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“また、音楽で会いましょう”

「音楽」で会いに来てくれるバンド、androp

“また、音楽で会いましょう”
andropのVo.Gtである内澤崇仁がライブを終える際に毎回口にする言葉だ。
この言葉、まさにandropのライブの、いや、andropのすべてを表していると思うのだ。
 
 

その理由を話す前にひとつ、みなさんに知っておいてほしいことがある。
andropというバンドは、その活動の初期、メンバーの経歴、プロフィール、さらにそれだけでなく、名前や顔までも非公開にしていた。昨今の音楽界、ビジュアルもまた大きな勝負道具の一つであることは否めないだろう。そんななかでも、だ。音楽を聴いてほしい、音楽の評価をして欲しい。そう願う内澤にとってはメンバーの顔や名前、というひとつの先入観的なものは音楽を聴いていく中では不要だと考えたからだという。来年10周年を迎えるandropの長い歴史の中で徐々にプロフィール解禁されて行き、現在非公開なのは年齢と本当に個人も個人な個人情報だけど言えるほどにはなっている。けれど、けれどだ。それでも、例えプロフィールが解禁されようとも、andropの真髄とはここにあるのだろう。
音楽が主役のライブ、そんなん、音楽を届けるバンドにとっては当たり前のことだろう。けれども、andropにおいてはこの言葉のもつ意味が変化する。
飽くまでも音楽なのだ。彼らは、彼らが作るものは。
内澤崇仁という”人間”そして”音楽”の天才の世界をこれまた天才の伊藤彬彦、前田恭介、佐藤拓也が表現する。そこに存在するのはただただ真摯に音楽を奏でる4人の姿とその音楽をより高尚なものへと変化させて行く照明。そこには小細工と呼べるものなんて一切ないのだ。ただただ見るものを魅了させる音楽を奏でるandrop、まさに天才としか言いようがない。本気でそうと思わせてくれる。
 

けれどもだ。andropのことをよく変わった、と評価する人がいる。まぁ、確かにそうであろう。本人達もそう語っている。2014年にリリースされたVoiceという楽曲。ここからandropは変わった。ステージ上で浮かんだというこの曲、曲のはじめもはじめからリスナーみなに歌わせる箇所がある。それまでのandropの楽曲では難易度の高いハンドクラップなどは複数あったがなるほど、リスナーが歌うという曲はなかった。そしてまた、この曲を聴き、曲調が変わったというリスナーもいる。Voiceが収録されているアルバム、period。そしてその次のアルバムandrop。双方とも確かに明るい曲調の曲が多い。それに対して昔のアルバム。androp初のCDであるanew収録のTonbi、2枚目のミニアルバム、noteに収録されるColorful。3枚目のアルバムdoor収録、Puppet。以上の3曲を引き合いにだしてみても、確かに曲調は変わったといえよう。初期のandropはこの3曲を除いたほかの曲をみてみても、どこか、なんともいえない暗さを孕んでいる。Voiceなどとは少し違うように感じるのも無理はないだろう。歌詞について言うとVoiceは諦めというものを感じさせる、言うならば暗さを感じるがそこは今は関係ない。
けれども、けれどもなのだ。VoiceやYeah! Yeah! Yeah!などでandropから離れてしまった方々、またandropのファンへと戻ってきて欲しい。そして是非1度ライブへと足を運んで欲しいのだ。そうすればわかる、andropのやりたいことは何一つ変わっていない。今もまだ音楽が主役の音楽を伝えるライブをやっている。
なんて、高校生が偉そうなことを言ってみても説得力なんてものがないのは知っている、それでも1度ライブへと足を運んでみて欲しい。そうすれば必ずわかるはだから。
“また、音楽で会いましょう”
何度でも言う。これはandropのすべてを表す言葉だ。
いつまでもいつまでも音楽で勝負をする、音楽でもって会いに来てくれるバンド、androp。
彼らの作り出す音楽、そこには一切の嘘はなく、ただただ音楽を伝えてくれる、それでいながらもどこまでも暖かい。そんなバンドがいるのだ。
そんな彼らの音楽を会いに行ってみませんか?

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