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帰り道

SHISHAMOの音楽と帰ったあの日

私は今、就活中だ。
毎日のように面接練習を行いコツコツと試験に向けて取り組んできた。やりたい事や行きたいライブも全て我慢してきた。そんな辛い日々にSHISHAMOの音楽と帰ったあの日の話をしよう。

私は小学生の頃から学校という場所があまり好きではない。というより大嫌いだ。好きでもない友達となんとなく一緒に居て授業を受ける。誰かと話していてもまるで自分以外みんな幸せそうに見える。そして誰かと一緒に居ても孤独を感じる。私は昔からどんなに仲の良い人であろうと悩み事や相談を打ち明けた事がなかった。信用してないわけではない。ただ、自分の弱みを知られたくなかった。自分の弱い部分はただの恥でしかなかった。皆キラキラして見えたし、そうゆうキラキラした部分を見るともっと自分が嫌いになる。皆がキラキラしているから場に馴染めない。側から見たらそうでもないかもしれない。でも私は心の中ではずっとモヤモヤしていた。キラキラした人たちを見るのが辛い。から、学校は辛いし苦しい。そしてその大嫌いな学校に面接練習のために放課後まで残らなければならない。それだけで私にとっては苦痛だった。思い通りに言えずに悔しい思いをしたが、そんな事よりとにかく未来が怖かった。それは今でもそうだ。怖くてたまらない。でも誰も頼りたくはない。そう思っていた。

そんな私の唯一の心の支えが、「音楽」だ。
いつもと同じ景色。同じ道。でも音楽があれば私は楽しかった。イヤホンを付ける。再生ボタンを押す。音が流れる。たったそれだけで、狭くて縛られた学校という場所から逃げれるような気がした。そして今も中学生の時からも支えてもらっている音楽。それは「SHISHAMO」だ。私は恋愛をしていない。でもSHISHAMOの恋愛ソングを聴くとキュンとして楽しくなる。こんな私でもキラキラしているようにも感じる。最近の帰り道はよく「私の夜明け」を聴く。

「今夜もいつもの帰り道
この公園も この泣きたい気持ちも
いつもと同じで嫌になるなぁ 私、間違っていないはずなのに」

この歌詞を聴きながら帰る。気づいたら目が涙でいっぱいになった。そしてポロポロと涙が流れ落ちた。私は間違っていないはず。これまで毎日コツコツやってきたつもり。それなのにあいつは適当にやってきて結果上手くいく。納得できない。「なんで私ばかり」心のどこかでいつも思ってる。悔しい。悔しい悔しい。でも「私の夜明け」を聴いた時、こんな風に思っている人は私だけじゃないのかもしれない。そう思った。誰だってキラキラして生きてるわけではなくて、皆裏では落ち込んだり涙を流しているかも。当たり前かもしれないが、辛いのは自分1人ではない。そう思えた。
これからも面接練習は続く。上手く答えられずに悔しい思いをしたり不安になる事があるかもしれない。そしてキラキラした環境にうんざりする日もまた来るかもしれない。それでも私には「SHISHAMO」の音楽がある。辛ければSHISHAMOを聴いて気分を上げれば良いし思う存分泣けば良い。泣くのは別に悪いことじゃない。SHISHAMOが教えてくれた。報われるかなんて分からないけど、これからも私は未来に向かって走る。走り方はSHISHAMOが教えてくれる。

そして明日もきっと、SHISHAMOの音楽と一緒に帰る。

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