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” stay with you ”

〜 back numberと共に歩むということ 〜

 

私がback numberに出会ったのは今から6年程前
当時私は中学1年生だった。

ずっと音楽はCDで聴くことしかなかった自分をはじめて外に出させてくれて、ライブに行くということの喜びを彼らが教えてくれた。

今思えば、初めて行ったライブもフェスも、自分の働いたお金で買ったCDも、ファンクラブもラジオも雑誌も、他のバンドを好きなのも、まだたったの19歳ではあるけれど、ここまで全てback numberが作ってくれた道だった。

そんな彼らがついこの間3箇所5公演に渡るドームツアーを行ったのだ。

私は彼らの活動を最初からみてきた訳じゃないしインディーズ時代の活動のことももちろん全て人から聴いた話でしかなかった。とはいえ、初めは定員2000人程のホールへ彼らのライブをみに足を運んでいたことを思えば、ドームツアーという言葉は私にとっても聞くだけでとても心躍るような素晴らしいものだった。

そんなツアーも終盤京セラドーム公演2日目も終わりにさしかかる頃のMCでのことだった。

ボーカルの清水依与吏が「歌うのが怖い」と言った。

確かに言った。

衝撃だった。

その瞬間ショックで涙が止まらなくなった。

勝手な話ではあるけど、楽しくライブをして欲しいと思っていたし、楽しんでるところをみていたつもりだった。共に何もかも楽しんでいるのだと思いこんでいた。

そばで、いつも隣を歩いている。そう感じていたからなのだと思う。

しかし、彼は続けて今の自分が感じている恐怖や、どれほど自分達の曲に力を入れているかということに。時々悔しいような表情をみせて言葉に詰まりながらも、彼は彼の思いを一生懸命、必死に私達にぶつけてくれた。

” 自分達が一生懸命作った曲を馬鹿にされるのは絶対に嫌だ ”

彼はどんなに瞳を潤ませても決して私たちに涙を流す姿を見せることは無かった。

3人がどれだけ自分達の曲に気持ちをかけているのか、

怒りにも似たこれまでとは比べ物にならないほどずっと強いその気持ちが彼の口ぶりを通じてヒリヒリと伝わってきた。
 

back numberだけを純粋に好きだった数年前のあの頃。

同じ趣味を分かち合える友達の存在が本当に嬉しかったこと、初めてメールを読まれて嬉しくて泣いて震えたこと、新曲に感動して泣いたり、夜中のラジオで声を押し殺して笑ったこと、たくさんのライブ、土地へ足を運んだこと、色んな人に出会えたこと、

そんなことも時が経って忘れてしまって、冷めた言葉を口にするときもいつしか増えていた。

しかし、気づけば全てが大切な思い出であり、今の私を構成する基礎になっていたのだ。

back numberを初めて知った、あの日、あの時の感動は間違いじゃなかった。

私はback numberのおかげでたくさんの音楽に、人に、新しい自分に、出会い、大切な物に気づくことが出来た。

そしてこれからまた、他に物凄く大事だと思うようなバンドにだって出会ったりするかもしれない。

だけど、

私はこの6年半back numberを聴いたことを後悔した日は、この6年半のどこを探しても1日どころか、微塵も、これっぽっちもない。

これからもそう、いつか手紙に書いた「一生応援します」って言葉に、気持ちに、変わりはないのです。

考えてみればあなた達の音楽は、今まで私が人生でとても大事な決断をしたときに必ずそばで、私のすぐ隣で、共に歩いてくれていた。

前に立って引っ張る訳でも、特別に鼓舞された訳でもなかったけど、

本当に辛いとき、逃げたいとき、何もかも諦めてしまいたいほど苦しかったとき、ただ隣に、ずっとそばにいてくれた。

ロックだとかJPOPだとか、そんな細かいことは私にはもうどうだって良い。

音楽を、私達を愛してくれている限り、まだ歌い続けて共に今を歩んで欲しい。

どうしてもあなた達の音楽じゃないといけない。
 

3人の代わりなど私はいらないのだ。
 

” また迎えにくるからなスーパースターになったら ”

次に迫る困難を乗り切る為に、私はまたback numberを聴いている。

例え明日も明後日も来週も来月も辛くても、いつも心のそばにいてくれる貴方達の存在を、ちゃんとまた感じることが出来たからもう平気なんだ。
 

私はまた次に迎えにきてくれるまで、大好きなスーパースターをここで待っていようと思う。
 

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