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2017年6月12日

ぴぴこ (27歳)

失敗作からの脱却

RADWIMPSのだいだらぼっちと私の世界

RADWIMPSの”だいだらぼっち”という曲がある。

きっと、
多くの人が1度は襲われたことがあるだろう。
「自分の生きている意味」
「自分の、価値」
「人間関係の難しさ」

この曲を聴いた時の私もまた、そうだった。

「生きている意味がないんじゃないか」と。
この曲を聴いた時の私はまさに
自分を「失敗作」だと、思っていた。

だいだらぼっちの中の彼も、
また、私と似た感情を抱いていたのである。

『僕はもうダメなんだ 神様の失敗作
どこで何を 間違えたんだろう 答え合わせでもしよう』
(RADWIMPS だいだらぼっち 歌詞より)
 

そうだよ。
どこで何を間違えたんだろう。
あの時ああしていれば、
ああ、あそこでこう言ってたら?

いや待てよ、そもそも
生まれる前から間違ってたんじゃないか。
生まれてきたことが…
 

自分の中でぐるぐるとしていた時に

次の歌詞はこうだった。
『でも待ってよ もしかしたら この世界ははじめから
失敗作や でくの坊の 放り込まれたゴミ箱

生きてる間の ほんのちょっとの時間くらい
誰かといればいいんじゃない いいんじゃない』
(RADWIMPS だいだらぼっち 歌詞より)

1度目は、理解が追いつかなかった。
ただ、少しほっとした自分がいた。
何度も聴いているうちに、
「もしかしたら、私だけじゃないかもしれない」
 

あそこで、笑ってるあの子も、
キラキラ輝いているあの人も、
もしかしたら、自分の大好きな父や母でさえも
もしかしたら。
同じことを思っている時があったのかもしれない。
 

私はどんな人なんだろう。
まだ説明出来ない自分がいた。
「自分をまだ説明出来ないくらいじゃあ
失敗作かどうかもまだわからないじゃないか」
 

少し、光が見えた気がした。

『一人ぼっちと一人ぼっちが 集まってできたこの世界
寂しいことなんかない 一人ぼっちなんていないよ

一人ぼっちになんてなれないから』
(RADWIMPS だいだらぼっち 歌詞より)

もしかしたら、
私は、ずっと1人になろうとしていたのかもしれない。
失敗作だと思い込み、
1人の場所を必死に探していたのかもしれない。

でも、この世界では1人にはなれない。
決してそれは、辛い事じゃない。

1人じゃないからこそ、
私を証明してくれる誰かがいる。

失敗作ではないと、
誰かが証明してくれるかもしれない。
 

もしもこの世界で、
自分を失敗作だと悲しむ誰かがいれば
手を差し伸べてみよう。

「ひとりぼっちじゃないよ
私が君の生きる意味を証明しよう」と。

ありがとう野田さん。
あなたの歌で世界が今、キラキラして見える。

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