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2017年5月31日

キリ (38歳)
19
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それでも私は前を向く

ポルノグラフィティ・THE 野党・森男の共通点について割と本気出して考えてみた

何だかご大層なタイトルをつけてしまったせいで、
少しだけ書き出しに悩んでしまった。

唐突だが、私は、ポルノグラフィティ・THE 野党・森男
3組のファンである。
とりわけその中でもファン歴が長いのは、ポルノグラフィティ。
ライヴに行っている回数もおそらく一番多いだろう、数えたことないけれど。

あとの2組はご存知ない方もいると思われるので、
ごく簡単に略歴を記させていただこうと思う。

THE 野党とは、ポルノグラフィティのギタリスト新藤晴一・
湘南乃風のDee-Jay SHOCK EYE・アレンジャーの篤志の3人で
構成されるバンドである。
(詳細は公式サイトがあるので参照のこと。)

森男とは、矢沢永吉・ポルノグラフィティ等数々のアーティストの
ライヴやレコーディングでエレキベースのサポートをしている
スタジオミュージシャンの野崎森男が以前活動していた自身の
ソロプロジェクト「FUZZ-FACTORY」にサポートメンバーを迎えて
昨年2016年4月に名前を変え再始動したソロプロジェクトである。
(こちらは、野崎森男のウィキペディアに詳細な記述がある。)

勘の良い方ならば、ここで1つ目の共通点に気づかれただろう。

そう「3組ともポルノグラフィティつながり」なのである。
(私にとってはだが。)

ジャンルが微妙に違うこの3組をどうして好きになったのか
詳細に書くと、おそらく1万字なんて余裕で超えてしまうので、
ここもかいつまんでダイジェストで書いてみたいと思う。

ポルノグラフィティを好きになったきっかけは、
今から思い返すととても酷い、けれど大切だった20歳の時の恋愛が
終わりを告げた時に、ちょうど『サウダージ』のリリースと重なり、
歌詞がまた当時の私の気持ちと酷似していたので、ハマってしまったのだ。
《私は私と、はぐれる訳にはいかないから いつかまた逢いましょう。
 その日までサヨナラ恋心よ》
今でも冒頭のこの歌詞を聞くと当時を思い出してしまって、
センチメンタルな気分になる。
だけど、同時に教訓にもなるのだ。それは経験した私にしか分からない
けれど、経験しなければ分からないことだってあるのだ。
『ギフト』という曲の歌詞にこういう一節がある。
《信じてみることが甘いかどうかなんてさ 自分の舌で舐めてみなけりゃ
がっつり噛みつかなきゃ分かんない》

この歌詞に背中を押されてファンになったのが、THE 野党である。
最初、ポルノグラフィティの公式サイトで発表された時、
私の正直な気持ちとしては結構複雑だった。
新藤晴一のギターには、岡野昭仁の類まれな歌唱力あってこそだと
信じて疑っていなかったから。

けれども、ここでも頭をガツンと拳で殴られるような歌詞に出会うのだ。
『WHO AM I?』という曲の冒頭だ。
(この曲は全体を引用したいくらいだが、一番衝撃的だった部分のみ引用する)

《WHO AM I? 俺は何だ?? 問い続けたって答えはない
夢はなに?考えもしない 探そうとしなけりゃ 見つからない
あの頃の俺はすべてを諦めてた 何もせぬのに嘆いては「くそくらえ!!」
いつも喚いてた》

まさに『サウダージ』を聞いてポルノグラフィティにどハマリしたときの
私の状況そのものだったのだ。
それからというもの、何かで心折れそうになった時は、
いつもこの曲を聴いている。

 最後の森男だが、これもポルノグラフィティきっかけだ。
元々「FUZZ-FACTORY」の頃からライヴには行きたかったのだが、
知った当時はまだ社会人になったばかりで、
ポルノグラフィティのライヴに行くだけで精一杯だったのだ。
世間の荒波に揉まれ、ようやく少し余裕が出て自由が利くようになった
時にはもう「FUZZ-FACTORY」は活動休止していたのだ。
その当時の後悔もあり、活動再開した時には必ずライヴに行こうと決めていた。
 で、どこでポルノグラフィティがつながってくるのかというと、
2016年2月にポルノグラフィティがFC限定ライヴを行った際に、
ポルノグラフィティのメンバープロデュースのグッズのうちの一つで、
新藤晴一がメインで使っているfender社の黒のテレキャスターと
ほぼ同じスペックのギターが受注生産で販売されたのだが、
大学時代にアコギでFコードが押さえられなくて楽器に挫折した私には
そのエレキギターがとても魅力的に映ったのだが、当時本当に楽器について
ド素人でもあり、やると決めたからには2度と挫折したくない気持ちもあり、
当時一番身近で一般向けに音楽スタジオを借りて講座を開いていた
野崎森男の講座のドアを叩いた。
(ちなみに現在も東京と大阪で不定期に開催されている。
主に東京開催がメインだが、今年は6月17日に大阪の本町付近で開催される。)

結果、そのプロデュースグッズのエレキギターは購入しなかったが、
代わりにエレキベースの魅力に取り憑かれ、翌月の講座の際に
東京の楽器屋で中古のエレキベースを購入し、今も練習している。
(かなり気分屋で飽き性の私が、1年以上もよく続いてるなとは思うが、
どうしても弾きたい曲があるのと、もう少し上達したら
妹の鼻歌をきちんとした曲にしてみたいのだ。)
その日だったかその後の講座だったかで、休止していた
「FUZZ-FACTORY」を復活させると聞いた瞬間、鼓動が早鐘を打った。
 それは単純に嬉しいというのもあったし、私の感情の中で何より勝っていたのは、
「新しいジャンルの音を知れる」事に対しての喜びだったのだ。

 約4ヶ月(これは私が2月に講座に参加してからの換算なので、
関係者の換算とは相違点があるだろう。)の準備期間を経て、
昨年6月上旬2日間にわたって、東京都内某所にて初スタジオライブが行われた。
「FUZZ-FACTORY」を全く知らないでライヴに行ったので、
どう進化したのかを比較することが出来ないのが
とても悔しくなるくらい素敵なライヴだった。

 それからというもの、本当に仕事の都合が付かずに休めない時以外は
月2回の休日出勤と同じく月2回の希望休を駆使し、
ローテーション制の公休日にうまくハマればその時もライヴに行くようになった。
むしろ行き過ぎて母に怒られているのだが、ライヴや講座のチケット代&遠征費等々で、両親・妹に無心したことがないのだ。(母や妹はちょいちょい無心してくるが。)
後ろめたく感じることもないのだが、自分でも少々やりすぎかとは思っている。
メインで行くポルノグラフィティのライブでも、1つのツアーに多くて2回行くのがやっとのところを、森男では1ヶ月に2回行く事もあるからだ。
(かと思えば、制作やベーシストとしての仕事があり、
全くライヴのない月もある。)

長々と書いてしまったが、この3組のもう1つの共通点は、

「ライヴパフォーマンスが凄いのに、MCがそれ以上に面白い時がある」

ポルノグラフィティで言うと、リリースされているライヴDVDにも収録
されているが、2015年に開催された「14th LIVE CIRCUIT THE DICE ARE CAST」
の大阪城ホール公演の時、ポルノグラフィティがまだインディーズ時代に
JRの駅から大阪城ホールへと続く『城天』と呼ばれる場所でライヴをしていた
事を話すときに、自他ともに認める方向音痴の新藤晴一が『城天』の場所を
説明する際に間違うのは分かるのだが、方向音痴ではないと思われる岡野昭仁も間違えたのだ。その掛け合いのようなMCが時には夫婦漫才に例えられるが、18年の長きにわたる信頼関係(デビュー前から換算するともっと長いだろう)がないと、馴染みのお店に通うような空気感は出せない。

それと同じような現象が、森男のライヴでも度々ある。
ギターのサポートメンバーであるabindon boys schoolのSUNAOと
ギター&ヴォーカルの野崎森男は20年近い親交があるそうなのだが、
MCで野崎森男が場を盛り上げようと必死にMCを展開している時や
ライヴの終盤近くでメンバー紹介している時に、
SUNAOが上の空で聞いていないことが偶にあるのだ。
下手すると話を振られた時に、ひとつ前のMCの内容のことを答える事も
あったりする。だから話を聞いていないわけではないのだが、
話を振る方からみると、たまったもんじゃないだろう。
見ているファンは他人事だから笑ってしまうのだが。
ギタリストにはマイペースな人が多いのかもしれない、きっと。
 

THE 野党はメインの湘南乃風だったりポルノグラフィティの
活動が活発なときはライヴが無いので、ここに書き出せる例がなくて
申し訳ない限りなのだが、今年4月にゲスト出演した「STAR★ROCK fes 2017」
の際のMCが、ここに上げる例に一番近かったかと思う。
ゲスト出演なので時間が少なかったが、MC中に珍しく新藤晴一がSHOCK EYEに
MCをやっててくれと振ったのだ。その場は上手く笑い話になったが、ワンマンではあり得なかったパターンだった。

とりとめのない文章になってしまったが、最後の共通点は、

「ライヴに行ったあとの爽快感が格段に違う」

ポルノグラフィティは言うに及ばず、THE 野党も森男もそうなのだ。
アーティスト側が全力投球でライヴパフォーマンスするから、
観客側もそれに応えようとレスポンスを返すから相乗効果が生まれ、
例えライヴ後にヘトヘトになろうとも、そこに後悔は残らないのだ。
(筋肉痛という罰は待っているが。)

この文章を読んでくれた方の中に、ライヴに行くことを迷っている人が
いるなら、時間が合わないとか個人ではどうしようもない理由ではない限り、
ライヴに行ってみて欲しいと願う。
そのための情報は、これだけネットが発達した社会なら検索をかければ
すぐ出てくるのだから。調べることを億劫がってはいけない。
 

人生は一度きりなのだから、損得勘定よりもいかに心豊かに過ごせるかが
鍵だと思うし、前を向いて歩いていくべきだとも思う。

(文中の敬称略)

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