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今までも、これからも

JUDY AND MARYからYUKIまで、彼女の曲と共に生きてきた

彼女の曲を聴いている間は、すぐには理解できない歌詞と独特な世界観に飲み込まれる。聴き終わった後は、何故か少し切なくなる。だけど、希望を与えてくれるのだ。

YUKIは20年間の私の人生の中にいつも関わってきた。というのも、私の父がJUDY AND MARY(以下JAM)が好きで、私が生まれた時から彼女の曲を耳にしてきたからだ。
私は大阪で生まれ、6歳の時にこっちに引っ越してきた。夏休みには毎回8時間以上の父の運転で帰省していた。車の窓から、光っている高速道路の街灯が流れていくのを、ぼーっと眺めるのが好きだったのを覚えている。そんな車内で流れる曲はいつも決まってJAMかYUKIの曲だった。

今でも彼女の曲を聴くと、高速道路の風景が頭に浮かぶ。
引っ越す前までは簡単に会えていたばあちゃんには年に1、2回しか会えなくなってしまった。神奈川に来てからは関西弁を話す機会も減ってしまった。彼女の曲が私に切なさを残すのは、そんな寂しさを感じていたからなのかもしれない。

懐かしさも残る彼女の歌を、私は今でも繰り返し聴いている。幼い頃とは違い、大人になるにつれ歌詞の意味を深く考えるようになった。
「鳴いてる怪獣」は曲調と可愛らしいYUKIの歌声から、明るい曲という印象を受ける。歌詞をちゃんと読むとそれはまるで違って思えた。「誰かに愛されたい、必要とされたいと願う女の子の歌なのか…?」ポップな曲調とは裏腹に寂しさが隠された曲だと思う。
そういった曲は、他にもある。

YUKIは大人になりたくなかったんだろうと思う。
「大人になって」や「ロックンロールスター」は若さを感じる曲だ。だけどどこか悲しみを帯びている。

私は今年20歳になり、大人になる意味が少しずつ分かってきた。分かってくると同時に分かりたくない気持ちがある。言葉では表すことのできない、葛藤とも違う気がする そんな思いを抱えながら 今までも、これからも、彼女の詩と共に歩んでいく。

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