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今の関ジャニ∞のすべて

KANJANI'S EIGHTERTAINMENT GR8EST の振替公演を観た

6人体制になって間もなく、ベストアルバム『GR8EST』を引っ提げて行われたツアーの札幌・名古屋公演を無事終えて、ちょうど1か月後に行われるはずだった大阪公演初日が台風により無念の中止に。
そのため約3ヶ月間“お預け”をくらっていたエイター(関ジャニ∞ファンの総称)で埋め尽くされた会場は、開演前からものすごい熱気で包まれていた。

私はこの振替公演で初めて6人体制になった関ジャニ∞のライブを観ることになるのだが、正直不安でいっぱいだった。

「鬼気迫る感じがすごかった」
「異様な空気だった」

そんな感想を既にライブを観た友人から聞いていたため、身構えながらライブのスタートを待っていた。

しかしそんな不安は杞憂だった。
どの瞬間も「これが今の関ジャニ∞です!」と言わんばかりの堂々とした姿とパフォーマンスに、彼らの中で6人でいることが固まってきているのだなと頼もしさを感じた。

前半のバンド演奏に関しては、とにかく凄まじい勢いを感じた。また今まで以上に一つひとつの楽曲に対して真っ正面から向き合い、“たとえ間違えてもピッチが狂っても声が枯れてもいい!とにかく今、目の前にいる人たちに今の自分たちができる最大限の演奏や歌を届けるんだ!”という熱い想いを6人全員から感じ、それがバンドの音やグルーヴにしっかりと反映されていて、本当にしびれた。彼らから今までとは明らかに違う意識の変化を感じた。

私の座席がスタンドの上段だったこともあり、ステージとの物理的距離はかなりあったにも関わらず、“私はライブハウスで関ジャニ∞のライブを観ているんじゃないか?”と錯覚するくらい距離が近く感じ、6人から放たれるエネルギーが減少することなく、ひとつになって、そのまま私の体の奥深くまで突き刺さってきた。

後半のアイドル全開のステージでは歌って踊って盛り上げるのはもちろん、懐かしいソロ曲やユニット曲が披露されたり、4年ぶりに関西で結成された新ユニット「なにわ男子」が登場してパフォーマンスを披露したりと、とにかく予想がつかないライブ展開で終始魅了されっぱなしだった。

本来のツアー本編ラストは「大阪ロマネスク」という“関ジャニ∞とエイターのラブソング”としてデビュー当時から大切に歌われてきた楽曲だったのだが、今回は6人体制になって初のシングル「ここに」に変更されていた。その他にも本ツアーと比べて演出やセットリストが少し変更されていたのだが、それら全てに“嘘のない今のリアルな関ジャニ∞を見せよう”という彼らの誠実さが現れているように感じた。4月に行われたあの会見以来、彼ら全員があらゆる媒体を通じて隠すことなく、自身の正直な想いを語っていたこともあり「どこまでも関ジャニ∞らしいな」と思わずにはいられなかった。

“今まで何事もなかったんじゃないか?”と思ってしまうくらい、“いつも通りの明るく愉快な関ジャニ∞”が私の目の前にいて、“いつも通りの楽しいライブ”が繰り広げられた。しかし彼らは、彼らに降りかかったあらゆる出来事を全て無かったことにしている訳ではなかった。彼らは今まで感じてきた悲しみや悔しさ、不安や恐怖、そして喜びや安堵などのあらゆる感情を全て抱きしめて、ありのままの姿でステージに立っていた。それがバンドの音、グルーヴ、歌、そしてグループの空気感にあらわれていた。

これから先、何があるかは誰にも分からない。“永遠なんてない”と彼らも私たちも痛いほど思い知った。しかしこのタイミングで彼らのライブを観て私は“どんなことがあっても関ジャニ∞なら絶対に大丈夫だ”と確信を持った。
まさに「今の関ジャニ∞のすべて」を感じることができた本当に素晴らしいライブだった。
 

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