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さあ、アナザーモーニングだ!

the pillows 結成30周年を祝して

私がピロウズの音楽に出会ったのは、2004年9月16日に発売された、ピロウズのトリビュートアルバム「シンクロナイズド・ロッカーズ」に収録されている、BUMP OF CHICKENのハイブリッド レインボウを耳にして、原曲も聴いてみたいと思ってからである。
BUMPのカバーは、私自身大好きなバンドでもあって、すぐにBUMPのサウンドの心地よさに魅了された。これに対し原曲のピロウズは、ゴリゴリのギターサウンドで、BUMPのサウンドとは違う、壁をどこまでも撃ち抜いていくようなそのサウンドは、私の心を掴んで放そうとはしなかった。タイトルにあげたアナザーモーニングという曲も、私の心を鷲掴みにした曲の1つである。

ピロウズが結成されたのは1989年で、私はまだ生まれておらず、生まれた頃にはもう、ストレンジ カメレオンやPlease Mr.Lostmanなどが既に世に出ていた。
そんな私が、なぜタイトルにアナザーモーニングというピロウズの曲をあげたのかというと、ピロウズの多くの曲の中で、一番大好きで、一番私を奮い起たせてくれるからである。

私の音楽の趣味は、日本のロックバンドが大好きな母親の影響を受けており、アナザーモーニングに出会うのも、時間はかからなかった。

「どんなに寂しくても誰も迎えに来ないよ
迷子の知らせ アナウンスはかからない
扉の向こうには約束なんてない
でも行こう 生まれ変わる朝が来た」(アナザーモーニング)

30周年といえば、バンドにおいてはかなり長寿であり、いいことも悪いことも全て背負って今年、30周年を迎えるピロウズのことを考えると、このアナザーモーニングという曲は、1番彼らのバンドとしての意思を、そして彼らのロックンロールを現している曲だと言える。
どんなに寂しくて、声を張り上げても、誰も迎えに来ないし、アナウンスさえもかからない。次の扉を開けたって、未来が約束されているわけでもない。「でも」行こう。扉を開けよう。生まれ変わる朝が来るのだ。
あぁ、なんてロックンロールなんだ。「でも行こう」このサビにおけるこの歌詞が、堪らなくて仕方がないのである。

「今日は新しい僕の誕生日なんだ
記念写真を撮り直すからおいでよ
素敵な思い出を映す ロウソクは
消さないで 生まれ変わる朝が来た」(アナザーモーニング)

あぁ、ピロウズ、すごいなぁ。彼らは、彼らのバンド生活において、良いことや悪いことという「素敵な思い出」を映し出しているロウソクを、消さずに、灯したままで、次の扉を進もうというのだ。
嫌な思い出なんて、すぐ捨てていきたいものだ。思い出しては布団被ってうずくまって嫌な思いをするのなんて誰だって嫌だろう。
だけど、今自分の目の前に見えている景色が見えているのは、そういう「素敵な思い出」をすべて背負って来たからである。

今私は、難関国家試験を受けようと勉学に励んでいる学生であり、ピロウズの年齢よりも若い。私としては、こうあったらいいなというビジョンはあるが、これからその景色が見えるとは限らないし、これまでも様々な壁にあたり、見ようとしてた景色だ見えていたわけでもない。
だけど、すべて背負って次の扉を進もうと思う。さすれば生まれ変わる朝が来るのだ。アナザーモーニングなのだ。

これからピロウズがどうなっていくのかは、想像に難い。しかし、私がピロウズを大好きなことに変わりはないし、これからもピロウズの音楽と共に、人生を歩んでいきたい。ピロウズのロックンロールは、私の心に住み着いているのである。

最後に、ピロウズ結成30周年、おめでとう!
the pillows、さあ、アナザーモーニングだ!
 
 
 

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