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新たな病気の発覚にあった音楽と絵馬に書いた夢が叶った日

POP VIRUSに感染した親子が星野源のライブでこの目で見てきたもの

2018年4月に
『病気をきっかけに広がり繋がった音楽と親子 私達親子にとって星野源とContinuesの意味するものとは』
を投稿し掲載していただき、多くの反響がありました。
たくさんの方に読んでいただき、皆様ありがとうございました。
 

今回、その後の私達について書こうと思います。
 
 
 
 
 
 

小学生3年生になった息子は相変わらずで、学校には嫌々行き、泣きながら帰ってくることもある。
けど学校から解放されると好きな電車や星野源にどっぷりと浸っている。
星野源がテレビや雑誌などで着ていた服や靴と似ているものを選んで買っては休みの日に着て、CMなどで星野源を見かけると「キャー」と声を出して女子か!っとツッコミたくなるくらい乙女のように釘付けになって見ている。
発売されてCDも聞き倒している。隠れて逃げ恥やコウノドリ、MVも見ているのを私は知っている。
 
 
 

2018年秋
たまたま行った金閣寺で絵馬にお願い事を書くことになった。
息子には好きなことを書いても良いと伝えたところ、息子が書いた願い事は…….

「星野源のライブに行けますように」

これがうちの息子の願い事であった。
 
 

その後、すぐに
星野源5thアルバム『POP VIRUS』が
12月19日(水)リリースと発表された。

息子に伝え、即予約した。
 

そして続々と収録曲が発表されていく。
 
 

そして、私にも新たな病気が発覚する。
【関節リウマチ】

ちょうど表題曲の⌜Pop Virus⌟がオンエアされた時に発覚した。

以前、⌜恋⌟が流行っていたころに私はインフルエンザになり、元々軽度の難聴だったのが悪化した。難聴はその後も変化はない。

そして今回の病気。自分でおかしいと思い、自覚しての検査で確定しただけに覚悟は出来ていたけれど、やはりショックだった。

その時に星野源のオールナイトニッポンで聴いたのが⌜Pop Virus⌟
私には心に深く突き刺さった。
彼からみたこの曲の意味は音楽。私は治療のために2人目の妊娠を諦めることを通達された。そのための色々な意味が思いがこの曲には含まれていた。
何度もリピートしては聴いて涙した。

その時点で私はこの曲の感染者になっていたと思う。

たまに兄弟が欲しいという息子の夢は叶えてあげられず、病気発覚後にいつものように息子にせがまれた時に息子の病気のことを説明した。息子も私の母が同じ病気やからある程度の理解はしていた。けど、息子は泣いていた。そして私も息子と一緒に泣いた。
 

でも、病気が新たに増えても日々の生活に苦労が1つ増えても星野源という人の曲は私達親子に寄り添ってくれた。
時には車で大音量で聴いて2人で熱唱しストレス発散し、カラオケに行ってはずっと星野源の曲縛りで歌い込み、星野源の曲が日々の生活の中にあることには変わりなかった。
 
 
 

そして、乗り越えかけてきた時、
息子の金閣寺での願い事は叶う・・・
 
 

アルバム発売2日前・・・
フラゲ前日の夜・・・

2018年12月17日

『LIVE in JAPAN 2018 星野源×マーク・ロンソン』
一夜限りのダブル・ヘッドライナー・ショー

今度こそ、本当に小学3年生の息子と一緒に星野源のライブを見に行くことが出来た。

Continuesでは叶わなかった夢が叶ったんや。

残念ながら私の力ではチケットを手にすることが出来なかった。つくづく自分の運のなさに凹む。
けれど、友達の協力を経て夢の実現が出来た。
本当に友達には感謝しかない。

当日までの息子はそわそわしていた。
そわそわしているのはわかっていたけど、何故そわそわしていたのか、心の中でどう思っていたのかは当の本人しかわからん。

Continuesのツアーグッズをリメイクしたリュックを背負い、彼がテレビで着ていた服装と似たパーカーで千葉、幕張へと足を運んだ。

そして会場入りをした息子は、会場で買ったアイデアTシャツに着替えてテンションが少し上がっていた。
そして始まる前に高鳴る鼓動と緊張があったのか普段トイレに行く回数が少ない息子が、その日は開演前にトイレに駆け込んでいた。

そしてついに始まった。
マーク・ロンソンの音楽は私が車でたまに聴いていたことがあり、息子は馴染みのあるところはリズムに乗ってとマイペースぶりを、発揮していた。
私は隣でこれが終わるとどうなるのかドキドキしていた。

約1時間のマーク・ロンソンが終わった後、また急いで息子はトイレに駆け込んでいた。
それには驚いた。
本人曰くかなり緊張していたらしい。

そんな息子の様子はこの方8年間一緒にいて見たことがなくて初めての出来事やった。
 
 

そしてついにあの泣いてまで行きたくて本人宛てに手紙まで書き、夢にまで見た星野源のライブ。
 

星野源の登場で会場もさらに凄い盛り上がりで、横をみると息子は放心状態。席が後ろだったためにステージにいる彼は枝豆の粒くらいやけど、息子はまるで神様でも見ているような、本当に星野源は存在したとでも言わんばかりの表情をしていた。そしてじっとステージの彼を見つめていた。すると息子の目からすーっと涙が零れ落ちた。会いたくて仕方なかった人が今、目の前に同じ空間、同じ場所にいることに息子は感極まっていたんやろう。
落ち着いてくると周囲を見回しながら、今、自分がどうすれば良いのか戸惑っていた。けれど遠くでも見られるように家から持参したオペラグラスは使わずにほぼ肉眼で彼をじっと見つめていた。

⌜アイデア⌟が流れ始めると息子は頬が緩み声を出して歌っていた。その顔はとても印象深かった。

ライブ終了後の客だしBGMで⌜Pop Virus」が流れ客席みんなで合唱になった。
当然、息子も私も歌っていた。
すると星野源、本人が驚いて引き上げ前に少し歌ってくれた。これはその後の星野源のオールナイトニッポンでも彼は話をしていた。
会場中が熱唱し本人が歌ったことはみんなが驚いたが息子も顔つきが変わりライブが終わっても少し歌っていた。

息子にとって最高の夜になったようやった。
 
 

そして、ライブ終了後、憧れの星野源のライブをみた息子に感想を聞いたがくわしくは教えてくれんかった。そこが息子らしいところでもある。
 

けど息子の最近のお気に入りに⌜アイデア⌟に加え⌜Pop Virus⌟が加わったのは確かだった。
 
 
 

そして次の日に京都に戻り、アルバム『POP VIRUS』をフラゲして、家で息子と一緒に聴いていた時に私は息子の目標を初めて知った。
 

息子はただ星野源のライブを見たかったのでなく、全国ツアーに参加したかったのだ。
いわゆるContinuesツアーのリベンジも含めて。
もちろん、星野源のライブに行くのも夢やった。
けど息子は自分の手で名前でチケットを取って、星野源のツアーに参戦する、それが目標やったんや。
 
 
 

確かにこの日を迎えるまで少し不思議に思っていた事があった。初めてライブに行けるのに、いつもその先にある
⌜5大ドームツアーPOP VIRUS⌟
のことを口にしていた。
 

なぜならYELLOW PASS。略してイエパス。
星野源のオフィシャルイヤーブック YELLOW MAGAZINEの特典の1つ。うちは毎年、それを私と息子用に2冊買っている。

そのイエパスの先行抽選で私は京セラドーム2日目を息子はナゴヤドーム1日目をなんと当選することが出来た。この時ばかりは息子と飛び上がって喜んだ。
 
 

息子は⌜源さんが当ててくれたんや!⌟と表情はクールに決めながらも心底喜んでいた。
 

そのことが息子の頭にはあったのや。
 
 
 

けど、幕張でのライブ中に
⌜2018年はこのライブだけ⌟
と彼が言っていたことが息子には嬉しかった。
なんせそのライブに自分がいたんやから。
それは息子の中で今も自慢であり、行けたこともかなり満足している。
 

そして星野源の話題になると何かある度に幕張の時な・・・と口にする。
それだけ息子の頭の中に残っている証拠。
完全に幕張でPOP VIRUSに感染した息子。
 
 

そして年も明けてしばらくたったある日、私が仕事が終わり家に帰ると息子が変装していた。
ネットで頼んでおいたツアーグッズが届いたらしく、宅配を受け取り箱を開けて・・・全て身にまとっていたのだ。

・ツアーTシャツ
・キャップ
・タオル

この姿で頭を抱えながら学校の宿題をしていたのである。
思わずフリーズした、私。
驚きすぎて写メすら撮り忘れた。

とりあえず、息子の分だけとネットで先に買っていたけれど唯一キャップ好きの私用に買ったPOP VIRUS帽まで取られてしまったのは誤算やった。
 

その後は部屋に3点セットがハンガーにかけられツアー当日まで飾られていた。
 
 
 
 

少し時は経ち
ついに迎えた…….
 
 
 

星野源、初の5大ドームツアー
“星野源 DOME TOUR 2019 『POP VIRUS』“
 

2019年2月3日 京セラドーム大阪

幕張と同じくContinuesのリメイクリュックにタオルを入れて背負い、ネットで購入しておいたあのセットに新しく親子お揃いで買ったオールスターの赤色ハイカットのスニーカーで京セラドームに来た。
京セラドームはプロ野球の観戦でよく来るので息子にとってはお手の物。あそこにあれがあって、トイレはここでと慣れている。
でも、なんせ息子は早く入場したくてうずうずしていた。
 

紙チケットが届いてから何度も何度も自分の名前を確かめて嬉しそうにしていた息子。
入場口で自分の名前の入ったチケットと身分証明書を係員に見せる姿は本当に楽しみにしててワクワクしているとしか言い様のない姿やった。

今回はヘッドライナーショーより近いアリーナで肉眼でもはっきりとステージまで見ることができた。

ここでもやはり息子は緊張していたのか、幕張と同様に席に着くなりトイレに駆け込んでいた。あと異常に水を口していた。
 

そしてライブが始まるとじっとステージに立つ彼を眺めていた。そして目から自然と涙を拭い、手で拭いて見ていた。
「何でか涙が出るねん」そう言いながらしばらく涙を拭っていた。

私は純粋に子供が本当に星野源が好きなんやと改めて感じ取ることが出来た。

そして時間が経つにつれて息子にも少しずつ緊張が取れて余裕が出てきた。歌ったり踊ったりと幕張では見られなかった息子の姿が現れてきた。

彼がこちらを向くと照れくさそうに手を振ったり、彼がステージから会場を見渡すと同じように会場を見渡していた。
余裕の出てきた息子は、普段の野球観戦で見に来る時との違いや今、自分がいるのが普段は見ているグランドにいるということで少し不思議な感覚なのかキョロキョロとしていた。
私は余裕が出てきたのだと安心した。

恥ずかしくて彼の名前を呼ぶことは出来なかったけど幕張と違い息子のペースで見れてることに嬉しかった。

子供が会場のみんなと同じように歌って楽しそうに踊る姿に私は涙しそうになった。

もちろん、私も彼をみて泣いた。
何度目だろうか。
Continuesツアーの時は子供と一緒に見られなかったという思いが一番強く、彼をみて泣いていた。
あの時の私は正直、子連れの人を見るのが嫌やった。何でうちは見れんの?って。
息子にこの姿を見せてやらりたかった、と。
 

でも今回は子供が本当に好きな人をみて泣いて、歌って踊って楽しんでいる姿に泣いてしまった。
本当に彼に感謝という気持ちで。
 
 

息子がツアーにこだわっていたことがわかったような気がした。ほんまにあの幕張とは違う感覚で見ていた。
 

もちろん、どちらも最高のライブにはかわりない。
 

終演後、近くの席でみていた方から息子が純粋に楽しそうにしている姿を見てもらってたみたいで「楽しんでるところが良かった。こっちもすごく楽しめた。」と声をかけて下さってお菓子までいただいた。
私も息子も驚きしかなくて簡単にお礼を言うことしか出来んかった。そこを少し後悔はしている。

けどほんまに息子が星野源が好きだということが周囲にダダ漏れだったんやと思う。
 
 
 
 

そして余韻も冷めやらぬ2週間後…
 
 
 

2019年2月16日 ナゴヤドーム

ナゴヤドームに来ることすら初めてで、10時過ぎに名古屋駅に着き、ホテルのチェックインの時間まで1度ナゴヤドームへ行って様子をみてから名古屋駅に戻ってチェックインして再びナゴヤドームへ行くことにした。

もちろん、服装は家を出た時からいつもの格好で知っている人なら即わかる、星野源ファン仕様。

初めての名古屋の地下鉄に乗り、電車好きな息子は両方のワクワクを持っていた。乗り換えが上手く出来ずに息子と少し喧嘩しつつもナゴヤドームに無事に到着。けどグッズは凄い行列に驚くもドーム周辺はまだ人は斑で息子のテンションは上がらず、とりあえずパネルで写真だけとって退散した。
 

名古屋駅に戻りホテルのチェックインをしてまた地下鉄に乗ると少し余裕が出て、スムーズについた。けど戻ってくるとちょうど開場したところで急いで息子と列に並んだ。息子も2回目ともなれば慣れた様子で紙チケットと身分証明書を係員に見せて入場し、星野源のCMの麦のくつろぎの会場限定カップを買いに売店に並んだ。

その後、席が気になり早く席に行きたい息子。忙しなく席に向かうと前回より花道が近い席。1回目、2回目、3回目と徐々にステージに近くなっていた。
当然テンションアップ!と思いきや、安心したのか慣れたのか…開演ギリギリまでイスに座りながら眠っていた息子。トイレも1度だけで私はこの余裕ぶりには心の中で驚くわって笑っていた。

逆に私は会場が寒く、その上、麦のくつろぎのカップを私と息子の用のために2杯も買って、それを一気飲みして席に来たためにトイレに何度も走った。
 

でも、息子はライブが始まると寝ていたのが嘘のようにすぐそこにいる星野源、本人に目がキラキラ輝いていた。その目は今まで一番輝いていた。
少し目をうるうるとさせながらも終始、ステージの彼から目を離すことなく、彼がこっちを向こうものなら必死で手を振って彼の目にとまるようにアピールして頑張っていた。

私には、スポットライトに照らされステージに立つ星野源が2次元のものを映し出しているようにみえて、息子からも何かのオーラが出ているような感覚になり、2人が周りと違って見えた。

ステージの彼を見ている息子はまるで好きな女子を見ているような、アイドルを見ているような、見るからに楽しそうで、これまでの2回とはあきらかに様子が違った。
半分は余裕があったんやと思うけど、もう半分は今までよりもさらにはっきりと肉眼でステージの彼を見れることにテンションが上がっていたに違いない。

あのステージの彼に目を輝かせて必死で手を振り、終始盛り上がり、歌い踊っている息子の姿はなんとも言えんくて、私の中でグッときた。
合間に話してくる息子に余裕を感じつつ、あの楽しそうでキラキラ姿はこれまでになかったし、今後もう見られないのではないやろか。

最後の最後まで歌い、踊り、必死で手を振り笑顔でライブを楽しんでいた息子の姿をみれて私は来れて良かったとほんまに心の底から思った。
 

息子は「一瞬目が合った!」と何度も口しては喜んでいた。
 

私は最後、みんなと並び客席にお辞儀する星野源、本人をみながら、届かないがありがとうと何度も何度も彼をみて泣きながら心の中で訴えた。
 
 

今回、ナゴヤドームでかなり近くで星野源を見られたの貴重な体験であり、そんなことは今後二度とないと思うけど、その見ている息子の姿ももう二度と見られない貴重な姿やと思う。
 

私の目には両方が焼き付いている。
 
 
 

今回、近くで星野源、本人をみて
息子に感想を求めたところ、

「かっこよかったし、可愛いかった」

と頬を赤く染めて言っていたのが印象的やった。

目が合ったことは何より息子の思い出!
自慢になった!
 

私達親子にとって素敵な一夜になった。
 
 
 
 

そうして私達親子のPOP VIRUSツアーは終了しました。
 
 
 

この短期間で3度もライブに行けたこと、
星野源に会えたことは最高の思い出となった。
 
 

本当にここまで来るのに色々な人に温かい声をいただき、気にしてもらい、応援してもらい、そして様々な方に協力もしてもらったことがあったから、今回、3度もライブを見ることが出来ました。
 

本当に感謝する方は大勢いて、私達親子は恵まれているなと肌で感じて身に染みております。
 

本当にありがとうございました。
 
 
 

星野源 5大ドームツアー POP VIRUS

私達親子のツアーは終わりましたが、まだまだツアーは続きます。
 

今回も以前の息子のように行けなかった人も多くいると思います。
星野源という人は本当にそんな人を放って行く人ではありません。ちゃんと叶えてくれる人です。

私達はここに来るまで何度も泣きましたが、周囲の協力もあって今に至ります。

これを読んでくださった方にもきっとそんな日が訪れると思います。

だから諦めないで欲しいんです。

彼は待っててくれます。
 
 
 

私達、親子の会話は星野源で繋がっています。
私に新たな病気が発覚した時も彼の曲で乗り越えてきました。きっと私達親子にはなくてはならない人です。
それに息子の年頃になってくると共通の話題と言うのはあまりない中、彼のお陰で話が成り立っています。今回のツアーでの話も一緒に行って同じものをこの目で見たことであれがあーで、こーでと家の中で楽しく話が出来ています。
本当に感謝しかありません。

完全に星野源に感染している親子なんやと思います。でも、感染しているからこそ、星野源、本人に会うことができました。
 
 

私達、親子の星野源の旅はまだまだこれからも続いて行きます。
彼が先を歩く限り、後ろからついて行きます。
 
 
 

これからもずーーっと。。。
 
 
 
 
 
 

Pop Virusの歌詞のように・・・
 
 

刻む 一拍の永遠を

渡す 一粒の永遠を…
 
 
 

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