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ただいまつり!から Let’s go 55 ONE-MAAN!!

KANA-BOONのGO!GO!5周年!ごっつ豪華な5シーズンに彩ってもらった私の2018年

今年でメジャーデビュー5周年を迎え、5シーズンにわたり、5リリース・5イベントを進行中のKANA-BOON。
『KANA-BOONのGO!GO!5周年!ごっつ豪華な5シーズン』

シーズン1では、B面集「KBB vol.1」とCLIP集「KANA-BOON MOVIE 05 / KB CLIPS ~サナギからもぞもぞ編~」をリリースし、彼らのホーム「三国ヶ丘FUZZ」で5日間連続ライブ「Go Back Home」を行った。

シーズン2では、ミニアルバム「アスター」をリリースし、東名阪対バンツアー「Let’s go TAI-BAAN!!」東京公演にはASIAN KUNG-FU GENERATION、名古屋公演にはORANGE RANGE、大阪公演にはフジファブリックとそれぞれ先輩を招いて対バンツアーを行った。

シーズン3では、B面集第2弾「KBB vol.2」をリリースし、野外ワンマン「ヨイサヨイサのただいまつり!2018 in 堺」を行った。
 

前回「ただいまつり!」が行われたのは、デビュー翌年の2014年。メンバーにとって大きなターニングポイントとなったとされる「ただいまつり!」が5周年というこのタイミングで4年越しに開催された。
メンバーにとってもファンにとっても特別なイベントである。

2018年9月24日、週間天気予報ではずっと雨予報だった。「ただいまつり!」は野外イベント。自ら雨バンドと称しているKANA-BOON。びちょびちょに濡れながらのライブは思い出に残るかもしれないけれど、できれば避けたい。
ただ、漠然となぜだか「ただいまつり!」だけは晴れる予感がしていた。
予感通り、前日に天気予報も晴れに変わり迎えた「ヨイサヨイサのただいまつり!2018 in 堺」当日は、9月下旬にしては暑すぎるくらいの晴天だった。

ライブ開演時間までにはまだ時間があるが、11:00にオープンされた会場では、KANA-BOONプロデュースフードの「KEBA-BOON!!」(ケバブ)があったり、ラババーンすくいがあったり、格付けルーレットがあったり、めしだ画伯美術館があったりと「ただいまつり!」という名前の通り、ライブ前も夏祭りを楽しめるように工夫が凝らされていて、大勢の人が早くも楽しんでいた。
やぐらステージでは、イントロクイズやマニアッククイズが実施され、事前にオーディションで選ばれていたキャンペーンガール “お祭り娘”がかわいい浴衣姿で会場を盛り上げていた。
ライブが始まる直前には堺市長までがステージに登場し、誰よりも元気いっぱいにあいさつをした。

開演時間になり、4年前と同様にソーラン節をSEにメンバーが登場すると会場も一気に高まった。そして、始まった一曲目がこれまた4年前と同様に「A.oh!!」だったことにより、ただでさえ暑い会場をさらに熱くした。

デビュー当時の曲から最新曲まで、特別なライブに相応しい特別な曲たちを披露してくれた。事前に「ただいまつり!」で何が聴きたいかTwitterで呼び掛けてくれていて、ファンの声もたくさん反映してくれていた。まさか「Construct Connect」が聴けるなんて…!
始めから最後までプレゼントみたいなセットリストだった。

序盤、緊張からか、地元という安心感からか、歌詞を飛ばしてしまう谷口鮪さん(Vo/Gt)。「結晶星」では、歌詞を盛大に飛ばし、サビでもなんでもないところで「みんな歌ってくれー」と求めてきて笑った。
中盤の「アスター」→「街色」→「夏蝉の音」の流れが本当によくて、KANA-BOONの奏でる音に4年前にはなかった進化を感じた。今までのかっこいいを軽く更新するかっこよさに、見ず知らずの隣の人の腕を掴み「今の3曲すごいよかったですね!」と話しかけそうになる衝動に駆られるくらい本当にかっこよかった。おしゃれで少し哀愁漂う夏の終わりにぴったりの曲たちだった。

ライブ前に「4年の時を経てパワーアップしたKANA-BOONの成せる全てをもって挑みます。」と言っていた彼らが見せ付けてきたかっこよさが想像を遥かに越えていて興奮した。

久しぶりに聴いた「パレード」は会場の雰囲気と相まってひどく感動した。

【僕らはいまでも信じているよ
 これでよかったんだと言えるよ
 僕らはこれから茨の道をゆくのさ
 傷はもう痛くない】
【何度も夢見た世界に、いま僕は立っているんだ
 パレードの先頭を走れ
 未だ見ぬ君の声が聴こえる
 ほら、耳を澄まして】

4年前の「ただいまつり」より集客は減ったかもしれない。でも、4年前にはなかった景色もメンバーからは見えていたと思う。ライブキッズと言われる世代だけではなく、老若男女、小さい子どもからお母さんお父さん世代まで様々な人が笑顔で楽しんでいた。
ファミリーゾーンを作ってくれたおかげで後方エリアは、子どもたちが楽しく自由にフルドライブしていた。そんな光景が温かかった。
デビューしてすぐ、どっかーんと売れたKANA-BOON。一気に加熱した分、冷めるのも急速だったと何かで見たけれど、KANA-BOONの音楽は一過性のものなんかじゃないと断言できる。この「ただいまつり!」がそれを証明していた。

本編ラストは、これまた前回と同様「眠れぬ森の君のため」。リクエストワンマン時のファン投票でも1位を獲得する人気曲。特別なときにしか聴けない曲。揺るぎない名曲。陽が沈んでいき、雲間から差し込む夕日の演出が見事だった。

アンコールでは、デビューシングル「盛者必衰の理、お断り」をスペシャルバージョンで披露。和楽器スペシャルバンド(和太鼓、尺八、琵琶)とともに披露された。
なんじゃこれ!ってくらいかっこよかった!これが本来の「盛者必衰の理、お断り」なのか!と聴き惚れた。和和和バージョンがかっこよすぎて、この日から通常バージョンではもの足りなくなってしまった。

「ないものねだり」では、定番となった「ただいま!」「おかえり!」の盛大なやりとり。大阪ならではのコール&レスポンスに会場も沸いた。私も沸いた。

最後は、最新楽曲「夜の窓辺から」をライブ初披露。
もともとは、今日この日の「ただいまつり!」のために制作を開始した曲だったが、作曲の途中で西日本の豪雨災害や、大阪でも地震や台風の被害があり、そこで馳せた想いを歌詞に込めて作った曲である。
自然と多くの手があがり、「ラーララ ララ」の合唱が起こった。KANA-BOONは一体感なんて求めていなかったけど、会場全体がひとつになっているように感じた感動的なラストだった。
 

KANA-BOONの曲はキャッチーで耳に残るだけではない。メロディアスで切ない失恋曲だけではない。4つ打ちの盛り上がる曲だけではない。
「バトンロード」や「かけぬけて」を聴いて、応援歌やメッセージ性の強い曲がとても良いことを知っている。メンバーの届けたい思いが込もった「夜の窓辺から」を聴いて、足りなかったピースを埋めてもらった気持ちになった。力強くてそれでいて温かくてKANA-BOONの曲に包まれているみたいだった。

ライブ後、今までに感じたことのないくらいの満足感・充実感があり、受け取りきれないくらいのお土産をもらった気分だった。
「明日からも頑張りましょう」と言ってくれた最後の言葉に深く頷いた。その一言で、どこまでも頑張れる気がしたし、何にだってなれる気がした。

5年間の軌跡を見せてくれただけではない。明るい未来まで見せてくれた気がした。

始まる前メンバーは「ただ楽しいだけではない何かを持ち帰ってほしい」と言っていた。
終演後、幸せのお土産が多過ぎたことは先に記したが、自分だけでは持ちきれないほどの幸せは誰かに渡したくなったし、胸いっぱいのはち切れんばかりの思いは日常の活力になった。KANA-BOONから受け取った力を周りの人に広げていけたように思う。人に優しく丁寧に生きようと思った。自分が変われば接してくれる相手も変わった。職場環境もなんだか変わった気がした。運気の上がる第一歩目はきっとそういうことからなんだと気づいた。

同じ音楽を聴いても感じることは十人十色だと思うけれど、音楽の力はやっぱり偉大で、音楽で幸せになれると実感できた変化だった。
 

私は、幼い頃から日常をうまく生きられない子どもだった。昔からなぜか日常に溶け込めないでいた。朝起きて学校に行って放課後みんなと遊んで帰ってくる。普通の子どもたちが楽しんで容易にやってのけることを私はできなかった。
みんなと同じことができない辛さは、大人になってからもそう変わらなかった。今も朝起きて仕事に行くという一般的に普通の日常をうまく過ごせているかわからない。
うまく説明できないが、毎日続く日常が怖くて苦手だった。

でも私たちは日常を生きていて、日常こそが毎日である。
今の日常をちゃんと過ごしたい。好きになりたい。と思った。

「ただいまつり!」がきっかけだったのか、毎日しんどいと言っていた日常をなんだか楽しく思えるようになってきた。
グレーに見えていた世界は何もかわっていないのに、自分がかわれば色とりどりになることをKANA-BOONに教えてもらった。

「ただいまつり!」は、とにかく楽しい!はしゃいで日頃のうさを発散!だけではなかった。ライブが終わった後にも続く私たちの日常を明るくしてくれた。次に向かう力をくれた。
 

KANA-BOONのGO!GO!5周年!は、今も続いている。現在開催中のシーズン4 ワンマンツアー「Let’s go 55 ONE-MAAN!!」は、全国47都道府県+台湾で5周年にちなみ計55公演行われるロングツアーだ。

「ただいまつり!」は、そのツアーの0回目だとメンバーは言った。
10月~3月に及ぶ長いツアー。全国各地どこの地域も災害なく元気でKANA-BOONを迎えることができますように、KANA-BOONメンバーもみんな元気で最後の台湾公演まで楽しめますように、と願っている。

なのに!初日10/1(月)@千葉LOOKで谷口鮪さん(Vo/Gt)の声が途中から出なくなってしまったらしい。初日なのに!
その場に居合わせていなかったので、どの程度歌えなかったのかはわからないが、「悔しい!リベンジする!」と言っていた鮪さん。

そして、本当にツアー中にリベンジをすることが発表された。
『47都道府県ワンマンツアー「Let’s go 55 ONE-MAAN!!」千葉LOOK公演につきまして、谷口鮪(Vo/Gt)の歌唱が困難となってしまった場面があったため、メンバーの希望により同会場にて振替公演を行うことが決定しました。』公式サイトより

この追加公演に初日のライブに行った人たちは喜びで溢れていたし、対象じゃない人もKANA-BOONの対応に感激した。
途中で中止になった訳でもなく最後までやり遂げたのに、リベンジ公演するなんて、5周年のKANA-BOONの本気度に驚かされた。

そして、心配もした。
「こんな初日から、ツアー始まったばっかりやのに、リベンジ公演やるなんて言ったら、今後の残り54公演で調子悪いときがあったらまたリベンジ公演しなあかんくなるやん。寒くなってきて、インフルエンザとかノロウイルスとか流行り出すのに、55公演もあって、ずっと体調万全で挑み続けるなんて大変やん。ちょっとくらい調子悪いときだって人間やからあるやん。その日その時にしか味わわれへん生演奏、生歌唱やから、そんなトラブルも全部含めてのライブやし、そんないつも完璧なんてロボットじゃないんやから難しいやん。残り50公演(+リベンジ2公演!)、残り45公演(+リベンジ3公演)…ってツアー永遠に終わらんくなったらどうすんのよ。」
と、大阪のどこぞやのオカンのように変な感情が芽生えてしまったが、そんなの全くもっていらぬ心配だった。見当違いな心配をしたことに頭を下げてお詫びをしたいくらい、谷口鮪さん(Vo/Gt)は揺るぎない美声を轟かせ続けている。
 

そして、今、私は大きな声で叫びたい。
「今のKANA-BOONが一番良い!!」と。

デビューしたばかりの初期のKANA-BOONがどれほど勢いがあってすごかったか、大型フェスでどれだけの旋風を巻き起こしていたか、ワンマンライブのチケットがどれほど入手困難だったか、2014年からKANA-BOONのライブに足しげく通っているので知っているつもりだ。知っている上で「今のKANA-BOONが一番良い!」と大声で叫びたいのだ。

現在行っているツアーは、アルバムを引っ提げてのツアーではない。KANA-BOONの5年間をぎゅっと詰め込んだツアーである。いわば、ベストアルバムならぬベストツアー。
まだツアー中のため、セットリストを書くのは控えるが、「ただいまつり!」とはまた違う、お久しぶりすぎるあの曲も、もうライブでは聴けないかもと思っていた懐かしいあの曲も、涙腺を崩壊させるあの曲も、ライブで絶対聴きたいあの曲も、あなたが好きなあの曲も!盛り上がる曲も聴かせる曲も!みんなが知ってる名曲も隠れた名曲も!定番曲もレア曲も!あの曲もこの曲も!全部聴けてしまう5周年に相応しい豪華なセットリストなのだ。
1st mini Album「僕がCDを出したら」から新譜の「ネリネ」まで、歴代のアルバム、シングルから選りすぐりの曲たちが並んでいる。
私たちが聴きたいと望んでいる曲をセレクトしてくれているセットリストは、以前行われたリクエストワンマンよりさらにファンの声を大切にしてくれていると感じる。
KANA-BOONの5年間の歩みが見えるセットリストだ。KANA-BOONの5年間のいいところをぎゅぎゅっと詰め込んだ濃縮タイプのライブ。濃厚KANA-BOONを2時間楽しんだ後の充実感たるや…!

やっぱりKANA-BOON良いなって絶対なる。

こんなに聴きたい曲が詰め込まれたライブ、もうこのツアーでしか味わえないと思っている。行かないなんてもったいなさすぎる。
今までで一度でもKANA-BOONの曲にふれたことのある人は、今一番かっこいいKANA-BOONを見に行ってほしい!そう切に思うツアーだ。

KANA-BOONはフェスで見たことあるけど、ワンマンは行ったことないという人にこのワンマンツアーをぜひおすすめしたいし、
KANA-BOONは昔よく聴いてたけど、最近の曲は知らないという人にもおすすめしたいし、
なんなら、KANA-BOON?あぁNARUTOの曲の人たちねっていうあんまりKANA-BOONを知らない人にもおすすめしたいし、
ファミマ入ったらKANA-BOONの曲が流れてたって人にもその偶然は意味があるんだとおすすめしたいし、
いっそうのことKANA-BOONのこと全然知らない人にもおすすめしたいし、
いやもう、こんな文章力もないただ長いだけの文をここまで読んでくれたのなら、もう絶対KANA-BOONのライブに行くべきやと思う。

ツアーはこれから後半戦。まだ20本以上ある。
良いところは変わらず、それでいて進化したKANA-BOONが見れる。KANA-BOONらしいKANA-BOONはもちろん、新しいKANA-BOONもたくさん見せてくれる。これからもっと良くなることが想像できてわくわくする。

2018年、5周年のKANA-BOONは、私の日常を照らしてくれた。
2019年、シーズン5も楽しみだし、5周年を経てこれからのKANA-BOONも楽しみだ。
 

今のKANA-BOONすごくいいよ!

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