1455 件掲載中 月間賞発表 毎月10日
この数字はTwitterやFacebookでのリツイート・いいねなどの反応数を合算して算出しています。

Mr.Childrenという奇跡

26年、進化し続ける4人の音楽

26年、というと、一人の人が成人して、社会人になって数年になるくらいの歳である。
2018年で結成して29年、デビューして26年、という、彼らの歳の半分以上を、彼らはMr.Childrenという音楽の中で生きている。
わたしが初めて行ったMr.Childrenのライブは、2015年のスタジアムツアー未完であった。
それまでバンドのライブに行ったことのなかった私は、東京ドームに鳴り響く、骨ばった4人(と、サポートメンバーSUNNYさん)の音を聞いて、衝撃を受けた。
当時23年目にして、ツアータイトルが「未完」。
そんなMr.Childrenの宣言が、音から、彼らの音楽を届けようとする姿勢から、伝わってきた。

Mr.Childrenの音楽の作詞作曲は、ボーカルの桜井和寿が行っている。
そのため、テレビなどでは、桜井和寿だけの魅力が伝えられることが多い。
しかし、2015年にNHKで放送された「SONGS」で、桜井和寿は「ほかの3人は、僕が作った音楽を初めて聴いてくれる人だから。あの3人がいるから、音楽と誠実に向き合えている。」という言葉を残していた。
そう、Mr.Childrenの作詞作曲 桜井和寿 というクレジットには、田原健一、中川敬輔、鈴木英哉の3人も存在しているのだ。

たとえば2017年に発表された「himawari」のメイキングなどでも、メンバー4人がソファに座って、それぞれのバランスを考え、どのように「himawari」を表現するのか、というのを話し合っている印象的なシーンがあった。

ここまで来て何が言いたいのか、というと、タイトルにも示した通り、「Mr.Childrenという奇跡」
である。
Mr.Childrenは、何度となく「生まれ変わっている」バンドだと考える。
まずは1999年の活動再開、そして2004年の、桜井和寿が病気になったあとの復帰、2015年の、セルフプロデュースになった時。そして、今年発売された「重力と呼吸」というアルバム。
時代に合わせ、そして自分たちが何を目指したいか、を考えながら音楽との向き合い方を変えてきたMr.Children。

来年は結成30年という節目の年だが、そうした今も、彼らの本質とする部分は変わることなく、しかし、進化をし続けている。

これから彼らがどんな音楽を作っていくのか、この時代にどんな風に合わせ、そしてどこかで逆らっていくのか。

私も彼らの音楽を受け止められるよう、彼らの音楽とともに、「今」を精一杯生きようと思う。

  • 投稿作品の情報を、当該著作者の同意なくして転載する行為は著作権侵害にあたります。著作権侵害は犯罪です。
  • 利用規約を必ずご確認ください。
  • ハートの数字はTwitterやFacebookでのリツイート・いいねなどの反応数を合算して算出しています。
音楽について書きたい、読みたい