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小さな1歩を踏み出した夏の日

春が来てぼくら/UNISON SQUARE GARDEN発売1周年を祝して

この文章を書いている今日、2019年3月7日はUNISON SQUARE GARDENの「春が来てぼくら」の発売日から1年というタイミングである。
別れの春、出会いの春という言葉が飛び交うこの季節、何をするにもセンチメンタルな気持ちになるこの季節に、新たな1歩を踏み出す勇気をくれる曲だ。
しかし私がこの曲に出会ったのは発売から2~3ヶ月後、夏の気配が感じられるようになってからだった。

その頃の私は、転職をして、今の仕事を始めてから半年というちょっとした節目を迎えていた。なぜ転職したのかとまわりから何度も問われ、そして、仕事に対してややスランプ気味で、自分が選んだ転職という道に自信をなくしかけていた頃だった。
そんな状況で偶然、UNISON SQUARE GARDENと出会った。出会った経緯は割愛するが、出会ってすぐに春が来てぼくらにたどり着いた。
「ざまみろ、これは僕らの歌だ。」
CDの帯に書かれていた言葉に、文字だけで惹き付けられてしまう力強さを感じられ、気付いたらCDを買っていた。初めて買ったユニゾンのCDだ。

CDを買ってからは何度も何度も再生し、歌詞を何度も読む日々が続いた。
どうしていいか分からない状態ながらの仕事も続く。その状況下で聴く春が来てぼくらの歌詞は、絶対の自信がなくても自分が選んだ道なら進むべきだと思わされる力があった。それでも間違えていたのなら、「また違う色混ぜて また違う未来を作ろう(※)」そう前向きに考えることができた。

春が来てぼくらによって、自信がなかった私も1歩前へ進む。そして夏が終わり、秋が始まった頃、仕事の目標もできた。

季節が巡り、3月。また春がやってくる。
私はこの春、異動が決まっている。この異動は、あの、夏の終わり秋の始まりに立てた目標を達成する形となったのだ。
「間違ってないはずの未来へ向かう(※)」
転職を選んだ私も、自信がなくてどうしていいか分からずにいながらも仕事を続ける道を選んだ私も、決して間違っていなかった。
悩んだ夏も、目標を立てた秋の始まりも、旅立ちの春も、その背景にあった春が来てぼくらも……
「新しいと同じ数これまでの大切が続くように(※)」
全てがこれから先の未来をつくる、決して忘れることの無い人生の宝物となるだろう。

旅立ちの日は刻々と近づいている。どんな未来が待っているのだろうか。楽しみだ。
UNISON SQUARE GARDENの15周年をお祝いしながら……

(※)…全て、春が来てぼくら/UNISON SQUARE GARDENより引用。

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