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ライクからラヴへ。ラヴからもっとラヴへ。

マカロニえんぴつ、恵比寿リキッドルームワンマン公演ライブレポート

マカロニえんぴつ、「マカロックツアーvol.7 ~ライクからラヴへ、恋の直球ド真ん中ストライク初全国ワンマン篇~」ファイナル、パンパンの恵比寿リキッドルーム。

“もうね、あんたがたのトリコなので”の900人の前で最初に演奏されたのは「トリコになれ」。

つい先日ミュージックビデオが公開されたばかりだが、“「もうね、あんたがたのトリコなので」ってなれ!” “思わず惚れ込んでしまってくれないかな”というすごくストレートな気持ちが込められた歌詞、最後は“ずっと歌えるように これからそうゆう時代になるように ずっと愛してなんて我儘も許されるよ”というどこか暖かさを感じる言葉で締めくくられる。

思わず惚れ込んでしまったマカロニえんぴつのトリコになった私。

彼らのワンマンライブをみるのはその日が初めてだった。

今年度から高校三年生になった私は、今までずっとやってきた軽音楽部をほぼ引退してしまったために、学校に行ってやることといえば教科書を読むだけのような授業を受けることくらい。

無論それが本業なのだから仕方ない。

そしてその後バイトに行く、それでまた次の日になったら学校に行くし、休みの日は午後まで寝ている、そんな生活を送るようになっていた。

本当に「退屈」そのもの、のような毎日。

学校で友達といる時間はすごくすごく楽しくて時間はあっという間、なはずなのにいつも眠る前に思うのは「退屈」。

ただ機械的に過ごすには有り余るほどの時間があるのに、将来の自分を考えるにはどうしても足りないし、だけどそれを考えなければならないから、部活を引退するのだ、皆。

そう考えるとやっぱり時間は足りないなぁとつくづく思う。

あと一年あったら…と思うこともあるけれど、あと一年あったら?になってしまうこともある。

一年前の楽しかったことを思うと本当に昨日のことのようなのに、退屈な一週間はなぜこんなにも長いのかとぼんやりと考えてしまう。

ライブも終盤、そこで演奏されたのが「青春と一瞬」。

“つまらない、くだらない退屈だけを愛し抜け”

MCでVo.Gt.はっとりさんが話していたことも頭によぎった。

「つまらない青春時代を乗り越えてくれた自分、その時の自分に向けた曲でもあるし、どんなにつまらなくてもそれは正義だった。」

行動していないと不安になるのに行動することで自分に不都合なことに直面するのが怖くて、それを毎度乗り越えなくてはならないのが億劫で。

そんな自分の弱い部分から生まれた「退屈」を愛す時間ですら、間違えだらけの正義だと言い張れる、子供ではないけど大人になんて到底なりきれない私達なら。

退屈を愛し抜くこと。

きっとそんなことができるのは17歳の今だけなのだろうと思った。

そして本編最後は「ハートロッカー」。

曲前、メンバーが脱退するときに、「おまえには誰もついてこない」と言われ、そこから箱を埋める音楽ではなく、人に届く音楽を、という意識に変わったと話したはっとりさん。

「届いたかどうかはあなたたちが判断してください。」と言っていたけれど、痛いほど、好きで好きで好きで堪らないマカロニえんぴつの音楽が、確実にこの二時間で私には届いていた。

ライクからラヴへ。ラヴからもっとラヴへ。

死んだように生きていたい貴方が歌うそんな歌が、私の逃げ場になっています。

いつでも大好きな逃げ場を作ってくれてありがとう!

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