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プレゼント

BUMP OF CHICKENから貰った贈り物

私には、泣いた後に必ず聴く歌がある。
BUMP OF CHICKENの「プレゼント」という曲。

こんな歌い出しで始まる。

〈お訪ねします この辺りでついさっき 涙の落ちる音が 聴こえた気がして 駆けつけたんだけど 誰の涙かな そういや君は ずいぶん赤い目をしてるね〉

泣いた後に聴くんだから、私の目はたいてい真っ赤っか。そんな時にこんな優しいことを言われるんだから、私はまた、えーんって、泣いてしまう。
 

〈目は閉じてる方が楽 夢だけ見ればいい 口も閉じれば 呆れる嘘は聞かずに済む〉

私が大事にしている言葉に、「人の悪口は言わない」というものがある。だから、この歌詞が言いたいことはすごくよく分かる。友達が、誰かの悪口を言っていたって、自分の殻に閉じこもってしまえば、「大丈夫」なのだ。
 

〈そうやって作った 頑丈な扉 この世で一番固い壁で 囲んだ部屋〉

この世で一番硬いものってダイヤモンドだと思っていたけれど違った。人間が自分の心に作った壁だったんだ。私は自分の心にいつしか壁を作った。
 

〈ところが孤独を望んだ筈の 両耳が待つのは この世で一番柔らかい ノックの音〉

私は何回かノックをされたことがある。その人たちの顔もすぐに浮かぶ。
 

〈きっと 今もまだ震えながら 笑おうとして泣いて 音の無い声で助けを呼ぶ それは 正しい姿〉

本当に辛い時って、笑おうとすると涙が出てくる。私は経験したことがあるから分かる。助けを呼びたくても、声が出ない時だってある。でもそれは、正しいんだよ、間違ってなんかないよ、って言ってくれる。
 

〈このままだっていいんだよ 勇気を元気も 生きる上では 無くて困る物じゃない あって困る事の方が多い〉

この歌詞が言いたいことは未だに分からない。でもBUMP OF CHICKENの曲って、人生のふとした時に分かる時が来るから、それまで待ってみてもいいかな、なんて思っている。
 

〈壁だけでいい所に わざわざ扉作ったんだよ〉

そうか。私は誰かがノックをして、やがて自分が扉を開けるのを待っていたんだな。
 

〈嫌いだ 全部 好きなのに〉

この歌詞が、この曲が一番言いたいことなんじゃないかなって思う。
全部好き、なのに嫌い、だけど好き。
そんな感じ。
私の場合だと、それは学校であったり、お世話になった担任の先生であったり、親友であったり、両親であったり。
 

〈大丈夫 君はまだ君自身を ちゃんと見てあげてないだけ〉

私は自分の本当の気持ちが分からない人だ。何か核心に迫るものがあると、わーって、はぐらかしてしまうらしい。私は、自分の才能を没にしたくない。だから、自分とちゃんと向き合ってみたい。
 

〈さぁ これから何をするんだい 僕はもう行かなきゃ ほら またどこかで 涙の落ちる音〉

副題は、「BUMP OF CHICKENがくれた贈り物」にするか、「BUMP OF CHICKENから貰った贈り物」にするか迷ったけれど、前者はなんとなく受け身な気がして、それに、後者の方が、私が次の人に繋げていけるような気がして。

「プレゼント」。

私が一番好きな曲。

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