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ブルーハーツを超えるであろう新人バンド

〜nee / 歩く花 に寄せて〜

皆様nee(ニー)というバンドを知っているだろうか?
編成は、男性マッシュボーカルに、ボブ女子ベース、スキンヘッド男子ドラムに、凄腕サポートギターである。
見た目から面白いと僕は思った。騒々しいゴチャゴチャ感。
それもそうのはず、彼らは出会い系やライブハウスのナンパなどで集まったイマドキの異色バンド集団なのだから。僕はそんな彼らの曲には僕はハマった。

彼らのこの曲を聴いた時、すげぇと、ただただ驚嘆した。
癖になるようなキャッチーかつ流れるようなメロディーに、次々と曲が展開されるさま、そしてギターの主メロに関与しない程度のちょうど良いやかましさ。
四つ打ちロックブームが少し去った所でのこの一撃。
あえて名前を出すのであれば、KEYTALKの【MABOROSHI SUMMER】を聴いた時と似た感情を抱いた。一曲で三曲聴けるじゃん的な。

そして、感情の起伏を曲で表現するのが上手い。
【君の汚泥も ・愛してたんだ ・なのに空の青は僕に ・気づかないまま ・嗚呼 ・消えてしまった】
【君を歌って君を歌って ・愛の言葉は不細工に ・踞るまま ・嗚呼 ・頼りがないや ・ ・】【夜の阿吽と花の香りを ・結局歩き疲れたのは ・君の方だ ・嗚呼 ・見えなくなった ・ ・僕ら】
どこかセンチメンタルさを感じるキャッチーなメロディーに、情景が浮かぶこの歌詞はぴったりだ。
キャッチーなメロディーと情緒あふれる歌詞の両立は難しいと思う。だが出来た時は、とんでもない曲の力になる。それがこの曲だ。

それに最後のたたみかけは凄まじい。
【「あんたとならお腹に ・子供が宿っても」 ・「いいかな、いいかな」 ・君は馬鹿だ ・ ・出来過ぎた世界の片隅で ・君とパジャマのまま座ってた ・「あんたのお腹に命が宿っても」 ・「いいかな、いいよな」 ・僕も馬鹿だ】
本当にバカで愛おしい曲だ。最後のリズミカルな楽器隊が歌詞の勢いの良さを現している。バンドマンが夢を見ること、そしてその上で世の中との価値観が近い事、僕はそれがスターになる為には大事な要素だと僕は考えている。

しかもライブでは、ボーカルがイケているクレイジーなパフォ—マンスをするらしい。2月末の公演は見に行きたいと思う。

最後にこのバンド名は、KneeのKをとってneeになったらしい。
なので皆さんも是非怖いもの見たさに一度【膝】を見て欲しい。
彼らの【歩く花】がブルーハーツの【歩く花】を超えたかジャッジするのはあなた次第なのだから。

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