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Ring Ring Lonely Rollssが生んだ、ハーベストに旅した

下北沢THREEのフリーイベント「Ring Ring Lonely Rollss」

11月29日、すごいイベントが下北沢THREEであったらしいです。……参加した気がするけど!夢かもしれないから、この先はフィクションだと思ってください。
 
 

Ring Ring Lonely Rollssが主催するイベント「PSYCHO Ⅳ」。なにか、なにかこの伝説を書き残さなきゃ……ということでネットの海に放り投げておきます。あの場にいたひとと!あの場にいなかった人たちに捧げるレクイエム。
 
 

あの日、一年ぶりにライブでサーっとサラサラした涙が流れました。感情移入によって嗚咽のまじったやつじゃない涙。健康な人の血液系の涙。
 
 

一年前は、「下北沢にて」というイベントでみた、愛はズボーンのライブでした。そのときもここに寄稿して、だから、それ以来です。文章にするのはエネルギーがいるから、相当のことがないと私は書けません。
 
 

私はこの「PSYCHO」という企画のⅢが同じ場所で行われたときに初めてリンリンをみて、こんなに音楽を純粋に楽しんでるバンドみたことない!と感動しました。とにかく楽しい。それが9月とかかなぁ。
 
 

それでまたリンリンの企画イベントが開催されるということで、予定をどーんと開けてびゅーんと遊びにいきました。
 
 

突然ですが、「ドンドチャッチャ ドンドチャッチャ」というリズムに聞き覚えはありますか。声に出してみてください、「ドンドチャッチャ ドンドチャッチャ」!
 
 

これって!まさか!盆踊りのリズム~!!
 
 

……日本人が民族レベルで大好きな、盆踊りのリズムです。このリズムで始まる「IKEBANA PSYCHO」をリード曲にした新作、『IKEBANA POP』という3曲入りCDのリリースパーティーがこの日のイベント。
 
 

この曲、「サッサッサッサッ エラヤサッエラヤサッ」という掛け声と、「ドンドチャッチャ ドンドチャッチャ」というリズムで始まります、なんかこれすっごい踊っちゃう。身体がじっとしててくれないです、どうしても。
 
 

リンリンが出番の前に振舞ってくれたテキーラと、その前にやったSESAMEのカワカッコイイ時間の余韻も相まって、みんなまだ2曲目なのにすっごくあったまってるフロア。ミラーボールの光、真ん中が割れてて、ピンク色で、唇みたいだな〜なんて思いながらドンドチャッチャ!
 
 

(ここに「IKEBANA PSYCHO」のミュージックビデオとみたままつりの盆踊りの動画載せたいけど、載せれないので、ぜひ検索してみてください。)
 
 

わたくしごとですが、今年の夏に、みたままつりに行きました、靖国神社の。そこで盆踊りしたんです、初めて。
 
 

みんな、小さい頃に地元のお祭りに連れて行ってもらったりしてて、そういうときに踊ったりしてるのかなーー。いいなーー。私、あんまりそういう記憶なくて。21歳にして初めてお祭りの盆踊りでぐるぐるまわりました。
 
 

盆踊りって、簡単なリズムで、みんなが一応の型にはまりながらひたすら音楽に合わせて回って、踊るんですよね。なんかやったことないのに身体が勝手に動いて、気がついたら汗かいてて……ものすごい感動しました。
 
 

なんかあれって、曲がどうとか一体感がどうとかの理屈じゃなくて、お祭り独特の雰囲気の中で生まれる高揚感、あの気温とあの熱気、いろんな人が集まってるあの中でこそ、起こることだなって。そういうのスッゴイ。
 
 

今年、徳島の阿波踊りの「総踊り」が、開催されない予定だったにもかかわらず強行された!とか。聞いたのを思い出しました。祭りの熱気ってすごいんだ~って、思ったけど。そのくらいの力が、お祭りの踊りにあるって、ことですよね、その自然発生的な所に、お祭りの踊りの感動があると思うんです。
 
 

みたままつりの盆踊りは戦没者に捧げる意味が込められているようで、(公式HPより)詳しくはわからないけど「死と生」がとっても蠢いてる空間。それが、まさに、下北沢THREEでリンリンをみたときの感動と一致したんです。
 
 

THREEって、ステージの前のスペースがなんとなく丸くなってて。
 
 

そこでみんながリンリンの音に合わせて自由に踊ってる!手あげてる人もいれば、目つぶってゆらゆらしてるひとも!それでクライマックス、最後にはステージとフロアの境界がわからないくらいの熱気に、もうみんなトランス状態~、これって!盆踊りと一緒!音が鳴ると、自然発生的に、みんな踊る。
 
 

祭りの音楽を奏でている、5人。今だけある、どこかわからない村の、お祭り。偶然か意図したものなのか、『IKEBANA POP』のジャケットは、盆踊りのやぐらみたい。
 
 

メンバー5人とも、ライブ中ずーっと笑顔で自分たちの音にのってて、「その場で奏でている」バンドで、本当にそれが、お祭りの音楽みたいなんです。リンリンの曲は、もちろんRing Ring Lonely Rollssの曲なんだけど、この場にいるみんなの曲になってる。
 
 
 

それは、その場で初めて聞いた人も。だからリンリンのライブをみると、「あの村のお祭りに戻ってきた!」ってなる。
 
 

今まで、曲を知ってた上で遊びに行って、生の演奏に感動して、わ、すごい!ってなることがライブの楽しみのほとんどだな~って思ってた。けど、そうじゃない楽しい空間が作れるんだって。本当にたまたま出会えたリンリンが、教えてくれました。
 
 

もともと旅人だった人たちも2曲目では完全にリンリンの町に受け入れられて、そこからは最後までお祭りでした。ずっと終わらないでほしいと思っちゃう。
 
 

盆踊りをみたときの感動と一致したのは事実だけど、このお祭りはお祭りでも、「ハーベスト」っていいたい、と思います。
 
 

「ハーベスト=収穫祭」。秋は過ぎたかもしれないけど、秋が終わった後、自然に感謝する祭りの、村人の踊り。リンリンの音楽は、自然との親和性が強くて、誰かが「草むらで寝っ転がって聴きたい」と言っていたという話に、とっても共感。
 
 

下北沢THREEで、フリーで最高なイベントがあって、そこに集まった人たちが踊ってる!そんな環境に感謝する、お祭り!だから、「ハーベスト」です。こんなにこの言葉がぴったりくる空間、人生で初めてだった。
 
 

!!スリーでフリーなハーベスト!!
 
 

このイベント、チケット代フリーなんです。ライブハウスの詳しい仕組みはよくわからないけど、きっと、リンリンとリンリンのために集まったバンド、ライブハウスとか、みんなで「ハーベスト」を作り上げようって頑張ってできてる、愛に溢れた空間。
 
 

Ring Ring Lonely Rollssが、ロンリーじゃなくて!みんなに愛されて、みんなを愛して、何より音楽を愛してるから、こんなサイコーのイベントになったんだと思いました。
 
 

ほんと、リンリン最高!音楽最高!
 
 

音楽を純粋に楽しんで、その高揚感を共有する場を作ることって、すっごく大変だと思います。スタジオに入るのもCDを出すのもイベントをやるのもお金がかかるし、軽い気持ちでできることじゃない。
 
 

そんな空間が、でも、実際に生まれてた!そこに本当に感動したし、一生忘れない空間。忘れたくない!帰りの踏切、赤いスポットライトと電車のリズムで踊りたくなっちゃった夜!
 
 

あの場にいた人たち、楽しかったね~~ほんとに!またリンリンの企画で踊りましょう!ロンリーな人たちを巻き込んで、スズが鳴るような気分にしちゃうRing Ring Lonely Rollssが、大好き!愛してる!!バンド名の由来は知りませんが、勝手にそんな感じに思ってます。
 
 

あの場にいなかったけどこれ読んでくれた人、リンリンの町に旅しましょう!今度は!

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