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BUMP OF CHICKENが紡ぐ聴き手の記憶

いまを大事に生きる事が未来を支えることを約束してくれる2曲

以下「」内は歌詞、作品タイトル引用
私がBUMP OF CHICKENに出会ったのはアルバム「COSMONAUT」の頃だ。2010年にリリースされているが、きちんと通して聴いたのは、翌年のことだった。何故だったかよく覚えていない。でも「宇宙飛行士への手紙」を聴いた時、一気に惹きこまれ、彼らの作品をひたすらに集め、聴いた。
 

そこから彼らのリリースされる曲たちを追いかけていると、この「宇宙飛行士への手紙」の手紙の送り先=現在で、過去に交わした約束が未来の希望となって守られることを歌っているのが記念撮影なんだと思えて仕方がない。

「宇宙飛行士への手紙」は時の流れにはどうしても逆らえない。過去は変えれない。でも未来なら変えられる。必ず終わりは来るし、終わりがいつかは知ることは絶対出来ない。だからこそ今を全力で生きよう。自分じゃない誰かと共に。そうして作った未来が過去に変わった時、その記憶が自らの背中を押してくれる。そして、また先へ進める。記憶がお守りになる。

そう唄われたこの曲から数年経ち記念撮影を聴いた時、自己解釈だが、まさに「宇宙飛行士への手紙」の未来視点が描かれていると思った。
「ねぇ きっと 迷子のままでも大丈夫 僕らはどこへでもいけると思う 君は知っていた 僕も気付いていた 終わる魔法の中にいた事」の歌詞は、「今もいつか過去になって 取り戻せなくなるから それが未来の 今のうちに ちゃんと取り戻しておきたいから」とリンクする あのとき迷子のようでも、今を大事に懸命に行動し続けていれば現在に繋がる。
「あの時二人で見つめた レンズの向こうの世界へ 投げたんだ 想像じゃない未来に立って 僕だけの昨日が積み重なっても その昨日の下の 変わらない景色の中から ここまで繋がっている」は「そしていつか星になって また一人になるから 笑い合った 過去がずっと 未来まで守ってくれるから」を約束してくれている

私が「宇宙飛行士への手紙」を聴いていた頃、ちょうど学生でとある試験に挑む為に、励んでいる最中で、本当に仲間と呼べる人達に巡り合うことが出来た。今、振り返れば試験より、仲間が出来たことが何より嬉しかった。その経験、自分の記憶がいまの自分に確実につながっていて、今が辛くてもあの時の記憶があれば、もう大丈夫。そう思える記憶がこの2曲を聴くと、蘇ってきて、少し恥ずかしながらも、誇らしく思える

ここまで聴き手の記憶、経験に寄り添い、(聴き手の解釈は違っても)リンクできるぐらい、純粋な思いを、極限までシンプルで凛とした言葉と、選び抜いた音で包める彼らは本当に素晴らしい。私は一生好きでいれる。

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