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20代がもうすぐ終わる自分から、10代の若い世代の人達へ

パンク映画「20センチュリー・ウーマン」とTHE CLASH「ハマースミス宮殿の白人」と

マイク・ミルズ監督の映画「20センチュリー・ウーマン」監督の半自伝的内容で、1979年アメリカの南カリフォルニアを舞台にして母親と息子、2人の女性との出来事を中心にひと夏の思い出を描くヒューマンドラマ。主な登場人物は、母親ドロシア(アネット・ベニング)と息子ジェイミー(ルーカス・ジェイド・ズマン、息子ジェイミーの幼馴染ジュリー(エル・ファニング)写真家で下宿人のアビー(グレタ・ガーウィグ)
 

映画の序盤に懐かしい曲が流れたきた、THE CLASHの「ハマースミス宮殿の白人」だ。20代前半に良く聴いてた曲で、THE CLASHの中でも特に思い入れのある曲。

「ハマースミス宮殿の白人」はTHE CLASHが1978年に発表した曲で、ジョー・ストラマーが当時レゲエのオールナイトのパーティに行った時のライヴでの体験を書いた曲。映画ではこの場面でこの曲を流すのかってシーンでだったので、凄く驚いたのと同時にとても感動したのを覚えてる。

「ハマースミス宮殿の白人」はもう40年前の曲で、40年後に(映画の設定は1979年だけど)今の時代に、今の時代を生きる若い2人の役者、ジェイミー役のルーカス・ジェイド・ズマンとジュリー役のエル・ファニング演じる場面で流れるとは、ジョー・ストラマーも喜んでるだろうな。ロマンチックな場面で、情緒的で。
 

THE CLASHの音楽が映画で使われる事は良くあるけど、「20センチュリー・ウーマン」で流れるTHE CLASHの音楽は他の映画では感じられない感覚だった。監督のマイク・ミルズのセンスは凄いぞと思った。数十秒間の出来事だけど、自分映画史上もっとも、映像と音楽が科学反応を起こした瞬間だった。
 

THE CLASH、ジョー・ストラマーが次の世代に残してくれた音楽。それを思春期中、影響をもろに受けたであろうマイク・ミルズがまた映画という表現で残してくれて。THE CLASHのファンとして誇らしいし、とても嬉しい。ジョー・ストラマーも映画好きだったから、ジョーにも観て欲しかったな。
 

ジョー、「20センチュリー・ウーマン」観た?あの映画のハマースミス宮殿の使い方ヤバかったよな⁈THE CLASHの音楽に影響を受けた世代が、また次の世代に素敵な作品を残してくれてるよ。もし会うことが出来たなら、そんな会話をしてみたかった。
 
 
 

さらに、マイク・ミルズの映画「20センチュリー・ウーマン」が自分の中でも特別な存在になったのは、「ハマースミス宮殿の白人」以外の場面ともう1つあって、それは、「ハマースミス宮殿の白人」の場面とは違う意味で自分の心に響いてしまった。
 

20代のアビーが自分の好きな音楽を入れたミックステープを15歳のジェイミーに渡す場面。15歳のジェイミーに20代のアビーが言うセリフ。そのセリフが何とも言えない気持ちになった。アビー演じるグレタ・ガーウィグの表現力も素晴らしかった。邦訳も素晴らしかった。suicideの「チェリー」が流れながら2人で踊る瞬間、自分映画史上もっとも
美しい瞬間だった。
 

この場面の20代のアビーのセリフが、もうすぐ20代を終わろうとしてる自分の心の中にある感情を吐き出すようで、観てて少しつらくもあった。もし、自分が15歳の時にアビーみたいな人がくれたらなと思った。
 

自分が、色々な音楽を聴くきっかけなったTHE CLASHの音楽を聴くようになったのは、20代になってからだった。それから、サマソニ、フジロック、洋楽のライブ、そして海外のフェスにまで行く事になった。海外のフェスは9月の上旬に行ったフェスで、5回目になった。
 

「今の」自分の中での最高の音楽体験は海外でのフェスで色々な音楽に出逢う事。海外のフェスに行って思うのは、回を重ねることに10代の時に来たかったと強く思う。こんな楽しい世界を10代の時に体験したかったと強く思う。日本と一緒で海外のフェスでも10代の若い子たちはたくさん居るから、彼ら彼女達と仲良くなって一緒にはしゃいでみたかったなと、強く思う。今の年齢になると10代の若い子達と仲良くなったり、一緒にはしゃぐのは、もう、難しい。逆に海外のフェスでも1人で観るのが好きそうな人を見ると、仲間が居るようで、少し安心してしまう。
 

「20センチュリー・ウーマン」のアビーに少し自分を重ねながら、音楽が好きな10代の若い人達にアドバイスする事が出来るなら、10代の若い人達には、いろいろな国の音楽を聴いて、興味を持ったら、海外のフェスにも行って、若い時にしか出来ない経験をしてほしいと強く思う。ある程度年齢を重ねてからも経験は出来るけど、若い時にしか感じられないことは、沢山あると思うから。

それは、もし自分が10代の時に戻れるなら、もっと色々な音楽を聴いて、絶対海外のフェスにも行って、色々なアーティストのライヴを「同世代」の子達と共感したいから。と今の20代が終わろうとしている自分が強く思うから。
 

もし、今10代で、昔のだけじゃなくて、今の若い世代の洋楽が好きで沢山聴いていて、周りに同じ趣味の子が居なくて、話しが合う人が居なくても、ずっと今の時代の音楽を聴き続けてほしい。もし自分の好きなアーティストが日本に来るなら、遠くてもフェスやライブに行ってほしい。もし誰も一緒に行く人が居なくて1人で行きづらくても、勇気を出して行ってほしい。絶対にその選択は間違ってないから。そして、日本でのライブやフェスが楽しくて、海外のフェスにも興味を持ったら、行ってみてほしい。新しい世界が待っているから。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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