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2017年5月18日

いわし (26歳)

きらきら

わたしがWiennersにまんまとハマった理由

 

2010年、夏。
とある音楽雑誌でたまたま見かけたWiennersが気になり、「CULT POP JAPAN」というアルバムを購入したわたしは、曲を聴いて、こんなにもキラキラして楽しい音楽があったのか!!!と脳天を突き抜けるほどの衝撃を受けたのを今でもはっきり覚えている。(当時19歳だったわたしにはかなり刺激が強かった。)

そして同年8月、「CULT POP JAPAN」を引っ提げ新潟へやってきたWienners。
その日のライブは好きなバンドしか出ていなかったので、Wiennersがトリで出てくるまでにわたしのテンションは一度上がりきっていた。ところが、Wiennersのライブが始まると一転、さらに高いところまで連れていかれた。

「龍宮城」という曲が始まると、突然ステージからフロアに降りてきた玉屋さん。
フロアの端にあった丸テーブルをわたしの目の前、ミラーボールのほぼ真下に持ってきて、その上に立ち「ミラーボールください!!」と言ったかと思いきやギターを弾き踊りだす、という。本当に驚いたし、今までそんなことするバンドマンは見たことがなかったのでなんだかもう驚きを通り越して楽しかった。(その後玉屋さんが持ってきた丸テーブルはわたしと友達とでちゃんと元の位置に戻しました。)

終始楽しそうにライブをする彼らは、本当にキラキラと光ってまぶしいほどだった。
どうしてかわからないけれど、わたしが何も考えず手放しにただ「楽しい」と思えるライブをするのは、考えてみればこの時からWiennersだけだったのかもしれない。

Wiennesと出会って約7年。活動休止やメンバーチェンジもあった。
活動休止中、ずっと待ち続けて、復活後つくばロックフェスでのライブを観たときには泣いちゃうかも、と思ったのだけれど、泣いていたのは一緒に行った友達で、わたしは満点笑顔、全力で「楽しい」時間を過ごした。

ツアーで新潟に来るときは一人でも必ず行ったし、東京までワンマンライブを観に行ったこともあった。毎回毎回、ただ「楽しい」と思える幸せな時間をくれるWienners。どうしてこんなにも楽しいんだろう、どうして体が勝手に動いてしまうんだろう、不思議だな、となんとなくずっと疑問に思っていた。
 
 

「我々は音楽を手段として何かを伝えたいわけではなく、音楽そのものが目的であって伝えたいものなのです。」

2017年、2月。冬のBAYCAMPで玉屋さんが言った言葉。
あぁなるほど、そういうことだったのか。
わたしがWiennersだけは手放しでただただ楽しくなれる理由がこの言葉の中に見つかった気がしたのだ。
音楽そのものが目的で、伝えたいこと。
そして、音楽を心の底から愛し、楽しんでいる。
だからWiennersのライブは「楽しい」のだ。
そこに集まるひとがみんな、Wiennersの音楽に魅了される。
楽しくてつい踊ってしまいたくなる。それはもう魔法のよう。
フロアもステージも全部まるごと「楽しい」空間が出来上がる。
やっぱりやっている本人たちが楽しんでなくちゃ、お客さんが心から楽しいと思える空間は作れないんじゃないかな、とわたしは思っている。
だから、Wiennersはすごい。終始ライブを楽しんで、笑顔で演奏している。
音楽を純粋に楽しんで、キラキラしている、その「キラキラ」こそがWiennersの魅力なのかもしれない。

わたしはきっとこれからも、Wiennersのライブに行ってはそのキラキラの魔法にかかるのだろう。

楽しい!と心の底から思える、そういう音楽と出会えたわたしは本当に幸せ者だ。
そのキラキラの魔法で、世界がちょっとだけハッピーになったらいいな。

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