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椎名林檎の大丈夫が聞きたくて

今更だが椎名林檎と彼奴等がゆく 百鬼夜行2015の話をしようか

事は2017年私が高校3年生のことである。
ちょうど私の誕生日の前日、『椎名林檎と彼奴等がゆく 百鬼夜行2015』の通常盤が発売された。ライブはまだ椎名林檎を知ったばかりでライブが行われてるなんて知らなかったし、初回限定盤は私のお金がなかったから泣く泣く諦めた。
私は自分の誕生日プレゼントとして買おうと思った。
私は2、3件CDショップを見たが無く。大型ショッピングモールのCDショップを見たら”ゴッデス様”(日出処のポスター)の下にあった為、まるで信者のように軽く一礼し会計を済ませた。

1週間が終わり、早速DVDを流してみる。
(凄い…林檎さん凄い…)
思わず1人で『きゃー!!』っと叫んでみたりした。
(カッコイイ…あんな女性になりたい)
一日で2枚入ってたDVDを全部見てしまった。全部見ちゃったという罪悪感と椎名林檎ってすごいなっていう誇らしさでいっぱいになった。

またある時、『椎名林檎と彼奴等がゆく 百鬼夜行2015』を見返す。
『ようこそ娑婆世界へ!!』
『女の子達!ここからが本番です!!』
カッコイイ。いや、カッコイイでさえ陳腐に聞こえてしまう。

するとアンコールで泣きそうになってる自分がいた。(これは、ライブ生で見たら泣いてまう…)
『虚言症』だ。

アンコールは『逆さに数えて』と『虚言症』
たぶん、『虚言症』で泣きそうになったのはきっと
『あと一曲…処女作をお聞きください』
から始まったからだろう。私はいつも最後に弱い。
椎名林檎の処女作は今まで『幸福論』だと思っていたがその前に『虚言症』を作ったというのは初めて知った。
この曲は椎名林檎が音楽の道に進もうと決めた原動力のような曲である。
椎名林檎が高校生の女の子が電車に轢かれて亡くなったという新聞記事をみて大層悲しみ、書いた曲である。
初めは『大丈夫』と言う題名にしようとしたらしいがいつの間にか『虚言症』になったそうだ。
『いま君の為に歌うことだって出来る』
『あたしは何時もボロボロで生きる』
『無理矢理に繕ってみたりしないで大丈夫』
『あたしはいつも君を想っているのに』
この歌詞が聞く度どこかに刺さっている。
今日も私は『大丈夫』という言葉に背中を押されつつ生きている。

今私はちょうど椎名林檎のデビュー当時の年齢である。
私は椎名林檎みたいな曲や詩は絶対書けないだろうし自分のことで沢山だ。
もちろん、私が曲や詩をかけたとしても椎名林檎は私のようには書けないだろう。
でも彼女は昔からリスナーの心の中を探している。それを思うと椎名林檎には頭が上がらない。
今まで続けてきてくれた椎名林檎とその関係者に改めて感謝したいと思う。

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