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Hi-STANDARDがHi-STANDARDである理由

SOUNDS LIKE SHIT the story of Hi-STANDARD

Hi-STANDARDとは、一体何なのか?
わたしは知らなかった。

去年の12月、はじめてライヴを観た。その時、Hi-STANDARDの姿に、音に、それに感動したというよりは、客席の人の熱量に、その一体感にゴソッと気持ちを持っていかれた。
AIR JAM 2018でも、同じ感情だった。
でも、それは、長い間活動をしていなかったバンドを待っていたファンのよくある一体感だけではない。
それを客観的に見ているわたしは、理由がわからないまま、ただただ感動したのだった。

何回ライヴを見ても、なぜ、ここまで、ハイスタが多くの人の人生の中にあるのか?なぜ、ハイスタは特別なのか?その答えが見つかるわけではなかった。
心を動かされるのに、理由なんて必要ないかもしれない。でもわたしはいつも、なぜ、ハイスタだけが特別なのかを考えてしまっていた。
 

3人のインタビュー形式で、始まりから今までが記される「SOUNDS LIKE SHIT the story of Hi-STANDARD」は
淡々と、話されるテンポとは逆に、壮絶なドキュメンタリーだった。

わたしの知らないHi-STANDARDがそこにはあった。

たぶん、これでも、キレイにまとめたのだろうな………と思うくらい、本当はもっともっと色んなことがあったのが容易に想像できる。
他人の人生とは、自分が見ているよりもいつだって壮絶だ。

「絶対ないと思ってた でも絶対じゃなかった」

人の気持ちは、良くも悪くも変わる。
生きるって、そういうこと。
 

1人でないからこその衝突。
1人でないからこその今。

わたしはこの映画の中で、Hi-STANDARDにもう一度出会った。
 
 
 

名前も知らない誰かのためにではなく
後ろにいる君のために。

それが、このバンドの答えだったんだ。

君を救うためにHi-STANDARDはステージに立った。

平和や復興と、大義を掲げるキレイごとが決して嘘っぽくないのは
その裏に隠された、本当の理由があったから。
 

それが、ここまで、人を惹き付ける理由であり、Hi-STANDARDがHi-STANDARDである理由である。
 

身近な人を守れなくて
どうして、多くの人の心を動かせるのだ。
簡単そうで、1番難しい生き方。
それを示してくれるHi-STANDARDは
今も、昔も、きっとこれからも
特別なバンドであり続ける。

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