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go!go!vanillasが迎えた日比谷野音の日

どうかまた会える日まで さよならは言わなくていいので

 
2018年9月22日土曜日、天気予報は曇りだった。

とは言ってもぐずついた天気の続く日々で、当日も雨が降るかも。。。なんて言われていたが、いざ当日を迎えてみると、少し雲は多いものの爽やかに晴れた日となり、野外でライブをするには絶好の日となった。

バニラズが日比谷野音の会場でライブをやる、という知らせを見た時、私は「とうとうここまで来たか…」なんて玄人っぽいことを思ってしまった。バニラズを好きになって5年がたって、渋谷クラブクアトロで見た頃がすごく懐かしく思う。この間はZeppでライブもやっていたし、感慨深くなっているのかもしれない。

年を重ねるたびに徐々に徐々に大きいところでライブをやるようになっていって、大きなフェスに出るようになって、バニラズのことを知る人がどんどん増えていって、それでもまだ私はバニラズが好きだった。懲りずにCDを買い続け、ライブに行き続けている。一緒にクラブクアトロに行った友人はもうバニラズを聞かなくなってしまった。それでも私はまだ、聞き続けている。

元気がない時背中を押してくれる、なんてありきたりな言葉では表せられないほど、私の中にバニラズは根付いてしまっていて、無意識にバニラズ公式ニュースを見てしまったり、無意識に歌を口ずさんでしまったり、無意識にライブのチケットを買ってしまっていたり、本当に無意識に好きなんだと思う。

色んなことがあったこの5年間。私もバニラズから離れてしまうかもしれない時期もあった。ギターの怜也さんと一緒に、私もバニラズのファンから脱退しちゃおうかな、なんて考えてしまったこともあった。でも、やっぱりまたバニラズを聞いてしまう自分がいて、呆れる。なんだ、バニラズのこと好きなんじゃん、ってCDを買うたびにライブに行くたびに思い知らされる。
私の大切なバンド、バニラズが日比谷野音でやる。これは、行かないわけにはいかないな、なんて古参ファンぶって来てしまった。

ライブは素晴らしいものだった。
突然観客席真ん中のステージに現れて、牧さんの弾き語りからのスタート、そしてアコースティックアレンジのラッキースター。バニラズは王道のロックンロールとポップで明るいメロディが特徴的だけど、アコースティックもしっかり聞かせてくれる実力を兼ね備えている。そこからステージに戻りバニラズ1ロックな曲であるカウンターアクション。緩急が付きすぎてて最高すぎる。

そこからは新曲古い曲と幅広くやってのける。時々挟むMCは野音だというのにいつも通りのゆるゆるなMCで、いつも通り過ぎるところに大笑いしてしまったし、ほっとしてしまった。
古い曲の中には私の好きな、トワイライトとなつのうた。この2曲はあの頃のままの歌で、茫然と立ちすくんでしまった。新しい曲も楽しくて良いんだけど、やっぱり私は昔の曲のどこか渋いバニラズも好きでたまらなかったから、久しぶりに聞いてしまうと耳が、脳が、びりびりと痺れる感覚。
どんどん進化するバニラズなのに、古い曲を聞くと、全然変わってないじゃん!って叫びたくなる。私の好きなバニラズのままじゃん!って。

最後の最後まで楽しませてくれるライブだったし、途中で進太郎くんのギターの音が出なくなるハプニングも見事につないでみせた。さすがだなあ、ちゃんとつなぐじゃん、なんて心の中で思ってしまうくらいには感心してしまった。上から目線で本当申し訳ないが。

最初から最後まで、ずっと「楽しい」なのだ、バニラズのライブは。今のところこんなに「楽しい」で溢れるライブは他にない、と私は思う。今回のライブも、もちろん最初から最後の最後まで、「楽しい」で溢れていた。私だけでなく、一緒に行った友達にも。会場の人たちにも。
 

あの頃と変わったところは、もちろんある。牧さん歌上手くなったなあ、とか。進太郎くんが入ったことにより、良い意味で音が変わったな、とか。メンバーが歌を歌うようになったのだって、変わったところだ。進太郎くんはソロ曲まである。そこを良い変化か、離れるきっかけか、どちらか決めるのは私たちだ。私は付いていくって決めた。今回の野音に行って、改めて思う。進化した彼らを見て、何度だって思うのだ。「またライブに行きたい!」って。

ライブの最後は私の大好きな曲で幕を閉じた。

彼らは私たちに贈るギフトだというけれど、私はこんなにもらっていいの?なんて思ってしまう。大切な大切な、曲の贈り物。
「どうかまた会える日まで さよならは言わないよ」
彼らが待ってくれる限り、私はまた会いに行ってしまうんだろうな。
さよならは言わなくていいので、音楽を奏で続けてほしい。できることなら、ずっと。
 

あ、ジェットセイヤが言ってた「次は九段下まで行って武道館でやるぞ!」という言葉は、信じていいですかね?笑
 

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