切られた人、顔も合わせたくない人、少しはいるだろう。だが、この 嫌
い という最強な音楽を聴いて思った。
 

中指立てて「嫌い」ってはっきり言えたらどれだけ楽になるのか
 

そんなことはできない世の中なのだろうけれども、本当に辛くて、消えたくて、死にたいって思うぐらいならはっきり相手に伝えることが大切だと思う。

どうなるかはわからないけれども、もしそれで1人でも命を救えるのならば面と向かっていうことができる世界を作って行くべきなのではないかと思った。
 

嫌いなら嫌いでいい。自分が信じられる人を1人見つけて欲しい。

私はTHE ORAL CIGARETTES の 嫌い という曲で様々なことを感じた。

それと同時に、辛いことも蘇ってきた。でも音楽は裏切らない。それが私の答えだ。

イヤホンの奥から助けてくれる優しい声は今の自分にとって幸せ。

だからこれからも大切な音楽と生きていきたい。

THE ORAL CIGARETTES 出会ってくれてありがとう。

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