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Special Cover Live VOICE3

佐藤千亜妃に魅せられた夜

きのこ帝国 Vo. Gt 佐藤千亜妃によるカバーライブ VOICE、2016年から始まり今年で3回目の開催である VOICE3。
なかなかタイミングが合わず、今回が初めてとなったVOICEだが、会場が Billboard Live TOKYO との事でどこか敷居が高く感じ、30歳手前にしても大人な雰囲気にそわそわしてしまう。
着いた席はステージ左側の6人テーブルの真ん中。アルコールが注がれたグラスを目に、きっとお酒を飲みながら聴けたら最高の極みなんだろうなとは思いつつも、アルコールが飲めない私は雰囲気だけでもと辛口のジンジャーエールを頼み、開演を待つ。
21時30分を過ぎて、バックバンドの4人がステージに登り、最後に青いドレスに身を包んだ佐藤千亜妃が姿を現した。
一曲目はLily Chou-Chouの飽和。
正直、知らない曲ではあったがすでに佐藤千亜妃のステージに惹きつけられる。
元々、きのこ帝国を好きになったきっかけも彼女の歌声であった。
少しハスキーがかり冷たく鋭い、でもどこか包み込んでくれるような優しさもある歌声に惚れたのだ。
その後、同世代という事もあり懐かしさを感じるJPOP曲が続き、彼女自身のオリジナル曲 ”太陽に背いて”やきのこ帝国”MOON WALK”が披露された。
”MOON WALK”のボーカルは佐藤千亜妃自身であるが、アレンジやバックバンドが違うとこうも違うのかと、この曲ですらカバーソングのような雰囲気を醸し出していた。
Billboard という会場も相俟って、ムーディーにしっとりとそして時に激しく歌い上げる佐藤千亜妃にただただ釘付けであった。約70分、普段のライブに比べると短めの時間ではあるが濃密かつゆったりとした時間の流れ方でとても贅沢なひと時であった。
アンコールで歌われた”Summer Gate”もステージ後方に広がる大都会の夜景にお似合いで、彼女の青いドレスもより映えていた。そんなステージに私は最後の最後まで佐藤千亜妃に魅せられた。
きのこ帝国、佐藤千亜妃、そしてクガツハズカムと様々な顔を持つ彼女であるが、それぞれに見せる顔は違って、みんな違ってみんな良いという語彙力のない言葉でまとめるのはもったいないが、まさにその通りで根本的にあるものは同じでも表立って表現されるものは個々異なる。でもそれこそが彼女の表現の幅の広さであって、人を魅了する要因なのだろう。
今年はソロでの活動も本格的に始動し、今後がますます楽しみであると共にすでにわたしはVOICE4を待ちわびている。

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