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心を持ってかれた

米津玄師の人間力

私が米津玄師が好きになったキッカケは数々のタイアップ曲でもなく、今なお大ヒットしている「Lemon」でもなく、子供が口ずさんだ「パプリカ」だった。

若くして未婚で子供を産んでから、見るテレビは子供番組。子供番組の歌や踊りも娘と共に楽しんできた。そんな愛すべき我が子もそろそろ9才になる。

ある日の夜の出来事。お風呂に入る為に洗面所に二人でいた。
子供は急に歌いだす。
「パプリーカ 花がさいーたぁら」
子供らしい歌詞に大人顔負けのポップなメロディーだった。
良い歌だね、と話しながらスマートフォンで調べると、米津玄師が作詞作曲を手掛けていることを知る。
興味が湧いた。
たまに見るテレビで何度か名前を見たことがあった。
いまでもロングヒットしている「Lemon」は歯医者に行った待ち時間にラジオで流れていて、良い歌だと感じてはいた、でも、きちんと聴こうとは思わなかった。
私自身が歌とアーティストに於いて、熱しやすく冷めやすいからだ。
飽きてしまう自分が悲しいのだ。

しかし、子供が思わず歌ってしまう曲を作る…
凄いと思った。

それから自分が知ってる範囲で米津玄師の一曲一曲を、きちんと聴いた。
MVも見た。どれも良くて他の曲も聴きたくなり、とりあえずアルバムに入ってる曲のサビだけが流れるものを全部、聴いた。

衝撃だった。

アルバムの一枚目と四枚目が全く違った。
あまり音楽は耳にしない人間であるが、だいたい時間や時代と共に歌手として衰退する部分があるものと思っている。
だが、米津玄師にはそれが無く、むしろ良くなっている。
一枚目のアルバムは自分の世界観、あらゆる過程を経たであろう四枚目では、様々な人が聴きたくなる世界観に変わり、時代と共に変幻自在になる姿は驚嘆の他はない。

どんな人なのか気になりインタビューに目を通し、彼が出演したラジオをに耳を傾けた。

納得だった。

自分の心に真っ直ぐで、他人と音楽にも真っ直ぐに向き合う、素直で純粋な人なのだ、だから根本はそのままに、姿、形だけが変わっていく。
米津玄師から紡ぎだされる音楽は、良いことも悪いことも、あらゆる感情が真っ直ぐ出し尽くされているから、あらゆる状況、環境の人たちの命に響き、共感を与える…と、勝手に思った。
というか、多分、私が米津玄師という人間に共感したのだと思う。

音源が欲しくなり約十年ぶりくらいにCDを買ったくらいだ。

他の人の様に、米津玄師の曲を聴いて元気が出た、とか立派な理由ではないけれど、米津玄師という人間味溢れるアーティストに、言葉では現せない躍動感に駆られ、ふいに心を持っていかれてしまった。

本人に直接伝えて昇華したいと思ったほどである。
それは出来ないので文章にさせて頂いた、とても硬くなってしまったが。

最後に…
米津玄師さん、「美しい音楽」を、いつもありがとう。
 
 
 

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