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全て越えて会いにいくよ

愛おしいBUMP OF CHICKENへ、私が強くあるために

出会ったのは、いつだっただろう。
小学五、六年生。そんな気がする。
当時、家の事情で日本で暮らしていなかった私は、YouTubeで彼らを見つけた。
「天体観測」だった。
初印象は正直あまり覚えていないけど、心に残る部分があったのだと思う。

日本に帰ってしばらくは、彼らのことを忘れていた。そもそも音楽を聴いていなかったかもしれない。
思い出したのは、中学二年生のころ。
「Butterflies」というアルバムが、意味もなく暗く辛かった日々から、私を救ってくれた。
流れと勢いで20周年を祝った。そのうちのほとんどを、私は知らないくせに。
引っさげたツアーのチケットも取れ、幸せなことにライブにも行けた。
泣いた。気がする。愛おしすぎて、逆に記憶が無い。

その後はもう、日常に彼らが溢れていた。知らなかった昔の曲も聴きまくった。
2017-18に行われた、ライブツアーにも行かせてもらった。半年の間に、2回も会えた。恵まれすぎじゃあないか。

それから一年と少しの間。数えきれないほどの新しい曲を、彼らは届けてくれた。
ついこの間だって、2年越しに愛おしい曲をくれた。
幸せだ。幸せすぎる。
新しいアルバムが出ると言う。ツアーもやると。
なんて、なんて素晴らしいことだろう。
だけど、私は会いに行けない。

今年、私は高校三年生になった。いわゆる受験生と呼ばれる年。
余裕なんて、あるはずがない。
なんでよりによって今年なのだろうと、発表直後に泣いた。嬉しくて、でも悲しくて、泣いた。
こんなにも愛おしい人たちなのに、こんなにも会いたいのに、応募すら出来ないのが虚しくて仕方がなかった。

本格的に受験生になって1ヶ月が終わろうとしている。会いたい気持ちを抱えて、上手く振り切れず、過ごしていた気がする。
今日、「You were here」を聴いた。

全て越えて会いにいくよ

ここにあったと思った。これでいいのだと。
悲しいのは変わらない。私が会いに行かなくたって、彼らも何も変わらない。
それでも、私は全て越えて、それからもう一度会いに行こうと思った。
夢を叶えて、私が強くあるために。

これは、私の決意である。
今年一年、自分と戦うための決意。
出会ってからいつだって、泣いて、笑う先に彼らはいた。
苦しいときは、彼らの歌を。
嬉しいときも、彼らの歌を。
いつもありがとう、これからもよろしくね。

愛おしいBUMP OF CHICKENへ。

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