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私の人生にはいつも絢香の曲があった

辛い時支えてくれた曲と叶えたい未来の話

今でも覚えてる。

授業を抜け出して
高校の制服で駆け上がった九段下の上り坂。
4階の立ち見チケットで見た豆粒くらいの
絢香のこと。

自分の教科書代や修学旅行費を稼ぐためのバイト生活の私には5000円程するチケットは高価で(今よりは随分と安いけれど)一度は諦めた絢香初の武道館ライブ。

でも急にどーしても行きたくなって。

ギリギリ残っていた立ち見席のチケットを気づいたら手にしている自分がいた。

軽い気持ちで買ったチケット。

でも、そのチケットは
あの日から私を大きく変えて
今も私を支えてくれている。

姿は見えない。
でも目の前に音が迫ってくる感覚。
彼女が声を発した瞬間、
一瞬で変わる武道館の空気。

音楽の凄さを体感した瞬間。
 
 

一瞬で、絢香のファンになった。
 

それからはずっと。
どんな時も絢香の曲に支えられてきた。
 

2013年に一年のワーホリへ。
一年前から会社と親を説得して
念願叶ってのオーストラリア。

言葉が通じない場所。

たまにホームシックになった辛い日々も
前を向く勇気をくれたのは
絢香の歌だった。
 

新しい場所での新しい出会い。
少しずつ楽しくなってきた留学生活。

でも違和感が体に起こってることも
感じていた。

そこで私に告げられたのは
 

バセドウ病。
絢香と同じ病気。

分からない英語の中ではっきり聞こえた、
グレーブスという病名。

ちゃんと治療すれば死ぬ病気じゃない。
患者数も多い。

頭では分かってるけど、
慣れない土地での初めての病気の怖さ。
思うようになってくれない体調。

なんで今なのか。って頭はぐちゃぐちゃ。

楽しそうな友人を見ては羨ましくて辛くて。
 

一年行くと決めたのに今帰ったら
やっぱりダメなやつって思われるんじゃないか、この半年間がなんだか無駄なことになっちゃうんじゃないかって思えて悩む日々。
 

そんな時もまた、私を救ってくれたのは
やっぱり絢香の曲だった。

「星が顔を出し あなたが眠る頃
同じ空の下 願う人がいる 明日もあなたが笑ってられますようにって 見守ってるよ 遠い場所から みんな空の下」(ーみんな空の下)
 

曲を聞きながら、
日本から届くメールの帰っておいで。
待ってるよ。の文字を見ながら、
気の済むまで思いっきり泣いた。
 

そして変なプライドで身動きを取れなくしてたのは何者でもなく自分自身だったのだとハッと気づかされた。

遠く離れていても同じ空の下、
私の幸せを願ってくれてる人がいる。
それがどれだけ有難いことか。
気づかせてくれた大切な曲。

そして何よりも絢香自身が一度立ち止まって活動休止という選択をとっていたことで私もようやく日本に帰る決心ができた。

「綺麗に生きなくていい 誰でも弱さはある
後悔しないように 今を駆けぬけてみようよ」(ー夢を味方に)

弱い自分を隠すのではなくて
ありのままいけばいい。
それを絢香という存在が私に教えてくれた。

日本に帰ってからはデザイナーを目指す日々。

5年経った今も、まだ完治はしていなくて
薬は飲み続けてる。

でも、絢香も頑張って体と向き合って復帰して出産して。その事実が私を前向きにしてくれている。
 

私の夢はデザイナーとして
絢香と一緒に仕事をすること。

大き過ぎる夢ー。

分かってる。

才能溢れるデザイナーさんやデザインを見ては悔しくて涙がでて、いかに自分が平凡な人であると突きつけられる毎日。

まだ絢香の足元さえも見えないくらいに距離は遠いけれど。
 

でも、いつか。いつか。
絶対、絶対叶えるんだ。

叶えてみせる。
 

今までの思いを精一杯ぶつけて
感謝のデザインをしたい。
 

たまに心が折れそうなときは
胸にこの歌詞を。

「負けたくないと 悔しそうな君は
誰より夢に近づいているから」(ー夢を味方に)

アーティストを超えて女性として、人間として本当に尊敬出来るし大好きな人。

ずっとずっとその背中に憧れながら
追い続けたい。

絢香が歌で私を幸せにしてくれたように
私も人の心を動かせるデザイナーになりたい。
 

いつか涙でぐちゃぐちゃの顔で
ありがとうと直接言える日がくることを
信じてる。
 

今はこの場所から、ありがとう。

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