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信じる、信じ続ける。

The Super Ball が私に教えてくれたこと

私はその時、人を信じる、ということを投げ出しかけていた。

子どもの頃から今までの、いろいろな人との関わりの積み重ねが、そうさせていた。

人ってやっぱりそんなもんか。
表裏なんてあって当たり前。
何が本心で、何が建前なのか。
今、自分の目の前で話す人の言葉を疑うことが、
癖になりかけていた。

いや、むしろ今の時代、ある意味そうあるべきなのかもしれない。

信じられるものなんてないんだ。
いっそ諦めてしまえば楽なんだ。
そう自分に言い聞かせてもみた。

苦しかった。
心の奥底にある何かとの葛藤が、
更に私を追い込んだ。

そんな思いを抱いていた日々の中で、
ある曲を耳にした。

『LOVE みんな人が好きさ 信じ合えるに決まってる』

(The Super Ball  「LOVE」より)

私は聴いた時、耳を疑った。
衝撃だった。
私の人生経験からは、到底発せられない言葉だった。
そんな言葉を歌う彼らは、どんな環境で生きてきたのか…羨ましくも思えた。

あまりにも真っ直ぐで、
“キレイごとだ” そう否定したくもなった。
目を背けたくもなった。

……できなかった。

それは、私が大事なのに見失いかけていた、
心の奥底で願っていたことだ、と気付いたとき、
大粒の涙が溢れた。
どこかで誰かに言ってほしいと願っていた言葉だったんだろうと思う。

『信じ合えるに決まってる』と、

彼らが言い切って歌にしてくれたことに、
彼らと出会えたことに、
彼らが歌ってくれていることに、
本当に心から感謝したい。
そう思った。

The Super Ball の楽曲は、とにかく真っ直ぐだ。
特に、『LOVE』を含む、ライブでしか聴けない音源化されていない曲たちは、誰もが聴きたいと心の中で願いながらも聴けない言葉を、届けてくれる気がする。
その言葉たちは、日常のさまざまな場面で、
そっと寄り添ってくれる。

最近は、かっこいい言い回しで、
どんな意味だろう…と考えさせられる、
そんな歌詞が流行っているように思える。

確かにその流れは、私にも心地よい。
はっきりとは言わないが、何となく伝わる、
白黒はっきりさせない感じに、
安堵を覚えたりもする。
でも、そんな歌詞に共感する自分は、
何かから逃げているようにも思えた。

直球で心に入り込んでくる、
The Super Ball の楽曲の歌詞を、
否定することなく受け止められることは、
自分はまだまだ歪んでいない、
逃げていない、大丈夫だ、
と思わせてくれる。

佐々木陽吾の優しい澄んだ歌声と、

吉田理幹の力強い澄んだ歌声、

2人の奏でるハーモニーは、
心をスッと楽にしてくれる。
2人の人柄がまた、楽曲に滲み出ているからこそかもしれない。

純粋で、熱くて、真っ直ぐだ。

「人の心の支えになりたい」

そう言ってひたむきに頑張る彼らの楽曲が、
これからもっとたくさんの人の支えになることを、
私は願って止まない。

一生懸命に歌を届ける2人の想いは、
同じように何かに一生懸命に頑張っている人達にとっての支えに、きっとなってくれるだろう。
これから新しく届けられる楽曲も、
彼らの熱い想いで溢れているに違いない。

そして私はこの先も、
まだまだ続くであろう葛藤の中でも、
真っ直ぐな彼らの歌を、
真っ直ぐに受け止められる人間でいられるように、
The Super Ball の届けてくれる音楽と、
共に歩んでいけるように頑張ろうと思う。

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